ナイアガラ・ニューヨーク&ロサンゼルス(2000)
母ちゃん、妹・有ちゃんと3人で行って参りました。
個人手配もちょっと考えたんだけれど、結局JTBさんにお願いしてしまいました。
ナイアガラ→ニューヨーク→ロサンゼルスというコース。
母ちゃんは初めての海外旅行ということで、いろいろと習慣や食事の違いなど、
ちょっと心配しておりましたが、どうなりますことやら。
日程:2000年6月22日から6月29日までの6泊8日
利用航空会社:ノースウェスト航空
利用ホテル:オールド・ストーン・イン(ナイアガラ)
ホリデーイン・ミッドタウン・57thストリート(ニューヨーク)
ミヤコイン・アンド・スパ(ロサンゼルス)
6/22 6/23 6/24 6/25 6/26 6/27 6/28,29
6月22日(木) 成田→デトロイト→トロント→ナイアガラ
上野12:10発のスカイライナーに乗った。
上野駅で買った駅弁を、待ちきれずに発車前に食べ始めてしまった。(^^;)
平日だし、車内はがらがら。
お天気も、思っていたよりよくて、なによりだ。
(予報では雨の確率けっこう高かった。)
今回はノースウェスト航空利用なので、第1ターミナル。
到着したのが13:10で、地下から出発ロビーのある4Fまでえっちら歩く。
集合時間は13:50なので、余裕。宅急便で送っておいたスーツケースを
受け取ってひと休み。
集合時間10分前になっても、有ちゃんが来ない。ま、彼女はいつもぎりぎり
だけど。母ちゃんがやきもきしている。
やっぱり、時間ぎりぎりに有ちゃんがやってきた。
チェックインして荷物を預け、出国審査へ。ここも、かなりすいていた。
ワタシたちの乗るNW12便は45ゲート。かなり遠いので途中からバスもあります、
と言われたけど、時間もあるし、がんばって歩いた。
第1ターミナルって、もっと古くて暗い印象があったんだけど、どうやら改装した
のだろうか。新しくて明るくなってた。お店も結構あるし。
ゲートに着いてみてびっくり。ものすごい人なのだ。ここに来るまでがらがらだった
ので、これにはホントに驚いた。この混雑はいったいどうしたこと!?
ノースウェストの5〜10分おきくらいに出発する便がずらっと並んでいたのだった。
おかげでベンチはいっぱいで、床に座り込む人が続出。すごい人になると、
荷物を枕に寝ころんじゃったり、寝袋のようなモノを広げて寝そべっている。
(みんな外人さんだったけど。)
搭乗が始まったけど、なかなか列が進まない。なんでかな〜と思ったら、
ゲートの入り口でパスポートのチェックをしている。
そう言えば2年前のときも、そんなことしてたような気がするな。
結局、ヒコーキに乗り込んで座ったらもう出発時間。
なんだかんだやっていて、離陸したのは16:15頃だった。
機体が安定したところでドリンクサービスが始まったんだけど、まもなく気流が
乱れてきてサービスは中止になってしまった。
今までにないくらい揺れて、ちょっとこわかった。
機内食1号はビーフにしてみた。なんだか、牛肉大和煮の缶詰みたいな味
だったけど、まあまあ。
デトロイトに到着する2時間くらい前、ワタシたちのすぐ斜め後ろに座っていた
若い女性が具合悪くなってしまった。
「お客様の中に、お医者様の資格をお持ちの方がいらっしゃいましたら・・・」
というアナウンスを初めて聞いてしまった。
乗務員のおじさんたちが酸素吸入とかをしていると、程なくエルトン・ジョン似の
お医者様登場。
ドクターとおじさんたちの会話の断片から推測するに、脱水症状・・・?
ともかく、それほど大変な事態ではなかったらしく、10分くらい手当をして、
ドクターは自分の席に戻っていった。
女性の方もだいぶよくなったみたいで、デトロイトに近付く頃には顔色もずいぶん
よくなっていた。やれやれ。
14:20頃、デトロイトに到着。入国審査はちょっと混雑してた。
ワタシたちの少し前に並んでいた中国人らしきご夫婦は、書類に不備があったのか
困っているようだった。言葉もあんまりわからないみたいで、ちょっと気の毒。
ワタシたちは無事に入国審査を終了し、スーツケースを預けなおして、トロント行きに
乗るためシャトルバスに乗ってFゲートへ。
バスを降りたところで、現地係員のおばさんが待っていてくれた。
ところが、このおばさんがいまいちだった。
成田でチケットを受け取ったとき、トロント行きの便の座席が3人ばらばらになって
しまったので、デトロイトで係員にアレンジを頼んでみてくれと言われたので、
一応そのことを話してみた。
そしたら、「成田で一緒の席が取れなかったってことは、そういう席しかなかったって
ことなんです」って言って、全然やる気ない。確認くらいしてみてくれたってよさそう
なものなのに。キャンセルだって出てるかも知れないし・・・。
トロントまでは1時間ちょっとだし、別にばらばらでもいいんだけどさ、その態度がね。
その他にもいろいろと、えー?って思えることがあって、ちょっといまいちなヒトに
あたってしまったようだった。
この程度のサポートなら、必要なかったかも。
デトロイトは、到着したときはくもりだったけど、結構風が強くて、雲がどんどん
飛ばされていく。
待っている間にも、どんどんヒコーキが着陸してくる。2分おきくらい。
トロント行きNW1206便は、シートベルトの修理(^^;)などのためと、滑走路混雑の
ため、予定の17:15より大幅に遅れて、18:00頃離陸。
冷房が効きすぎて、さむいっ。
18:45、無事トロントに到着。30分ほどかかってすべての手続きを終了。
他の人たち(全部で10人だった)と落ち合って、ガイドさんに従いバスに乗り込んだ。
このガイドさんは明るくて元気でナイス。いろいろと丁寧に説明してくれる。
窓の外はまだ明るい。こちらは21時近くまで明るいのだそうです。
空港からはバスで1時間50分くらい。
途中、左手に水のきらめきが。海かと思ったら、なんと5大湖のひとつである
オンタリオ湖だった。
もう巨大! これでも5大湖の中では一番小さいというから、またびっくり。
もうすごいのひとことなのだった。
トロントはワインも名産品だそうで、中でもアイスワインというのはここでしか取れない
とか。すごく高いんだって。そういわれれば、ブドウ畑が道の両側にたくさんあった。
そして、ナイアガラに到着。なんだか、10年前の記憶がぼちぼちとよみがえってくる。
あのころにはなかったハードロックカフェやプラネット・ハリウッド、カジノなどができていた。
10年前に泊まったフォックスヘッドというホテルの前を通り過ぎ、今夜泊まる
オールド・ストーン・インに到着したのがもう9時過ぎ。
その名の通り、すごく古そうなホテル。
ガイドさんと明日の予定の打ち合わせをして、部屋へ行くとやっぱりベッドが1コ足りない。
3人で旅行すると、これがあるからイヤなんだよね。
ガイドさんが話をつけてくれて、まもなくエキストラベッドが運ばれてきた。
もう、おなかすいちゃって死にそうだったので、そのままホテルのダイニングへ。
閉店前30分くらいだったので、がらがら。2組くらいしかいなかった。
ここもすごく古そう。天井の梁とか、すごく立派な木が使ってあったりして、歴史を感じる。
なんとなく、西部劇に出てきそう。
ウェイトレスさんは、ちょっと日本語がわかるヒトだった。
とりあえずフレッシュジュースを注文。母ちゃんは相手が外人さんでもお構いなしに
日本語で注文する。すごい。
有ちゃんはグリル・サーモン。ワタシと母ちゃんは本日のパスタ。
内容も聞かずに注文してちょっと後悔するはめになった。
たっぷりの野菜と、少し薄目のステーキ肉を1.5p幅くらいに切ったものが
たーーっぷり入った、トマトソースの平ぺったいパスタだった。
量が多くて、日本だったら絶対二人分。なんとかがんばって食べたけど。
食後のカプチーノを飲んで、3人で約70カナダドル。(1カナダドル=80円くらい)
サーモンもちょっともらって食べたけど、やっぱり本場。おいしかったけど、
やっぱり量がハンパじゃなかった。
近くのテーブルでは、ワタシたちより先におじさん2人が食事をしていた。
なんだかいろいろと料理が運ばれてくる。
ワタシたちなんて、1品でひーひー言っているのに、それらの料理をきれいに
たいらげ、更に食後のデザートで巨大なケーキのようなモノを注文しているのだった。
こっちの男の人って、けっこう甘いモノ好きだよね。
なんだか見ているワタシの方が、おなかいっぱいになっちゃいそうだった。
食事が終わって22:30頃。おなかもふくれたところで、ライトアップされた
滝を見に行く。ホテルからは歩いて5分くらい。
夜になると、半袖ではちょっと寒いカンジだった。
滝に近付くに連れ、しぶきが飛んでくるようになる。霧雨のよう。
滝は、少しずつ色を変えていくライトに照らされて、なんとも幻想的な雰囲気。
昼間に見るような迫力は感じなかったけど、すごくキレイだった。
明日は、午前中、霧の乙女号に乗り、午後はNYへ移動。
トロントからまたデトロイト経由でNYというのは、ちょっと時間がもったいない気が
するけど、ツアーだからしょうがないか。
乗り継ぎがあると、いろいろとトラブルの可能性が高くなるし。
なんだか、今日は入国書類を書いてばかりいたような気がする・・・。(^^;)