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KAMWOOD SYNDROME
〜とある神林狂いの日常〜

■過去の日記23(`03年7/2〜7/28)

<ふりむけば……>
 はぁ……7月にはこんなことがあったんですか

 ……って他人事のように言ってますが(^^;;)。
 そりゃ、8月も下旬に入ったところで7月を振り返れば遙か過去のことに思えるのは当然ですが、7月終わりから8月半ばまで神林関連に脳味噌を使うのを完全にお休みしていたせいで、主観的には、それ以上の時間が経っているような気がします(^^;;)。
 そうそう、7月上旬は風邪でゴホゴホしてたんだっけ……。あの時は、気分もめっきりダウンしてて、「神林コーナー残して、サイト閉めちゃおうかなぁ……」なんて思ってたんでした(^^;;)。それが、その一週間後には、突如として夏コミ合わせの新刊書きだして、こっちの方をお休みするハメになるんですから、世の中何が起きるかわからないものです。<って、また他人事のように……
(2003.08.20 kayako拝)

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うわぁ……(7/28)

 昨日の日記、「てにをは」がボロボロ(あまりに見苦しかったんで(^^;;)、コレ書いてる時点では既に修正してアップしてます)。こんなヤツが、ヘタレ同人誌とは言え、よく「小説」なんて書くよなぁ……

 と、訂正報告だけではなんなので、昨日ちょこっと話した「かつくら」インタビューネタなど。
 今回、私的最大の萌え(おい!)ポイントは、冒頭の「生い立ち」について語っていらっしゃるところ。

──動くものは小さなときからお好きだった?
神林 父親が鉄道車両の設計屋をやっていたもので、小さい頃から「あれが父さんの作った機関車だ」と見せられる。そうすると子ども心に、父親ってすごいと思う。そんなことが影響していたんじゃないかな。かといって親と同じ道に進むかというと、そうではなかった。機械もいいけど、親がやれない、親と違うフィールドで勝負してみたいという気持ちもあったと思う。(後略)

■「活字倶楽部」2003夏号 p.46 より

 お父様が機関車作っていらしたんですか? ……で、最初期の零ちゃんは機関車爆破しちゃうんですか?(^^;;;)
 それって……まんま神林作品じゃん(^^;;;;;)。
 神林が繰り返し「父と息子の葛藤」を描いているということは、以前にも幾度か触れましたが、デビュー直後に書かれ、後に「代表作」となる作品の主人公が、「作家の父親の作ったもの(蒸気機関車)を爆破」してる……って……これ、あからさまに「父殺し願望」ですよねぇ(^^;;;)。
 零の前科については、文庫(無印)版の「職場に放火」の方を忘れていて、雑誌版の「蒸気機関車を爆破」だけを覚えていたらしいことから、雑誌版の方に何らかの思い入れがあるのかな……とは思っていましたが、まさかそういう事情だったとは……(^^;;;)。
 なんか、あまりにもできすぎで、もし作中の零の「父親」が本当に蒸気機関車の設計技師だったりしたら、かえって嘘臭く感じちゃいそう(^^;;)。実際、「父親」に対して葛藤抱えた神林主人公達も、本当に「父殺し」しちゃう例は少ないし……。それだけに、「作者のナマの声」を聞いちゃった気がして、ぞくっとしたものを感じるのはわたしだけでしょうか……

 あ、もっとも、本当は、「作品」からそんな簡単に「そういう事情だったんですね」なんて納得しちゃったり、「作者のナマの声」を感じちゃったりしちゃいけないんですよ。
 一般に、フィクションの「批評」「研究」の分野において、作家のプライベートと作品を「安直に」結びつけて語る(この作品には、作者の恋愛経験が反映され云々…みたいな)のは、タブーとされていますので、ここで「納得」してしまうのも、慎むべきなのかもしれませんが……にしても、ここまで条件揃えられたら、乗っちゃいますよ〜〜(^^;;)。んも〜〜、先生ってば誘い受け!(爆)

 ……トロトロ書いてるうちに日付変わっちゃったけど(^^;;)、「28日」付けでアップ。


生きてます……(7/27)

 先週末から夏コミ合わせの原稿書きに突入しちゃったもので、更新滞り気味です。ごめんなさい。前回書いた『しあわせの理由』も全然読めてないよ〜(T_T)。

 そうこうしてる間に、公式サイトじゃOVA3巻の予告プロモが流れるは、神林特集の「活字倶楽部」夏号は発売されるは……と、ネタは溜まる一方で、もうどうしたらよいやら(大泣)。

 とりあえず、プロモは面白かったです。ジャックの喋りから過剰なエロさ(…と思ってるのはわたしだけか?)が抜けて、ちょっと軽やか(「軽く」ではなく)になってるぽいのがポイント高し♪ ……って、単にソフトやマシン環境で音響が違って聞こえるだけだったりしたらイヤだな(^^;;)。今回の原作の「インディアン・サマー」は作中でも最もウエットな話だし、それ+1巻のようなゆーっくり引っ張るエロい色気の濃いしゃべり方のブッカー少佐だと、もう「生クリームにガムシロップをかけた」ような味わいになってしまいそうだし……(^^;;)。

 「かつくら」も面白かったですよ〜。作品紹介は『雪風』や『敵は海賊』だけかと思ってたら、単行本全部紹介してくれてるし……。入手可能なものは書影付(『完璧な涙』のところに『あなたの魂に安らぎあれ』を入れちゃってたのは惜しかったけどね(^^;;))入手困難品は「図書館や古書で探してね」の注釈付なのも泣ける(^^;;)。
  かなり長めのインタビューは、SF界の「外側」の雑誌っていうのが、いい具合に働いている感じで、好感持てました。これがハヤカワや徳間だと良くも悪くも「SF界における神林の評価・位置づけ」を既に読者が共有していることが前提になってて、「SF者だったら、この程度知ってるのは常識だろう」ってノリで話を進めちゃうところあるじゃないですか(^^;;)。そのあたり、「外側」の視点から丁寧に突っ込んでくれてるのが新鮮です。個人的にツボを突かれたところ多数でしたし(笑)。
 というわけで、原稿終わったら(または逃避したくなったら)、改めて語ります〜〜。


神林ネタではないですが……(7/18)

 わたしの記憶が確かなら(^^;;)、グレッグ・イーガン短編集『しあわせの理由』(ハヤカワ文庫SF)は今日発売の筈です。前作『祈りの海』が、駅の古本市で入手したのが申し訳ないくらい大当たりだったので、今回はちゃんと新刊で買うつもりなのですが……初出時期的には、いつ頃の作品が収録されているんでしょうね? 『祈りの海』で、わたしが面 白いと思ったのはほとんど初期作品だったので、「新作」と聞いても、期待半分、不安半分だったり……。
 ここにご来訪くださる方で、イーガン未読の方は、とりあえず『祈りの海』は、読んでみても損はないと思います。翻訳者が自ら選んで編んだ日本オリジナルの短編集ですから、読みやすいし、各作品も粒ぞろいですし。なによりも、随所で神林作品と共通 するテーマや雰囲気があるのが大きい。特に、一番最初に収録されている「貸金庫」は、「目が覚めるたびに『違う』人間になっている」という導入が、神林の『我語りて世界あり』にそっくりで……わたしゃ、これで「おおっ!」っと一気に引き込まれたようなものでして(^^;;)。
 #もっとも、どう『違う』のか、そこから主人公はどう行動するのか… といった展開はまったく違いますが。
 翻訳・編集の山岸真さんは、文庫版『ライトジーンの遺産』ほか、神林作品の文庫版解説を4本(たぶん、最多登板だと思う)担当なさってる方ですから、もしかしたら、狙って「貸金庫」をトップに持ってきたのかしら……と勝手な推測を巡らせるのも楽しかったり(^^;;)。

 更に神林とは関係ないネタですが、村山由佳が直木賞もらっててビックリ……。『おいしいコーヒーのいれ方』や絵本は読んでませんが、『天使の卵』以降の「一般 向け」作品の8割は読んでいたもので……。もっとも、受賞作は、なんか、それまでとはちょっと毛色が違っていたように見えたので、未読ですが(^^;;)。


チラシとかフェアとか(7/14)

 先週末から月曜にかけ、渋谷書店巡り。大盛堂文庫館にて、「ハヤカワ文庫SFフェア2003」のチラシ入手。緑とスミの2色刷で、表紙…というのかな? とにかく、折り畳まれて一番上になる面(仮にも印刷業界の人間がその程度の知識でいいのか!)の絵柄は、『機械たちの時間』の新表紙。今回のイラストレーターも緒方剛志だったんですね〜。人物がオッサンだったから、わからなかった(^^;;)。bk1で書影を見たときは「ん〜、イマイチ?(^^;;)」って思ったのですが、現物を手にとってみると、背景のオレンジがもっとキレイで、なかなか良い感じでした。単純な「わたしの好みの絵柄」という点では、やっぱり旧表紙の方なんですけど(^^;;)、「作品へのマッチ度」では新しい方が上かも……と言いつつ、まだ買ってませんが(^^;;)。
 で、お目当ての神林のエッセイは……うーん、「SF入門」の巻頭言を思い出しました……。良くも悪くも結婚式の来賓スピーチ的というか、「あたりさわりなく」を絵に描いたようなというか……。まぁ、先日の『不在の鳥は霧の彼方に飛ぶ』解説に比べたら、圧倒的に分量が少ないし、そもそも 「タダ」ですから(^^;;)、こんなもんでしょう。……と、割り切ることにする。
 それでも、

人間の想像力は無限に思えるけれど、そこには生きている時代の空気というものが必ず息づいているものであって、それはもう、見事なくらいにそうである。

 なんて一節に、『ラーゼフォン』ノベライズにあたっての出渕との対談を思い出したり……。だからなんだ、というわけではないのですけどね(^^ゞ。インタビュー等の中で繰り返し現れる言葉や表現は、いつか作品の中に何らかの形で取り込まれる(あるいは既に取り込まれている)かもしれないので、「キーワード」として、脳内整理棚の隅っこにしまって置くつもり。

  残念だったのは、なぜかフェア中にも関わらず「目玉商品」の一つ『重力が衰えるとき』がなかったこと……件のチラシの中には「特別 重版」つって、しっかり紹介してあるのに〜〜〜。ちなみに、月曜に回った他の書店(旭屋書店、ブックファースト)では、フェア自体やってなかった……(^^;;)。早川書房のサイトでの通 販自体は可能なので、どうしても手に入らなければそちらを使えばいいのですが……やっぱり「店頭で手にとって、帰りがけの電車やファーストフード店で読みふける」ってことがしたいんですよ〜〜。通 販も、同人誌や古書の取り寄せならば楽しいんですけどね(^^;;)、新刊書だとせっかく届いても読むのが後回しになっちゃいがちなんですよねぇ……なぜか。

 脈略ないまま終わる。


お詫びと訂正(こっそり)(7/11)

 昨夜の日記で、現在入手困難な2作品について、ネタバレに近いことを書いてしまいました。不注意でした。ご覧になってしまわれた方々には心よりお詫びをいたしますm(__)m。
 帰宅後、急いで作品名を伏せて再アップしたのですが、それまでに読んでしまわれたのは、およそ四十人弱(延べ人数)。うち、該当作品を未読の方は何人いらしたのでしょうか……。
 #また、そういうときに限って某巨大掲示板で、ここの過去日記のURL挙げられてるし〜(爆)。
 あ、ただ、言い訳するつもりはないのですが、ネタバレしてしまった両作品も「タネがわかったらそれでおしまい」なんてことはありません。むしろ、「その事実を前にして、主人公たちはどうするか」が見どころ(特に一方の作品は、主人公の神林節炸裂な理屈がサイコーです)なので、今後古書店で見かけたり、あるいは重版・復刊等で新刊で入手が可能になったら、「ああ、アレね」で終わらせずに、是非お手にとってくださいませ〜〜m(__)m。

 それから、ジツは、7/9分の日記も、一部「やおい蔑視」という誤解を招きそうな表現がありましたので、こちらも既に訂正してあります。
 違うんですよ〜、わたしが苦手なのは「やおい(女性向け男男恋愛フィクション)」じゃなくって、「男性向け」「女性向け」「男女」「男男」問わず「主人公はコミュニケーションの努力をほとんど払わないのに、一方的に理解してくれる妙に都合のいい相手が現れるラブラブ話」なのです。もっと正確にいうと、「ラブラブ話」それ自体はまだよいのですが、「ラブラブの影で相手役の人格を踏みにじっていることに気づかない鈍感な作者」に対しては、到底一言では言い尽くせない無念と怨念(^^;;)を抱えておりまして……。
 わたしが神林作品に傾倒する理由の一つは、作品からその種の「鈍感さ」がほとんど感じられないことなのですが、そんな中でもブッカー少佐と零の関係は、もしかするとグレイゾーンかもしれないなぁ……と、そんな話を振ろうとしていたのです。
 なんかね、無印をパラパラと読み返していたら、ふいに、目からウロコが落ちるように「なんだってこの人(ジャック)、零なんかにこんなに親切にしてあげるんだろう」ってのが理解できなくなってしまって……(^^;;)。
 #あるいは、目から落ちたのはコンタクトだったのかも?>急に見えなくなる
 あ、断っておくと、「零が他人に好かれるわけがない」って言いたいワケじゃないんです。むしろ、「零のような人間にひとかたならぬ好意や興味を寄せるタイプ」というのは、数は少ないながらも確実にいると思う。だけど、ブッカー少佐が「そのタイプ」だとはちょっと思えないんですよね〜。
 わたしが見たところ、深井零という人間は、何かがぽっかり欠落していたり逆に何かが過剰だったりで、非常にアンバランスな人間です。で、そういう人間は、同種の、もしくは相反する種類の「アンバランスさ」を抱えている人間を思いっきり引きつけることがある……とは思う。そういう「共感」前提のものではなく、たとえばエディスのように「変わった人間のサンプル」への興味を持っている人間にとっても、「研究・観察対象」としてはなかなか面白いと思う。
 だけど、ブッカー少佐(特に原作)の場合、彼自身に、「共感」であれ「興味」であれ零と積極的に関わり合いを持ちたがるような素養があるように見えないんですよね。多田漫画版の少佐の場合には、まだ多少「心のスキマ」がありそうで、その「スキマ」が零に反応するのかな……と考えられなくもないのですが、原作の少佐って、「こんなに精神的に安定している人が、なんだって零なんかと関わりを持ちたがるんだろう?」って考え始めたら謎で謎で……(まだ続く、かな?)


ハヤカワ文庫SFフェア2003(7/10)

 早川書房のサイトより転載(トップ>メニューページ(または左フレームのメニュー)>「フェア」):

 「仮想か?現実か? −ありえないことなんてなにもない−」
ハヤカワ文庫SFフェア2003

 ……というわけで、『機械たちの時間』重版は、「マトリックス・リローデッド」公開に便乗…もとい、ちなんだ「仮想現実ネタSF」として……だそうです。
  うーん、「マトリックス」便乗というなら、アレやソレの方がずっと近いと思うけどなぁ……それとも、なまじ近すぎるから(もちろん、発表したのは神林の方がず〜〜〜〜っと前なんだけど)、かえって「マトリックス」絡みの宣伝はしづらいとか?……というのはさておき(^^;;)、同フェア合わせで、ジョージ・アレック・エフィンジャー(最近亡くなったんでしたっけ?)の『重力が衰えるとき』も重版されるそうです。ウワサに聞いて興味を持ったときには既に品切れになっていた作品なので、ちょっと嬉しい……
 更に更に、当日記として要チェックな情報がもう一つ、

また、ハヤカワ文庫SFフェア2003開催書店の店頭では、フェア参加作品の紹介にくわえ、神林長平氏の書き下ろし特別 エッセイ「かくもリアルな仮想世界」を掲載した、リーフレットを配布中です。

 だそうです! うわー、ワタシの行動半径だとどこだろう。やっぱ渋谷かなぁ……神林びいきだった旭屋書店は最近店内改装しちゃって、ハヤカワのスペース小さくなっちゃったから……大盛堂の文庫館か、ブックファーストあたりか……って、版元にすっかり乗せられて踊ってます(^^;;)。
  昨年の夏は、ほぼ「月刊神林長平」でお祭り状態でしたが、今年の夏も、規模は小さめながら神林で熱くなりそうですね。せっかくのお祭りなんだから、やっぱり踊らないと、ね♪

 以上、ニュース速報(…というには、更新の日付から1週間も遅れてますが)でした(^^;;)。


おにいさま、咳が止まりません…(7/9)

 あいかわらず腹筋は痛いし、咳こんだハズミに胃袋まで一緒に吐いちゃいそうだし……って、グロい話ですみません(^^;;)。どうせ胃袋が出ちゃうなら、「狐と踊れ」みたいに、ポワンと光の塊が逃げ出す……なんてのならいいんですけどねぇ……(^^;;)。皆様も夏風邪にはお気をつけて〜。

 さて、手元には中断したままのネタが書きかけで残っているんだけど、酸欠気味の脳みそではオチがつけられないので、ちょっと覚え書きからの抜き書きなどを……(^^;;)。

 神林作品では、「異性(女性)」も「機械」も「主人公(男)を無条件で受け入れてくれる都合のいい母性」を担ってはくれませんが(^^;;)、かといってまるっきりそういうモノが存在しないかというと、そうでもなくって……少なくとも、『雪風』では、ブッカー少佐は、零の「ママ」的役割を果たしていると思うのです。それも、「母性」の「愛情と保護の裏側の支配」という暗黒面のない、これ以上はないってくらい、理想的な「都合のいい母性」。
 いわゆる「恋愛」とみなされる関係が、しばしば「疑似母子関係」であることを考えれば、ブッカーと零の関係がやおい(リアルゲイではなく)っぽくなるのは、まぁ、当然っちゃあ当然のことです。
# 「疑似母子関係」と「やおい」の深い関わりについては説明すると長くなるので省略
 そのことについて良いとか悪いとかの評価は避けますが(^^;;)、ただ、「母親役をやってくれる同性の親友」というのは、もしかしたら男性にとっては究極に「都合のいい相手」かもしれないな……なんてことを考えるのです。いえね、今、大河ドラマでやってる『武蔵』での武蔵と又八の関係を見ていると、な〜んかブッカーと零を思い出しちゃうんですよね〜(^^;;)。吉川原作の方ではどうか知りませんが、大河ドラマの又八さんは、ほとんど武蔵の「ママ」となっております(^^;;)。
 昨今、ちょっと気の利いた「物書き」なら、今更ヒロイン(女性)に「男に都合のいい母性」を背負わせるようなマネは避けると思うんですよ。それでも、エンターテイメントの中では、「主人公を理解して甘やかしてくれる存在」ってのは、必須……とは言わないまでも、いてくれた方が何かと話を進めやすいし、読者や視聴者のウケもいいし(笑)。「ヒロイン」も「愛機」もダメならば、誰にその役を背負わせる? 「親友」がいるじゃん……。かくして、ブッカー少佐や大河版又八さんは主人公の「ママ」役を勤めることに……なったかどうかまでは定かではありませんが(^^;;)。
 『戦闘妖精・雪風』という作品には、「時代に先駆けて」いる点が多々ありますが、もしかすると、ブッカーと零の関係もそんな「時代が『雪風』に追いついた」ことの一つかも……?


速報(7/6)

 「機械たちの時間」が、bk1やAmazonでも購入可能になってますね。bk1の方には書影アリ
 ……うーん、悪くはないんだけど、ワタシは前の表紙の方がスキかなぁ(^^;;)。


イタイ……(7/5)

 喉よりも、腹筋の方が痛む咳って、どうよ……(^^;;)。腹筋も痛いけど、夜更かししてWeb日記で「眠れない〜」なんてぬかしたその翌朝に、寝過ごして1時間遅刻する自分のことが、いっそうイタイ(失笑)。ちょこっと言い訳すると、風邪ひいてたみたいなんですけどね(^^;;)。それでも、シゴトの方は待ったなしな状態だったので、出勤して、冷房の効いた職場で20時まで残業して、当然のように、風邪こじらせてしまいました。もう、咳が止まらない、止まらない。こんなに腹筋つかったのって、久しぶりだよ〜〜。<運動不足なところもイタイ

 ……と、私的なイタイネタはどうでもいいんで(なら書くなよ)、とりあえずお知らせ。
 7/4放送の「不思議屋薬品店」第10話(最終回)で、またしても「独白と激励」が使われていました。
 今回流れていた時間は1話よりは短めでしたが、作中でのハマリ度はまたしてもバッチリでした。使われていたのは「月に向かって飛びたいと切望する蟋蟀(コオロギ)」という場面でして、儚げなピアノの音色が、蟋蟀(コオロギ)の鳴き声にも聞こえてくるるような……ほんと、この番組の選曲&音響スタッフはセンスいいなぁ……
 ご興味を持たれた方は、来週の再放送(月〜金 17:45-18:00)を是非。「独白と激励」が登場するのは大ラスの金曜日ですが、せっかくですから月曜日から全部お聞きになってもよろしいかと。堺さんのお声、本当にステキなんですよ〜。


「職場に火を着け」たくなるとき…<ウソウソ(7/4)

 「疲れ過ぎちゃって眠れない」という、心身共にちょいヤバ目の状態です(^^;;)。自分自身が抱え込んでいる仕事の分量自体はそんなにとんでもないことになってるワケじゃないんだけど、「話がちが〜う!」とか「それ、聞いてない!」とかで、必要以上に疲れちゃうというありがちなパターン(苦笑)。その一方では、自分自身が段取りミスったり、手配相手に大事な事伝え忘れちゃったりで悶々と後悔したり……とか、そういうところでまたまた気力を消耗しちゃって……(^^;;)。
 まぁ、ホンマにやばくなっても、無印零ちゃんのように「職場に火を着け」たりせずに、全部放りだして逃げるつもりではおりますが(^^;;)。つい先日、わたしと一歳違いの昔の同僚が急性心不全で亡くなった(いわゆる「過労死」に近い状態らしい)のですが、報せを聞いたときは「遺書を書く時間もない死に方はイヤだなぁ」って思ったのに、今日、残業してる最中には「やり残したことや、残された者のことを思い煩ったりするヒマもなく、あっという間に死ねるのなら、そう悪くないかも……」なんて考えてしまったあたり、「ちょい」どころか、もしかしたら相当やばいのかも。

 というわけで、またまた宿題はお預けですが、6月分のファイルを分割しました。シゴトがこんな状態になるまえに、ちょこちょこ書いておいた『完璧な涙』関連の補足などもちょっと書き足してます。


なにぃ?(7/2)

 ついさっき、巡回先のとあるサイトさんで、7/1から冊子小包の料金が変わることを知った……。あぶねー、危うく旧料金で無印『雪風』送っちまうところだったぜ(^^;;)。
 慌てて確認したら、ブックマークしておいた郵便料金表のページ移動してるし〜〜(^^;;)。新しいページで確認したところ、文庫本一冊+梱包(推定260g程度)だと、旧料金より20円安くなっているので、旧料金のままでも「不足分料金をお届け先で請求される」という事態だけは免れる模様ですが(^^;;)。

 というわけで、某様、2、3日中には、無印『雪風』がそちらに届きますので、今しばしお待ちくださいね〜。
 ……さーて、梱包用のボール紙を探し出さねば(爆)。前回の使い残りが、まだあるはずなんだけど……

 また、26日の話題の続きがお預けになってしまった……(^^;;)。


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