Works of Miriam stockley
Adiemus Songs of Sanctuary
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-- INDEX --
(Instrumental)
世紀を越えてcoba
(TOCT-24159)
「世紀を越えて」のサウンドトラック 第2弾・・・のはずですが実際は「cobaのアルバム」のと言った方が良いかもしれません。
(その証拠にサウンドトラック第1弾 は洋楽扱いでしたが今回は邦楽扱いです。)
このアルバムにはcobaがアレンジした「Beyond the Century」のアコーディオンバージョン2曲(「Beyond the Century(As your appetite)」、「Beyond the Century(Have a nice dream)」)が収録されています。
余談ですが筆者は「世紀を越えて」の番組中に「Beyond the Century」のピアノバージョンとサックスバージョンが存在するのを確認していますが何れのアルバムにも収録されていません。
サウンドトラックの第3弾があるのでしょうか?
・・・と思いつつもう何年も経過していますが一向にリリースされる気配がありません。
どうやらピアノバージョンとサックスバージョンは幻の存在となりそうです・・・。
Orgel Relaxing「Whisper」「Heart」
Whisper
(COCX-31320)
Heart
(COCX-31321)
大ヒットコンピレーションアルバムである「feel 」「image」をオルゴール曲にアレンジしたものです。
「feel 」がベースになっている「Whisper」では「Beyond The Century」が、「image」がベースになっている「Heart」ではImagined Oceans の「Palus Nevularum」がそれぞれオルゴール曲にアレンジされています。
他にも「Whisper」には姫神 の「神々の詩」、Enigma の「Return to Innocence」、東儀秀樹 の「New Asia」があります。(もちろん全てオルゴール曲です)
オルゴール曲という事でいずれも全体的に抑え目の曲にアレンジされおりちょっと単調かもしれません。
Universe
(SICC 71)
日本を代表するマリンバ奏者である三村 奈々恵の2ndソロアルバムで「Hymn」をカヴァーしています。
原曲が持つ静謐さを損なうことなく更にヴィブラフォンの幻想的な音とマリンバの暖かみのある音の組み合わせは非常に素晴らしいです。
ただし携帯用スピーカーなど安っぽいスピーカーで聴くとヴィブラフォンの音が割れてしまうのできちんとしたスピーカーかヘッドホンで聴きましょう。(体験済)
ちなみに彼女の1stソロアルバム「Marimba Spiritual」ではEnya の曲をカヴァーしています。
Universe
(SICC 292)
三村 奈々恵の3rdソロアルバムです。
今作では「Beyond The Century」のカヴァーに加えてなんとKarl Jenkinsが書き下ろし曲「River of Gower」を提供しています。
「River of Gower」は2部構成の曲ですが抑え気味の1部から2部へ移行する時の転調が素晴らしく流石Karl Jenkinsだと言える作品に仕上がっています。
またEnya の「Book of Days」をカヴァーしています。
Chillout Classics
(n2k37)
様々なジャンルの曲をシンセでアレンジしたコンピレーションアルバムでAdiemusからは「Adiemus」がシンセのインスト曲でカヴァーされています。
アレンジは無難なもので可も無く不可も無く、と言った感じです。
他にもEnya やMike Oldfieldのカヴァー曲も収録されています。
Hear My Prayer
(DOY CD166)
ユーフォニアム(チューバ系の金管楽器)奏者であるDavid Childsのアルバムで「Hymn」のユーフォニアムソロアレンジ版が収録されています。
ユーフォニアムの暖かみのもつ低音で「Hymn」の持つ新たな魅力を引き出しています。
「Hymn」はMartin Taylorのギターバージョン、Catrin Finchのハープバージョン、三村奈々恵のマリンバ&ヴィブラフォンバージョンもいずれも素晴らしく、楽器のソロアレンジに最も適した曲といえるのではないでしょうか。
ちなみにThe Armed Man の「Benedictus」も収録されています。
また彼は後にThis Land of Ours にも参加しています。
Healing Melodies / α波オルゴール
(OPJ-516)
『ヒーリング系』として有名な曲をオルゴール曲にアレンジされたコンピレーションアルバムで「Beyond The Century」が収録されています。
コンセプトは「Whisper 」と同じですがあちらはシンセによる伴奏も加わっているのに対してこちらは純粋にオルゴール音だけで演奏されています。
他にもEnya 、葉加瀬太郎、Secret Garden、坂本龍一、久石譲などの曲もカヴァーしています。
Romantic Stories on Cello
(COCQ-83736)
日本のチェロ奏者古川展生のアルバムで「賛歌」にてHymnを編曲したものをチェロ・オーボエ・コーラスを用いて演奏しています。
しっとりとしたチェロの音、静謐なオーボエの音、幻想的なコーラスの組み合わせで変化に富んだ魅力的な曲に仕上がっています。
ちなみにオーボエはDeep Forest のEric Mouquetから曲を提供された事がある宮本文昭、コーラスは菅井えり です。
Lourdes Maria
(ES 47.354 CD)
Hafabra Musicという吹奏楽のアルバムシリーズの一つでAdiemusとしてはマイナーな曲である「Cantus Insolitus」が収録されているカヴァーアルバムとしても珍しい作品です。
オリジナルはKarlが絶賛するMiriamの「尋常では無い低音」の魅力を最大限に引き出した隠れた名曲ですがそれを踏まえて考えると低音が弱い気がします。
私は吹奏楽に付いてはあまり知識が無いので的外れな指摘なのかもしれませんが・・・。
Roller Coaster
(ES 47.357 CD)
Lourdes Maria と同じHafabra MusicシリーズのアルバムでこれまたAdiemusではマイナーな「Amate Adea」の吹奏楽ヴァージョンが収録されています。
こちらはオリジナルの寂しさや悲しげな雰囲気を上手く再現しておりこの曲をカヴァーしようと考えた人はなかなか良いセンスをしていると思います。