ここの背景画像は「beautiful」さんからお借りしました。

人生の終わり方   

生物学的に見て、「死」そのものに立派な死とか愚かな死とかはありません。でも、「死」の直前の「生」にはさまざまなドラマがあります。まさに、人生最後、その人の真価を問われるの「ドラマ」というわけです。ここでは、ちょっと不謹慎かもしれませんが、フランス革命を駆け抜けていった人々の最後のドラマを見てみようと思います。
「気品のある死に方を求めるのは日本人だけの美学だ」とよく思われがちですが、とんでもない。フランス革命期の人々は、昔の日本人と同じように従容として気高く死んでいく人が多かったようです。

あ行 アンリオ 国民衛兵司令官。処刑。
エベール「デュシェーヌ親父」誌の発行人。処刑。
か行 カミーユ・デムーラン ジャコバン派。処刑。
さ行 サド侯爵サドの語源となった侯爵。精神病院で病死。
サン・ジュスト 革命の大天使と呼ばれた美貌の青年。処刑。
た行 タビッド 革命の現場を名画に託した画家。
ダントン ジャコバン派。豪放磊落な人気者。処刑。
ディートリッシュ 「ラ・マルセイエーズ」の作曲を依頼した人。処刑。
ド・ローネイ バスチーユ監獄の長官。私刑。
な行 ナポレオン 説明はいりませんね。一応病死。
ネッケル 革命勃発時の大蔵大臣。
は行 バイイ テニスコートの誓いの議長。後のパリ市長。
バブーフ 早すぎた共産主義者。処刑。
フーキエ・タンヴィル 悪名高き革命裁判所の検事。処刑。
ブリエンヌ 旧体制最後の宰相。自殺。
ボーアルネ ジョゼフィーヌの夫。処刑。
ボワギュイヨン 参謀副官。処刑。
ま行 マラー 人民の友。暗殺。
マリア・テレジア マリー・アントワネットの母。病死。
マリー・アントワネット ご存知ベルサイユのばら。処刑。
ミラボー 王室とお金で取引していた議員。都合よく病死。
や行 ヨーゼフ二世オーストリア皇帝。マリー・アントワネットの長兄
ら行 ラボアジエ 化学の時間に登場する人。処刑。
ルイ16世 マリー・アントワネットの心優しき夫。処刑。