遠き神々の炎(上・下) (SF)
(ヴァーナー・ヴィンジ / 創元SF文庫 1995)
SFらしいSFですね〜。
遥かなる未来、人類を含む宇宙は巨大なネットワーク(インター“ユニヴァース”ネット?)で結ばれています。さらに、宇宙は“際涯圏”、“低速圏”、“超越界”等の階層に分かれ、それぞれに特性を持っています。その一画で、太古に封じ込められた邪悪な意識がよみがえり、宇宙は危機に追い込まれます。唯一、救済の鍵となるかもしれない“なにか”を積んだ宇宙船は、未開の惑星に不時着。そこに住んでいたのは犬型の集合知性体で・・・。
う〜ん、あとは読んでください。損はないです。
追記:この作者の元・奥さんのジョーン・D・ヴィンジもSF作家です。ハヤカワ文庫SFから出ている「雪の女王」は絶対のお勧めです。
オススメ度:☆☆☆☆
2001.8.31