桜の花を求めて(2)

池上本門寺

本門寺の桜もかつては山の斜面や講堂横下の広場にも植えられていて可成り立派でしたが、会館の建設や五重塔の解体工事の際に解体物置き場として利用するために伐採され、現在はお墓の周辺と講堂横に僅かに残るのみとなっています。(平成16年3月28日)
本門寺:櫻01 本門寺:櫻02
本門寺:櫻03 本門寺:櫻04
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小石川後楽園

小石川後楽園は水戸徳川家の祖である頼房が中屋敷として造り、二代目光圀によって完成した「回遊式築山泉水庭園」で、特別史跡・特別名勝に指定されています。園内には四季を彩る草花が植えられており、桜も見頃には少し早かったですが、しだれ桜など見事でした。素晴らしい庭園ではあるのですが、カメラを向けるとその背後に高層ビルが必ず入ってしまうのが残念でした。(平成16年3月30日)
後楽園:櫻01 後楽園:櫻02 後楽園:櫻03
後楽園:櫻04
後楽園:櫻05 後楽園:櫻06

上野・不忍池

今年の桜は未だか未だかと待ちこがれていましたが、週末に満開を迎えました。5月を思わせる暖かさ(暑さ?)と好天に恵まれたため、”花の名所”上野は人ひとで埋め尽くされていました。桜の木の下は既に宴会を始めている人、夜に備えて席取りをしている人。並木の間の通路はラッシュ時の駅を思わせるように人の後ろに着いてノロノロ歩くのみ。満開の桜もよいが、桜吹雪の舞う下を歩くのもよいものだろうと思いました。(平成17年4月9日)
上野:櫻01 上野:櫻02
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東照宮 清水観音堂前(八重紅しだれ桜)
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不忍池
上野:櫻08 上野:櫻09

小田原城址公園

 今年の桜の開花時期は例年になく早く、ほぼ満開の時期を迎えており、ウイークデーにも拘わらず、可成りの人出でした。お陰で小田原城址公園までは車は順調でしたが、駐車場は満車。少々うろうろしましたが、500メートル程離れた場所で一カ所の空きを見つけ駐車できました。
 桜の木は350本ほどあり、お堀周辺からお城周辺まで城内至る所に咲き誇っていました。少々風はありましたが、春を満喫できた1日でした。(平成18年3月29日)
小田原:櫻01 小田原:櫻02
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花など我関せず のんびりと花見をする鳩達

河津桜

熱海を過ぎ伊豆東海岸(国道135号線)を走ると沿道の所々にピンク色に咲いた桜が見られ、これらも河津桜だろうなと思いつつ走っていました。
 訪れた時期には昨年はまだ全然花が咲いていなかったようですが、今年は暖冬で例年より1週間以上早く開花したようです。河津桜の原木はほぼ満開、川岸の桜も場所によって2,3分咲から、7、8分咲のものまで、両岸をピンク色に染め尽くしていました。河津桜の特徴は何と言っても色が鮮やかなピンク色であること、また開花期間が1ヶ月ほどと長いことです。
 河津桜の原木は、河津町田中の飯田勝美氏(故人)が昭和30年頃河津川沿いの雑草の中から見つけて、現在地に植えたもので、開花したのが昭和41年(同年に故人が死亡)からと言われています。昭和43年頃からこの桜の増殖が始まり、今日に至っているようです。お花見というと、年輪を重ねた大木を見上げて歩くのが一般的ですが、ここ河津川沿いの桜の木は原木に比べると若々しく、また木もそれほど大きくなく、目線で眺めることが出来ます。(平成19年2月13日)
河津櫻原木
河津桜原木
河津櫻01 河津櫻02
河津櫻03 河津櫻04
河津櫻05 河津櫻06
河津櫻07 河津櫻08

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