ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記
1人1マップノーダメージプレイレポート
MAP1〜8 MAP9〜19 MAP20〜23 MAP24〜30 MAP31〜40 使用ユニット一覧 習得スキル一覧
1.ごあいさつ
まずはレポートを見に来てくれてどうもありがとうございます。このページは「1人1マップノーダメージプレイ」とはどういうものなのかというようなことが書いてあって、1人1マップの部分に関しては、これまでの「1人1マップ」シリーズを見てくれた方は説明が重複するところがあります。なので、その辺は適当に読み飛ばしてください(笑) それからこれまでのと戦闘使用ユニットが全く同じになるマップももちろんありますが、2/3以上は変わっていますし、なにより同じユニットを使っていても、今回はノーダメージなので、まったくやり方が変わってきます。なので、これまでのを読んでくれた方でも、楽しんでもらえると思います。
さて、「1人1マップ」シリーズも、これでついに3回目。初代1人1マッププレイでは、そもそもそんなことが可能なのか?というところからの挑戦となり、続く真・1人1マッププレイでは、闘技場やスキル習得禁止などの条件を加え、より高レベルなものへの挑戦となりました。そして今回は、ノーダメージという、とんでもない条件を追加。初代の時にはとても考えられなかったことですが、人間成長するもんですね(笑)
2.1人1マッププレイとは?
簡単に言ってしまうと、1回使ったユニットは別のマップでは戦闘に参加できない、つまり「1人につき1マップしか戦闘に参加できない」というものです。「すべてのマップを1人でクリアする」というものではないのでご注意ください。というか、そんなの絶対無理です(笑)
では、戦闘に参加するというのはどういうことかというと、基本的には経験値が入る行動のことを言います。具体的には「敵を攻撃する」「攻撃を受ける」「杖を使う」「踊る」「歌う」といったものがあります。なので、リーリエとか出撃させてる場合はボタン連打しないように気をつけないといけません(笑)
また、経験値が入らない行動でもこれらと同じような行為、例えば守備力が高くて敵が攻撃してこないユニットで道を塞ぐといった行為は戦闘に参加しているものとみなし、もちろん増援の出現ポイントを抑えるなんてのは論外です。あと一応「ワープ」スキルの使用も戦闘に参加していることにします。それからネウロン化は戦闘使用ユニット時でも禁止。つまり、カトリはMAP8のイベント以外では絶対にネウロンになることはできません。また、攻撃をしなくても、武器を装備することにより敵の行動パターンに影響を及ぼすのも禁止なので、基本的に戦闘使用ユニット以外は武器なしで行動することになります。
ただし例外として、自分で動かせない、いわゆる友軍扱いのユニットは戦闘参加可能で、例えばMAP1ではケイトが必ず攻撃を受けてしまいますが、このときは友軍状態なのでなかったものとし、MAP1でこの後戦闘に参加しなければ、MAP1における戦闘使用ユニットとはみなさず、他のマップで使うことが可能です。またMAP8のカトリのネウロン化はプレイヤーが操作して起こるものではなく、しかもネウロン時は友軍扱いとなっているため、このとき敵を攻撃しているのは友軍とみなし、その後何もしなければ、MAP8ではカトリは戦闘参加ユニットには含めないものとします。
さらにMAP36のミュースについてもラキスはミュースにしか攻撃してこないという特性を持っており、しかもどちらも絶対ダメージを食らわず、経験値も入りません。よってミュースは自軍扱いにはなっているものの、経験値も入らず、友軍のような意味合いが強いです。なので、ここでは敵の進路を塞がず、また自分からは攻撃をしかけないという条件のもとで、ラキスからミュースが攻撃を食らうことに関しては「エンテの使用」とはカウントしないことにします。
また細かいことなのですが、このゲームでは味方と敵を合わせた全ユニット数に上限が存在するため、召喚や増援などによってユニットオーバーして、出てこれないことがあります。これ自体は別に問題ないのですが、当然ながらこちらのユニットが増えるほど、敵のユニット上限は少なくなります。なので、戦闘使用ユニット以外を出すことによって敵がリミットで出てこれなくなった場合、それはそのユニットが、本来出てくるはずだった敵を1人倒しているのと同じことになります。なので、このような場合、絶対出さなきゃいけない、いわゆる☆つきユニットと、戦闘使用ユニット以外は出してはいけないということになります。具体的に言うとMAP34などがそれに該当します。ただし例外として、特定のユニットによって仲間を加えられる場合は許可します。例えばMAP34のミンツなどは戦闘使用ユニットでなくても出してよいということです。この辺はちょっと複雑ですが、これはきちんとしておかないと知らずにルール違反してることになるので、詳しく書いておきました。
3.では、戦闘使用ユニット以外は何ができるのか?
☆支援効果の授与
ただし、支援役が攻撃されないように気をつけないといけません。
☆話すコマンドの使用
同じく、話しかけた後に攻撃されないようにしないといけません。
☆アイテムの交換
盾をうまく交換したり、武器を持ち替えさせたりします。
☆アイテムの使用
あらかじめクラスチェンジアイテムやパラメータアップアイテムなどを使うことがあります。
☆記憶の杖の使用
もちろん他の杖は使用不可なのですが、☆記憶の杖は経験値が入らないため、アイテムと同じようなものとして、戦闘使用ユニット以外でも使用可としました。ただし、セーブした後そのまま進めると杖熟練度がついてしまい、こうなると戦闘使用マップの前に成長しているということで、ルール違反になってしまいます。なので、記憶の杖でセーブした後は、必ず一度リセットして、ロードし直さないといけません。こうすれば、熟練度は入らないので。
☆民家の訪問
ただし、敵に民家を狙いに来る盗賊や馬賊がいる、もしくは増援で登場する場合は、戦闘参加ユニット以外は民家を訪れてはいけません。
☆カギあけ
こちらも民家訪問と同様に敵に宝箱を狙いに来る盗賊がいる、もしくは増援で登場する場合はダメですが、明らかに盗賊が宝箱まで届かない場合、例えば制圧逃げなどはOKとします。
☆仲間とのイベント戦闘
ジュリアVSヴェガなどのことです。
☆アースクエイクを食らう(笑)
これは戦闘参加ユニットも食らうことに変わりはないし、経験値も入らないのでOKとします。ただし、戦闘使用ユニット以外もノーダメージでなければならないので、食らうこと自体が危険です。
☆その他
当たり前ですが、移動や制圧はもちろんOKです(笑)
だいたいこんな感じですね。基本的には支援効果とアイテム交換が中心になるんですが、うまく使わないと攻撃を受けてリセットというようなハメになるため、なかなか難しいところです。以上が「1人1マップ」のルールとなります。
4.ノーダメージへの挑戦
さて、今回はさらにノーダメージが条件になっています。ノーダメージというのは、何があってもダメージを受けちゃいけないということで、沼の地形スリップダメージとかもダメです。言うまでもありませんが、これは非常に厳しいです。どの辺がきついかについては、後述します。
5.追加禁止条件〜おまもり、召喚、シーフソード、やましい心
一応ここまでで「1人1マップノーダメージ」としては成り立っているのですが、ここではさらに追加で禁止事項を設けようと思います。それが上記の4つです。まず「おまもり」については、これまでの1人1マップではおまもりに頼って強行突破するシーンが多かったので、せっかくなので今回は封印してみようかなと。続いて「召喚」は、召喚したモンスターが勝手に突っ込んで、ダメージを受けてしまうからです。召喚モンスターは友軍扱いになってるのでいいような気もしますが、あまり気分がよくないので禁止条件に。「シーフソード」と「やましい心」については、ゲームバランスを大きく崩し、かつ盗賊系ユニットの特性を壊してしまって、1人1マップのコンセプトからしてもふさわしくないので、使用不可としました。あと、パラメータアップアイテムについては使用可ですが、ランダム宝箱から取ったものは不可とします。
ここで、今回の追加禁止条件は上記のみなのですが、これはつまり「真」で追加した禁止条件のうち解除しているものがあるということです。なので「真」をご覧になった方はこんがらがってしまうかと思うので、「真」で追加した禁止条件のうち、今回は許可されているものを列挙していこうと思います。解除されたのは「戦闘使用ユニット以外の☆記憶の杖使用」「アイテムや訓練所でのスキル習得」「パラメータアップアイテムの使用」「闘技場と賭博場の使用」の4つです。これらをうまく利用していくことが攻略のポイントになります。
6.さらなる目標〜ベストエンディングへ向けて
さらに、ここでは以下の条件というか、目標を設けたいと思います。
☆全員仲間にする
やっぱり、みんなそろった状態でクリアしたいですから。まあ、そもそも仲間にしないユニットがいたら、そのユニットが使えないぶん不利になるので、戦略的にも当然ですが。
☆ダクリュオン使用禁止
復活するとはいえ、やっぱり誰も死んでほしくないですから。なので、ケイト救出を殺害→復活でやる戦法は使えず、ちゃんと救出しないといけません。
☆民家完全保護
やっぱり民家は全部守っといた方がいいかな、ということで。人々の生活を守ってこその「英雄」ですから。ちなみに保護というのは要は盗賊に壊されなければいいということで、すべて訪問するということではありません。
☆カナンの槍奪取
ジュリアスを☆カナンの槍を使いきらせる前に倒すということです。これは特別な理由はないですが、これまでの1人1マップでも取ったし、ノーダメージとなると、取っといた方がインパクトあるかなぁということで(笑) まあ感覚としては、普通にクリアするだけでなく、隠しボスも倒すような感じかな。DQ5でエスタークを倒すとか、FF5でオメガを倒すとか。そこまで難しくはないですけど(^^;
7.1人1マップノーダメージプレイの難しいところ
☆ユニット数不足
基本にして、最も深刻な問題です。まず、ティアサガで仲間になるユニットは、全部で58人です。一方、戦闘が発生するマップは全部で42あります。これらのマップはもちろん最低1人いなきゃ絶対クリアできないので、余りは16人しかいません。さらにマップ40は5人固定で、さらに11と34と37も2人使わないと絶対クリアできないので、他の38マップに関して、余りユニットは9人しかいないことになります。ということは、最低29マップ、要は全体の2/3は1人でクリアしなければいけないということになります。
☆ユニットの力量不足
次の問題は、ユニットが弱いことにあります。このゲームは1つずつマップを攻略する、章クリア型のものとなっていますが、1つずつクリアしていく中でユニットを育てて、その育ったユニットを使って攻略していくのが基本です。しかし、1人1マップでは「すべてのユニットは1回しか使えない」わけだから、いくら育てても、次以降のマップには出られないわけです。したがって、どのマップにおいても、最初は初期レベルということになります。もちろんそのマップの中で成長させることは可能ですが、あらかじめ強いユニットを作っておき、そのユニットに頼って攻略するということができないため、非常に厳しいです。
☆主人公ユニットが攻撃されたらアウト
リュナンやホームズなど、絶対出さなきゃいけないユニットに関しても、1マップしか使えません。そして、リュナンとホームズに関しては、ガーゼルと戦う使命があるため、自動的にマップ40で決定されます。つまり、マップ39までは一度も攻撃しちゃいけないし、攻撃されてもいけません。これは慎重にやれば特に難しくないように見えますが、厄介なのが魔女。魔女がワープして、これらのユニットに攻撃してきたら、その瞬間リセットというのがきついところです。
☆まとめ
こんな感じで、まとめると「ほとんどのマップを初期レベルのユニット1人でクリアしなければいけない」ということです。しかも、その「初期レベルのユニット」というのも、毎回ロファールとかなら楽勝ですが、アーキス1人とか、エステル1人とか、かなり大変です。さらに今回はノーダメージというとてつもなく厳しい条件がついており、例を挙げると、MAP1はクライス1人で、ノーダメージでクリアしないといけません。ノーダメージじゃなきゃ楽勝ですが、ノーダメージとなると超凶悪です。
8.攻略のポイント
詳しくは本編で書くし、ここで詳しく書く必要はないのですが、一応概略というか、全体を通じての基本戦略のようなものを書いておこうと思います。
☆各マップにつき、そのマップに一番適したユニットを選択する
基本にして、最も重要な戦略です。簡単なマップには弱いユニット、難しいマップには強いユニットをぶつけるというのは当然ですが、ただ一概に戦闘力だけで判断するわけではありません。例えば民家を救出しないといけないマップだったら移動力のある馬系ユニットを使うとか、じっくり構えられるマップだったらアーマー系を使ってみるとか、飛行ユニットが多かったら弓系ユニットが有利だとか、やたら守備力の高い敵が多かったら魔法ユニットがいいとか、いろいろあります。また、今回はノーダメージということで、守備力がいくつあるユニットなら弾けるか、回避がいくつあるユニットなら押し切れそうか、攻撃力がいくつあるユニットなら攻撃を受ける回数を減らせるかというのも重要なパロメータになります。特に、地形次第では攻撃を受ける回数を格段に減らせる飛行ユニットをどこで使うかというのは、重要なポイントです。
☆友軍をうまく利用する
1人1マップでは、友軍は何をやってもいいことになっています。なので、友軍を有効利用することで、戦況を有利に、そしてユニットを節約していきます。
☆記憶の杖をうまく利用する
ノーダメージという厳しい条件がついている以上、途中セーブなしではとてもクリアできません。そこで、使用回数の限られている☆記憶の杖をどこで使っていくかは最重要課題となります。また、初期使用回数だけではとても足りないので、どこで☆リペアの杖を使って修理するかというのも大きなポイント。☆リペアの杖の使用回数のこともありますが、なにより杖を使えて、しかもWLV14を確保できるユニットは少ないです。さらにユニット数がギリギリである以上、杖を修理するためだけに使うというわけにもいかないので、どこなら修理以外でも活躍できるかというのも大きな選択条件になります。
☆特殊武器を有効利用する
攻撃力不足を補うために、序盤で手に入る鉄の必殺武器を利用していきます。また守備力や回避を高めるために、マンゴーシュとシールドソードをうまく使っていきます。間接攻撃ユニットをおびき出す時に、特に有効です。
☆スキルを有効利用する
初期保有スキルもそうなんですが、訓練所で習得できるスキルをうまく利用していきます。例えば魔獣が多いマップを担当するユニットには「破邪」を覚えさせたりとか、辺境マップなら「辺境の戦士」とか、そんな感じです。無料のだけでは全然足りないので、ブラードの有料訓練所を利用することになり、限られたお金の中で、どれを選択するかが重要になります。
☆切り札はパラメータアップアイテム
DEFプラスを使って弾けるようにしたり、POWプラスを使って一撃で倒せるようにしたり、AGIプラスを使って追撃が出るようにしたり、WLVプラスを使って特殊武器を装備できるようにしたりと、さまざまな作戦が考えられます。いずれも1つ使うだけで恐ろしいまでの変化が出たりするので、どこで誰に使うかというのが、非常に重要です。
9.挑戦しようと思った理由
僕はFEシリーズでは「ハーレムロード」という女性ユニットだけでクリアするというのをやっていたんですが、それだと最初はつらいですが成長して、ユニット数が増えていくと普通にやるのと変わらなくなってしまうという問題点がありました。それに、今回はイベントとはいえラストで戦闘に参加させざるを得ないというのがあるし、これをやろうとするとエリシャが仲間にできない(サムソンに経験値が入ってしまうため)ので、ちょっとなぁ…という感じでした。
そんな時にふと思いついたのが、「1人1マッププレイ」でした。このゲームでは普通にプレイしてると半分ぐらいは2軍落ちで、しかも1軍の中でも結局メインで使っているのはほんの一部という状態になってしまいますが、これだと出てくるキャラクター全員をうまく活用しなければならず、ストーリー的にも「全員で勝ち取った平和」という感じがするので、なんかいいなあと思ったのがやろうと思った理由です。また上記の概略でも書きましたが「どこで誰を使うのか」という戦略を考えるのが非常におもしろいです。
で、これに「ノーダメージ」を加えようと思った理由なんですが、これはやはりMS-06さんの「ノーセーブノーダメージクリア」に影響を受けたというのが大きいです。あのレポートを見てすごい…と思いながらも、もし1人1マップでこれをやったらどうなるかな?という考えが湧いてきて、いろいろ考えてみたら厳しいながらもクリアできそうな感じがしたので、挑戦してみることにしました。「真」はなんだかんだ言っておまもりは使いまくりだったし、終わってみるといまいちインパクトに欠けたような感がありましたが、「真」のクリアから半年以上たった今でもティアサガ関連のページから来てくれる方がたくさんいらっしゃる ようなので、「1人1マップ」シリーズの集大成として、やってみることにしました。なお、言うまでもありませんがノーセーブではありません。ていうか、そんなの一生かかっても無理です(笑)
今回は強引に回避して突破するシーンなどが多数見られ、どうしてもリセット&ロードの単純作業が多くなり、非常にたるいことも多いですが、単純作業だからこそチャットしながらとかでもできたりするので、そういう時間を有効に利用してやってました。というか、最後の方はほとんどチャット中しかやってなかったり(^^;
10.参考文献
今回のプレイを行うにあたって、MS-06さんの「ノーセーブノーダメージクリアレポート」と、teraraさんの「真・1人1マップ+おまもり禁止プレイレポート」に記載されている戦略を使っている場面がありますので、ここでお礼を申し上げます。
11.レポートについて
このページのフォントサイズは基本的に10ポイントになっているので、小さくて疲れるという方はブラウザの設定で変えてみてください。あと、どのマップで誰を使うかは一応決めてありますが、途中で変わるかもしれないし、マップをクリアするまで公表はしないことにします。また、レポートの特殊な表記などについてはレポート内で随時解説していきたいと思います。あと上のメニューにある使用ユニット一覧を見てもらえると、戦闘使用ユニットや記憶の杖の使用回数などが一覧表になっているので、まとめとしてごらんください。さらに習得スキル一覧の項には、訓練所で習得したスキルをまとめてありますので、こちらもどうぞ。
ではでは、ここからいよいよ本文です。あっと驚くような人選・戦術もあると思うので、ぜひ読んでいってもらえるとうれしいです(^^) ただネタバレがガンガン出てきますので、そこは十分お気をつけください。