Works of Miriam stockley Adiemus Songs of Sanctuary |→ Vocal |→ Instrumental |→ Remix -- INDEX -- (Remix) Adiemus '98 (DLB-12595/98) (GN5003-2)

2001年当時で2010年発売予定（？）の謎のシングルです。 このシングルの正体については長くなるので別記します。 なお2種類ありますが収録内容は全く同じです。 右の方は背面に非売品であることを示す穴が穿ってありますのでプロモ盤なのかもしれません。 肝心の内容ですが全て「Adiemus（注：曲名）」からのサンプリングでオリジナルの曲の流れをかなり忠実に踏襲しつつシンセサイザーによるアレンジを加えた思ったよりも正統派なアレンジでした。

Proximus with Adiemus

(587 884-2)

イタリアやドイツでは有名なDJであるMauro Picottoがクラブミュージック風にアレンジした曲が6種類収録されているシングルです。 いずれの曲にも「Adiemus（注：曲名）」をサンプリングしたものが用いられています。 当初この声はMiriam Stockleyの声を加工したものだと思っていたが実際は全く別のボーカリストがカヴァーしたものの様です。 サンプリング元については確証はありませんが「Musica De Los Dioses V.1」に収録されたカヴァー曲が用いられた可能性が高いです。 ちなみにMauro PicottoはDeep Forestの「Sweet Lullaby」と同じサンプリング源を使用した曲も発表しています。

Equinox Kayama

(SUN 0062-8)

Equinoxというトランス系アーティストがKayamaをモチーフにしたトランス曲のシングルです。 同じく「トランスアレンジのKayama」であるKayama Remixとは異なりオリジナルのトランス曲がメインでKayamaは曲中の一要素として用いられています。 （その点ではProximus with Adiemusの方が曲のコンセプト的には近いです。） ちなみにKayamaのパートはオリジナルをサンプリングしたものではなくこの曲の為に新規録音されたものの様です。 なお、iTunesでも購入可能です。

Seven Cities

Disc One (HOOJ85CD)	Disc Two (HOOJ85CDX)	2002 Single (LOST018CD)

Solar Stoneによるトランス曲でリミックスバージョンでは「Tintinnabulum」をサンプリング素材として使用しています。 曲自体も「Tintinnabulum」にマッチする爽やかな系統の音を使用しているのでトランス系音楽を聴き慣れない人でも取っ付きのよいサウンドに仕上がっています。 ただし残念ながらこれも入手が難しいです。 トランス系音楽に詳しい人によるとAdiemusはトランス音楽のサンプリング素材として結構使われているものらしく本当にAdiemusを使用しているのか確証の無いものまで含めると結構存在するそうです。 iTunesでも「Disc One」「Disc Two」に収録されている曲は購入可能です。 他にもiTunesにはCD化されていないリミックス曲があります。 ただし「Michel Woods Mix」「Michel Woods Instrumental」「Paris & Sharp Remix」にはTintinnabulumのサンプリングは用いられていません。 「Paris & Sharp Remix」には女声ボーカルは使用されているのですがAdiemusのものである可能性は低そうです。 更にSolar Stone公式サイトには上記にも含まれないリミックス曲が多数あり全部で何種類のリミックス曲があるのか筆者は把握できていません。

Lower East Side "Adiemus"

(PL 390)

イタリアのPALMARES RECORDというレーベルが出しているAdiemusをクラブミュージック風にアレンジした曲が収録されているレコードですが詳細は不明です。（偶然ebayで見つけました） A面には「ADIEMUS ITALIAN STYLE」、B面には「RADIO MIX」「OLD MIX」が収録されています。 アレンジも中々よくてCDが見つからない（存在しない？）のが残念です。 ハイエンドなピュア・オーディオ環境ならばアナログの方が良いんでしょうが。

Sarah Adiemus

スクールランブル サラ・アディエマス (KICA 675)	スクールランブル二学期 ボーカルベスト (MJCD-20090)

スクールランブルという漫画原作の高校を舞台にしたドタバタラブコメアニメの登場人物に「サラ・アディエマス」という人がいてこれらは彼女のテーマソングです。 もちろんKarl Jenkinsは全く関わっていないですが曲は明らかにAdiemusを意識したもので特に「Best Friend」のイントロはMiriam収録の「Forever My Heart」に、「Poka Poka」という曲は「Kayama」にそれぞれそっくりです。 厳密にはAdiemusのカヴァーではありませんが『Adiemusのパロディ』と言えるでしょう。 ちなみにキャラ名は公募との事です。 原作者がAdiemusが好きなのか単に「アディエマス」という響きが気に入ったのか・・・できることなら真相が知りたいです。