TOP | Schedule | foods | Transport | Shopping | Hotel | Etc. |
Madrid | Sevilla | Cordoba | Granada | Barcelona |
|
|
|
|
|
マドリッドはスペインの首都である。私のイメージの中では、もっともスペインらしい街という気がする。
天気がいまひとつだったということもあるが、少し暗い印象があるのは、ガイドK氏に「マドリッドは最近大変治安が悪い。」という趣旨の説明をさんざんされたせいかもしれない。
でもとても興味深い街でもある。もしまたスペインに行く機会があったら、マドリッド周辺のみを周ってみたい
スペイン広場
観光1日目、一番最初にバスで連れて行かれた所。
「ドン・キホーテ&サンチョ・パンセ&セルバンテスの像」がある。 しかし、セルバンテスの像は緑のネットがかぶせられ修復中。 (「修復大王」の異名を持つ女王様2号、本領発揮か?) とにかく、写真を撮ってバスに戻る。(所要時間5分)
プラド美術館
ツアーのマドリッド観光における目玉。(入場観光)
ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコなどのスペインが誇る名画が勢揃いしている。ツアーだけに、ガイドのK氏がゴヤ、ベラスケス、エル・グレコの作品を解説してくれた後、自由鑑賞&みやげ購入時間が与えられることとなっていた。 一行はまず、ゴヤの晩年の作品「黒い絵シリーズ」がある部屋に入る。 正直言って陰鬱な絵が多いのだが、K氏はゴヤに相当思い入れがあるらしく、解説が長かった。 (その後のベラスケスの説明も長かったが、ゴヤの絵ほどの情熱は感じられなかった。)
事前知識がなければためになる話だったが、女王様達はガイドブックを隅から隅まで読破していたため、長い説明に途中で飽きてしまい、自主的に迷子になりツアーを離れた。
2号の目当てはヒエロニムス・ボッシュ(エル・ボスコ)の「悦楽の園」だったのだが、修復中だった。(笑)
めげずに、4号目当てのフラ・アンジェリコを見たり、ベラスケスの「女官達」の前で写真を撮ったり(フラッシュを焚かなければ写真撮影可)して、集合場所に行くと、K氏の熱弁で時間が押していたらしく、自由時間が延長されていた。(-"-)
王宮
ツアーの昼食をパスして自力観光。 (日曜日は2:00で閉館のため、昼食を食べていたら間に合わなかったのだ。)
巨大なタペストリー、豪華なシャンデリア、金無垢ライオンの玉座、部屋の端から端まである長いダイニングテーブル等々、さすが王宮というところ。
ときどきミスマッチな中国風の部屋もあり、東洋人にはかなり笑えた。 そして、見学を終えて帰ろうとすると、外は雨になっていた。。。
闘牛観戦
スペインと言えば「闘牛!」というわけで、フリータイムに自力観光。 JTBのオプショナルだと確か\11000也で、非常にぼられている気がしたので。。。 (女王様はお金にはシビアなのです。)
ちょっと怖い地下鉄に乗ってベンタス闘牛場へ行き、安い日向席の券売場に直行した。 おろおろしながらも、前から5列目の席をGET。料金は一人2400pts.(約2200円)。
闘牛シーズンはまだ始まったばかりのため、人の入りは半ば。日向席でも暑さとは無縁だった。 (途中で雨が降ったりして、ほぼNatural Sombra(日陰)状態だった。)外国人観光客らしき姿は少なく、特に東洋人の女4人は珍しかったようで、近くに座っていたおじさんが、本日3人目に登場する闘牛士「ルイス・ミゲル・エンカボ」のブロマイドをくれたりした。 (多分、横目で覗いて「ルイス、ハンサム。」とか囁いていたからだと思うが。)定刻通りに開幕。まずは、本日の出場者全員による場内半周(高いソンブラ席の方にしか来てくれない。 (-"-) に引き続き、競技開始。 闘牛の試合形式は①数人の見習いたちが表ピンク・裏黄色のカポーテという布で牛を誘いながら、動きをチェック ②防御服をつけた馬に乗ってピカドールが槍を刺す×2 ③バンデリジェーロが両手に持ったカラフルな銛を踊るように刺す×3 ④真打ち・マタドールがムレタ(赤い布)でくるりくるりと牛をかわした挙げ句、とどめの剣を頸椎周辺?にぐっさり、という手順である。
闘牛場のモニュメント。牛に刺される闘牛士・・・。 牛の耳を持つルイス・ミゲル・エンカボ 1開催の闘牛で3人の闘牛士が順々に2回出てくるのだが、本日の1人目・ミゲル某は可もなく不可もなくというところ。 2人目のオスカル某はあからさまに不可だった。何度とどめの剣を刺しても牛が倒れないのだ。場内大ブーイング大会。
だが、3人目のルイスは、素人目にもさっきとはレベルが違うことがわかった。 ルイスが、鮮やかなムレタさばきで挑発すると、思いのままに牛が突っかかって来る。そしてその突進をわずかな動きでクルクルとかわす。 連続技が決まると場内からは「オーレ!」の歓声が。やがてルイスは短い時間牛をあしらっただけで、あっさりととどめを刺す構えに入ったが、それも見事に決まって牛は一歩も動けずに地面に崩れ落ちたのだった。
するとその瞬間、場内のオヤジたちは一斉に立ち上がり、手に手に白いハンカチを持って振り始めた。 我々は白いハンカチを用意しなかったことを後悔しつつ、盛大な拍手を送った。 その結果、ルイスは牛の耳(優れた闘牛に対する褒美)をゲットし、雨もやんだ場内を一周してくれた。
あまりの寒さに、第4試合まで見て切り上げて帰ったが、すっかりルイスファンになってしまった女王様一行だった。
TOP Schedule foods Transport Shopping Hotel Etc.