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GRANADAグラナダといえばアルハンブラ宮殿。ほかにはあまり言うことはない。
全体に寒かったこの旅行を象徴するかのように雨がそぼ降り、太陽の国スペインの中でも特に暑いと言われているアンダルシアも、夏でなきゃ寒いということを実感した。 (特にグラナダは標高が高いので、涼しいのでしょう。)
アルハンブラ宮殿
アルハンブラ宮殿こそは、アンダルシア観光のメインであり、実際、スペインにおけるアラブ建築の最高峰と言える。 ベルサイユなどとは違って、全体に落ち着いたベージュの外観。高さはあまりなく、美しい庭と繊細なアラベスクが特徴だ。イスラム建築物好きの2号にはたまらない。
ツアーは、チケットを買うために並んだりはしないので、いきなり「裁きの門」から入場。 K氏に引率されながら、美しい池のある「天人花のパティオ」へ。さすがに観光客の数がはんぱではなく、写真を撮るのも一苦労である。 しかし、がんばってアラベスクのアップなど撮る。(左写真参照)広すぎて、記憶がいささか曖昧なのだが、王宮一広いといわれる「大使の間」のアラベスクの美しさは見事である。四方の壁から天井まですべてアラベスク彫刻。 この壮麗な彫刻で、外国の謁見者を威圧したに違いない。
更に進んで、ハーレムに突入。ここの中庭は有名な「獅子のパティオ」。羊のような顔の獅子に支えられた噴水がある。(写真右)
蜂の巣状のドーム天井が美しい「二姉妹の間」もハーレムのエリアにあります。最後は、夏の離宮「ヘネラリーフェ庭園」へ。咲き乱れる花と噴水がマッチした実に美しい庭なのだが、この辺りから、だんだん嫌な水滴が・・・。(要するに雨。) 傘をさして足早に通り過ぎたという状況だった。
シエスタ(昼寝)中のグラナダで、あまりに行く所がなく、何の気なしに入ってみた。
ステンドグラスや中央礼拝堂が見所のようだが、目が肥えてしまった女王様一行には今ひとつ印象が薄い。ただ一つ、2号&4号の心を鷲掴みにしてしまったものがあった。 それは一角に展示されていた「ヨハネの首」の彫像である。銀盆に乗せられたヨハネの首は切断面もリアルで(もちろんフルカラー)、ここでもまたスペイン人的悪趣味大爆発が見られたのであった。ツアーの一環で、グラナダに着いた夜に見に行った。バスでアルバイシン地区サクロモンテの丘方面へ行ったのだが、有名な洞窟フラメンコではなく、普通のタブラオ(フラメンコを見せる居酒屋のような店)だった。
まずは、お姉さん3人組が登場。3人ともスペイン的な美人だ。3人一緒のダンス、一人一人のソロと踊ったが、どうもこの3人は前座だったらしい。 続いて「先生」という感じの中年の女性が登場。ヒラヒラドレスではなくパンツとベスト姿だった。全体にカスタネットは使わず、手拍子とタップダンスのような足でとるリズムが特徴的。
特筆すべきは、歌い手(カンテオーラ)のお兄さんの色っぽさ。長髪がこんなに似合う男性も珍しい。踊り手そっちのけで必死に兄さんの写真を撮ろうとする2号だった。(写真右参照)
しかし、朝6時過ぎから活動している身に午後9時開演はつらい。素晴らしい足の動きを見ているうちに、いつの間にやら睡魔が・・・。だが、「先生」の後に登場した男のダンサーに女王様たちの眠気は吹き飛んだ。彼はとても痩せていて、髪の毛もざんばら、仮面ライダーの死神博士のような風体で、赤いライトの中、「ぎゃおう」という叫びをあげつつ狂ったように踊りだしたのだ。すごく怖かった。
しかし、彼はどうやらこのショーの真打だったらしい・・・。死神ダンスの後は、髪をダンディーに撫で付け(写真左参照)、「先生」とペアダンスを踊り、最後に最初の3人娘も交えて全員でダンスを踊り、フラメンコショーは終了した。
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