2000年1月
31(月)
ここ数日、1日のうちで一番丁寧な時間は、歯磨きしてるときかも。
スピッツ『フェイクファー』(POCH-1685)を買った。しかし 。
昨日、「立ち止まり 息をする 暖かな血が流れていく」(小沢健二「痛快ウキウキ通り」)を実践するために、散歩途中、人のいない時に一度立ち止まって一呼吸してみた……。なんだか恥ずかしくなった。
こう見えても歩くのが早いんですが、人には一応合わせてるつもりです。ただ、相手が私に合わせようとすると時々変なことになります。私からすると、相手の歩くのがとっても早いので、合わせて歩くわけです。が、そのうち向こうが「歩くの早い」って言う。私は「え?」と聞き返し、「だって、○○さんが早いから合わせたんだよ…」と付け加えるのでした。
『あいのり』(フジ:23:00-23:20)、ミドリのかっこよさにほれぼれ。っていうか、金ちゃん、あぁたいいかげんにせぇよ! と矛先を向けたくなったね。彼女にとっちゃ、こうすることで、せいいっぱい気持ちを伝えていると思うのだけどっ? やっぱり女性からの告白もできるようで、とうとう来週。 「相手が素晴らしい人なら、当たる瞬間も砕ける瞬間も素晴らしいに違いない」のようなことを、むかーしどこかで読んだなぁ……。もちろん、ミドリには砕けて欲しくない。
30(日)
音楽ばかり聴いている。
1時頃、散歩に出る。できたばかりらしいコーヒー豆屋を発見。生豆のまま販売していて、その場で焙煎してくれる。そろそろ豆が切れそうだったので、モカマタリを200g。今、この隣駅は再開発されていて、新しいビルが建とうとしている。そうなると人の流れも変わるだろうから、見通しは明るいと思う。ちゃんと軌道に乗ってくれるといい。そして、こちらが散歩の目的、スピッツ『花鳥風月』(POCH-1776)を買った。あまりにあたたかくて春みたいなので、川まで足をのばすことにする。公園で、なんだかさみしそうなパンダの乗り物があったので パチパチ撮ってみる。 コンビニで、スターキングデリシャスのシードルと、(お酒だけじゃあなんだかななので)水も買って歩いてく。
川に着いてみると、凧があがっていたので、それを眺めながらまっすぐに歩いていたら、近づくにつれ、ふらふらしてきた。くらっとして、足もとが心もとなくなる。こういうのが吸い込まれる感じというの? 上を見ながらって、どうしてまっすぐに歩けないんだろう。進む方向と見ている方向が違うからか。
明るいうちからお酒を飲むのってちょっと贅沢で良いなあ(喫茶店でワインを飲んで酔っぱらってしまった! みたいに)と思ったんだけど、結局、シードルは開けずに家まで持って帰った。買ったばかりのCDの歌詞カードを川辺に座って読んでみた。
逆光で歩くと当たり前に眩しい。いきなり180度方向を変えると自分の影に初めて気付く。耳の後ろがあたたかい。
小沢健二「ある光」について、rと話をしていたら、あの曲はあまり好きではないと言う。電車を待っている情景が思い浮かぶのと同時に、線路に飛び込みそうな気がするんだって(「線路を降りたら」を「線路に降りたら」と解釈している)。ぐるぐる同じところを回っているようなのが、聴いていてつらいと。確かに、前にも書いたけれど、遠くを見つめていて、隣にいるのにこっちを全然見ていない(あるいは素通りされている私)、悩むにまかせている感じがする("なぐさめてしまわずに")のは確か。こっちを向いて欲しいと思う。最初に聴いた時からすでに、前奏の様子も歌が始まってからも、「これはまずい」と思ったとおり、「ぐっときた」わけだけど、なぜかは突き詰めて考えなかった。でも、心の奥底で、そういう深い暗闇のようなものに気付いていたからかもしれない。話していたら、rの言うことがひどく正しいことのような気がして、悲しくなってきた。
→2月1日、再び考えてみた。
たまには深呼吸をしよう。というより、
帰ってきてから早速コーヒーをいれて、CDを聴く。両方とも素敵です。
29(土)
竹宮恵子『風と木の詩』(白泉社文庫)を読みふけってました。
28(金)
昨日から、
シャルル・エクスブライヤ『火の玉イモジェーヌ』(ポケミス)を読んでいます。それから、竹宮恵子『風と木の詩』(白泉社文庫)の1巻だけを、さっき途中まで。あああ、やっぱりこれは、胸が苦しくなるような、せつなさを持っている。絶対。気を付けて読まないと、精神的に危険だ。なんて言っても気を付けようがないか。
何かお菓子を食べたい時には、頭の中で味を思い出してシミュレーションをする。バウムクーヘンがピタッと来たんだけど、手頃な値段なのが置いてない!(子供の頃食べた懐かしいやつがないっ) 無印で買って帰るんでした。そういえば、一枚ずつはがして食べませんでした? それは子供の食べ方ね。でも、きれいにはがれると嬉しいんだよね〜(今はしてません)。
27(木)
久しぶりにTSUTAYAに寄るも、さんざんさんざん迷ったあげく、何も借りず。借りたいと思ったものは貸し出し中のものばかり。でも、もしかしたら、貸し出し中だから借りたくなったのかもしれない。それが本当なら、まだ、みる時間割が来てないってことだろう。
かわかみじゅんこ『ワレワレハ』(宝島社)、語シスコ『ラブ&カタストロフィー』(マガジン・マガジン)を読む。どちらも漫画です。
シゴレーヌ・プレボワ&カトリーヌ・レヴィ『ツェツェの旅行絵本』(ギャップ出版)と、淀川長治・蓮實重彦・山田宏一『映画千夜一夜』(上下)(中公文庫)を買いました。ああ、旅に出たい。"ぼくらの住むこの世界では旅に出る理由があり"、
駅から10分。それでも、ポケットの中の手袋に手をのばしてしまう寒さ。でも、"凍える頬も寒くはない"、
小沢健二「天使たちのシーン」が好きなのは、それが砂漠の中のオアシスのようだから。私は砂漠に一人でいるけれど、月や星に守られているような気持ちになる。情景として浮かんでくるのが、『星の王子さま』の最後の挿し絵。子供の頃、あの最後の文章を読んだ時、この風景をおぼえていようと決心した。大人になり、それが意味のないことだ(なんてさみしい言い方なんだろう)と知ったはずが、くつがえされた。あの時の記憶が、こんな風に"役に立つ"なんて、思いもしなかった。『ドラえもん』でのように、引き出しの奥が四次元につながってるんじゃないかと、自分の机の引き出しを引っ張り出してみたこともあったっけ。あれは何歳でのこと? 他愛のないことばかり覚えている。
アイスクリームはやっぱりバニラよね、と思えるようになった時(たとえそれが迷いに迷った結果であっても!)、自分が大人になった気がした。
時計のことは、まだちゃんと静かに愛している。手巻きに正確さは求めない。一番身近に感じるのは時間を見る時ではなく、マフラーを巻くときに手が耳に近づき、そのカチカチと動いている音で。時計に対する愛は、落ち着いている。
26(水)
布団に入るとすんなり眠りに入れないような。ぼーっと座っているといつの間にか寝ていることが多い……、つまり、眠りに移行しやすい、かつ、眠りが深いような気がする。1つくらいの出来事じゃあ揺るがないけど、それが2つ以上重なるとちょっと不安定になるようです。
保坂和志『猫に時間の流れる』(新潮社)は、読み終わってしまいました。「猫に時間の流れる」「キャットナップ」の2編入っているのですが、あとがきで、「キャットナップ」はロベール・ブレッソンの『抵抗』をみながら書いたとあった。みたかったなあ。チャンスは一度しかないのよ、なんつー歌があったっけなあ。
月曜日に届いた荷物の中に、変わり種の漫画が2冊入っている。かわかみじゅんこ『ワレワレハ』(宝島社)、語シスコ『ラブ&カタストロフィー』(マガジン・マガジン)。朝日新聞の記事で、枡野浩一氏が選んだ1999年のコミックベスト3の中の2冊らしく、Mneさんが買って読んで、私にも貸してくれたもの。「どうだったんですか?」って聞いても、あまり要領をえない。
25(火)
保坂和志『羽生 21世紀の将棋』(朝日出版社)を読み終える。将棋が言語(の網目)のように思えてきた。続いて、この間中断してしまった、同じく保坂和志の『猫に時間の流れる』(新潮社)を読み始める。
毎週月曜日に、犬のドドに会っている。いつの頃からか、「ちょうだいちょうだい」と「おねんねちょうだい」をやらせて、それぞれの芸に対して、できたら1個ずつえさをやる、ってのを"させられ"てて、たいてい彼女は「おねんねちょうだい」をごまかそうとする。動物や子供の扱いが苦手な私が、不思議と、会うと、「おー、ドドちゃん、ちょっとまってねー」だの、「おねんねちょうだいだよ、おねんねだよ、おねんね!」とか、「もう(えさは)ないよ〜」と話しかけたりしている。私が来た時には、来い来い(ワンワン)と熱烈大歓迎なドドも、えさをやれば、もう全然。帰る時だって私のことなんてどうでもいいみたい。毎回、現金な姿を見せつけられて、それにももちろん慣れている。もう歳なので、死んだらいやだなあと思いたくないけど時々思う。何が嫌かって、先生のものすごく落胆するであろう姿が。
24(月)
同じ時間に外に出て、あまりに明るいので、先生と一緒に「明るくなりましたね!」と言い合う。前回から1週間、これだけ日がのびるなんて。
足さばきのいい服や、歩きやすい靴が好き。大股で歩けるか、靴は脱げにくくて走りやすいか。もちろん、年がら年中走ってるわけじゃないんだけど、ダッシュして信号渡りたい時もあれば、電車の乗り換えを頑張りたい時もある。つまり、いつでも走れるようにって思う。ようは、ずんずん歩くのが好きなのです。
CDウォークマンが欲しいと思ってるけど、本当に欲しいかって考えるとそうでもないように思う。手元に音楽がなくても、頭の中に曲が全部入っていれば、好きな歌を好きな時に次から次へと流せるし、時々シャッフル状態になって、どんな曲が出てくるかわからないこともあったりする。それがまた楽しい。
Mneさんから荷物が届く。竹宮恵子『風と木の詩』、他にも漫画やCDや。『風と木の詩』は、小学生の頃、「見てはいけないものをみてしまった!」気分になった漫画で、その時から今まで結局読まずにきてしまった。内容は殆ど知らない。Mneさんも今回初めて読んでみて、すごく深いので驚いたとおっしゃっていました。
23(日)
原宿の京セラ本社まで、「CONTAXフェア2000」てのに行ってきました。つくづく、コンタックスって裕福なおじさま・おばさまがたのカメラなのだわと実感してしまった。久しぶりに身の置き所のない、こそこそした気分を味わう。なーんてね。
先週はそうだ、いつだっけ、くらもちふさこ『天然コケッコー』(1)-(5)(集英社)を一気に読んだだのを書き忘れてたなあ。昨日あたりから、保坂和志『羽生 21世紀の将棋』(朝日出版社)を読んだり。相変わらず脈絡ないです。良く考えればあるのかな。
> 最近なつめさんのことを(この間の夜のことをって書くとやらしいな)思い出して、切なくなるのですが、これって恋でしょうか?オオカミだからですか?相性は抜群なのです。
えっと、3つ考えられます。1.あの夜はみんな ナイーヴ光線に当たってしまったせい、2.オオカミと知った→相性がいい→気持ちが誘導、3.私がオザケンのことばっかり考えているのを知り嫉妬、あ、あと、4.おでこが冷たそうでせつなくなった、とか……。
22(土)
嬉しいことが2つ。
スケートでスリージャンプをしたときに、いまだかつて感じたことがないくらい、上手に飛べた。あっ、飛んでいるっ、というのを本当に感じることができて、何とも言えない。先生にもほめられて、一緒に習っているKmaさんにも「ふわっと飛んでたよー」と言われ、何より自分がいい気分。うわっ、タイミングが合って飛べると違うんだ〜と思った。でも、次からはやっぱりまただめで、なかなかタイミング合わない。つかのまの幸せってことで。
もひとつ。終わってから、小沢健二CDsg.探し(廃盤が多く、手元にない3枚は、店頭か中古で探すしかない)のため、秋葉原へ移動。高田馬場からの切符をなくしてしまい、\190.-の倍払う。さて、まず、中古のCD屋を見つけて入ってみるも、全然なし。アイドルものに強い感じ? 懐かしい斉藤由貴のCDをつい2枚買ってしまった。
次、ロケット・ソフトセンター。ここの1FがCDsg.のみのコーナー。「小沢健二」のところに2枚あって、1枚が、『天気読み』(TODT-3073 )、うわ〜っ、やったあ。あと2枚だっ。ついでにnorthern brightの4曲入りCD『NORTHERN BRIGHT e.p.』(BQGS-001)も買った。あとは、ひたすら歩き、石丸電気で「小沢健二」のコーナーへ直行。コーナー自体が小さいので、なさそうだなあと思ったけど、混んでいる間をぬって、小沢健二のCDsg.全てをガッと手に取った。3枚のうち、2枚が持ってない!!! 『今夜はブギー・バック』(TODT-3202)、『痛快ウキウキ通り』(TODT-3631)。というわけで、ついに、
小沢健二CDsg.コンプリート!!!
です。↑や、私がこういうことするのってもうないだろうなあ。でも、まさにこういう気分。生まれて初めて、ガッツポーズ取る人の気持ちがわかったよ。なくした切符代\190.-が、「秋葉原にはオザケンあるんだからそれくらいマージン払えよ」っていう意味のような気がしてきた。
私ねえ、もうこれは、今年小沢健二はこんなに思ってる私のためにライヴやってくれるような気分になってるね!(ここ笑うところです) 私がこんなに思ってるんだから、叶わないはずない! くらいの気持ち。思いこみって、馬鹿みたいだけど、面白くて幸せな気分。
どうでもいいけど、寒くておでこが冷えてしまって、頭痛に発展。短髪の私が、顔周辺で冷たく感じる順番は、おでこ>地肌>ほお、でしょうか。耳は案外平気で、首はマフラーがあるので大丈夫。帽子も持ってるのですが、せっかくねじった髪の毛がぺたんこになってしまうので……(それもまた雰囲気変わって面白いのですが。天パー脱出って感じ)。
21(金)
CD屋を3軒回って、置いてあるのが全部違うんだもの、フィッシュマンズ。迷って迷って結局ベストは買わず(去年2種類出ていたみたい)、2枚組のライヴ盤もやめて、35分??秒のワントラックアルバムもやめておいて、結局、『空中キャンプ』(POCH-1550)。まだざっと聴いただけですが、やっぱり気になったのは、「最後から2番目の曲」だったなあ。「すばらしくてNICE
CHOICE」。声がキヨシローだというのも、なるほどわかような気もするけど、曲によってはやけにせつなく響く感じがします。曲によって声の感じが違うのはすごいよね。当たり前?
ただ、オザケン以外を聴いたらまた戻らないと落ち着かないし、聴くとほっとしていることに気付いて、ああオザケン病はまだ治らないどころかどんどん重症になってきてる気がする。
20(木)
Mneさんと、映画『千年旅人』@シネマ・下北沢へ。これは、映画がみたかったというより、彼女が、「映画館のつくり(雰囲気)がとってもいいので、なつめ(さん)に見て欲しいから行こう!」という理由のが大きいか。映画は、辻仁成監督ってだけで、「うむぅ、どうしようかな〜」とあまり期待はしてなかったのです。
客席数41の本当にこじんまりとした、手作りの雰囲気が感じられて落ち着けるところでした。開演前にホットミルクを頼んだら、「客席で(飲んで)いいですよ」と言われた(開演前に飲み終えました)。以前、彼女がお昼時に来た時に、おにぎりと緑茶を頼んだら、「客席までお持ちします」と持ってきてくれたらしい!
一番前で、楽な姿勢でみることにする。映画の感想はね〜、これはまず2人の一致した意見が「感想言う(評価する)のが難しい映画だね」。けなそうとすればいくらでもけなせるんだけど、ただ、それだけでもない。映像は美しかったし、出演者の演技は良かったし。でも、世界が閉じている感じはした。装置は重いのに、描き方軽いよね、とか、あれ、結局けなしてる方向へ? 「でも、辻仁成だから」と、どこかで結局"許してる"部分があるのかもしれない。
それよか、早く『ジェネックス・コップ』がみたいです。ニコラス・ツェー、サム・リー、そして、スティーブン・フォン。あと仲村トオル。
小沢健二の『夢が夢なら』(TODT-3884)が届いて、原田知世の『Flowers』(FLCF-3696)が戻ってきたので、それを聴きながら。
私はオオカミ。一度やりとりしたのに…、相性がいいんですねってそっちが言ったのに…。
19(水)
昨日の、northern
brightの『Wildflower』は、どれくらい売れたのかというのを、CDTV
PowerWebで調べてみた。最初の順位が一番良かったんだなあ。
TOP 100 初登場--------1999/11/27
TOP 100 登場回数------5回
最高位----------------30位
WILDFLOWER 全ランキングデータ…O.A.年月日(順位)
1999/11/27 (30)
1999/12/04 (39)
1999/12/11 (49)
1999/12/18 (62)
1999/12/25 (48)
帰りの山手線では、この頃、一番前を陣取って、運転席を通したまっすぐ前の景色を眺めている。毎日同じルートを走っているなら、占い事を作るかもしれない、と思った。あの物干し台に洗濯物があればいいことがある、とか、○○駅のホームで一番手前にいた人が男性だったらいいことがある、とか。そんなことを思っている反面、同じルートで会社に行っている私は、毎朝すれ違うおじいさんと孫娘の姿が、昨日より手前だったか先だったかで「時間」を計っているだけだ。自分の中のジンクスを、だんだん無視するようになっている。
淀川長治・蓮實重彦・山田宏一『映画千夜一夜』(上下)(中公文庫)が今日発売のはずなんだけど見つけられず。昨年11月に出た、荒木経惟(写真)・森まゆみ(文)『人町』(旬報社)。表紙の写真と、「人生は幸福でなければいけない」の帯を見ただけで、買いたい気持ちになる。1年かけて、谷中や根津のあたりの人々や風景をライカで撮ったモノクロ写真集。でも実際のところ、「人は幸せになるために生きている。幸せでなければ意味がない」っていうのは私の信条で、この考えは説明する気もないほど私の中では揺るぎない位置にある。
短いうたたねの間に幸せな夢を見た。登場人物のうち1人だけと、幸せだったという気分だけを覚えてる。
遠くのビルの屋上に止まっている鳥が何羽かわかると、そんなに目が悪くない気がしてくる。
18(火)
やっぱり、northern bright『Wildflower』(SRCL-4672)は買っておくことにした。本日のエンドレスにして歌う。左のリンクでプロフィールを見ていたら、ベースの人、ショコラのツアーにも参加してるとわかったりして、なんていうか…「つながり」を感じた。ショコラも聴くべきなんでしょうか。ところでこの曲って、どれくらい売れたのだろう?
「ドアをノックするのは誰だ?」(オザケンだ)も歌う。CDsg.には、カラオケ入れるなら曲入れろ〜と思ってたけど、ハモってくれるのが気持ちいいことに気付いた。 くらっときたよ。
保坂和志『猫に時間の流れる』(新潮社)、これ、店頭で見かけないと思ったら、絶版のようです。図書館で借りるも、猫が出てきてなんだか眠くなってきちゃって進まないので中断。保坂和志作品は、猫が絡んでくるなあ。
図書館で思い出したことを。TSUTAYAでビデオを借りる時は、紺色の会員カードを提示します。列に並び、カードを出して待っていました。順番が来て、パッとカードを差し出し、「お客様……」と言われるまで、図書館の貸し出しカードを出していることに全く気が付きませんでした。図書館のカードは、蛍光黄緑の地に、「ぐりとぐら」のイラスト付き。おまけに、並んでいる時、手にしっかり持っていて、目にしているはずなのに、どうして気付かなかったんだろう? 同じ「借りる」行為だから?(なわけないよ)
さて、Tmiさんが貸してくれた、引間徹『19分25秒』(集英社文庫)を読み始めた。競歩の話。まんま地味なんだけど、先が気になってきた。そのくせ、久しぶりに座った帰りの電車の中で、膝の上に乗せたままとろとろと。家で本を読むことは、あまりない。だから逆に、外で読み始めた本を家でも読んでいる場合、当たり前だけど気に入ってる度が高いということになる。
ああっ、私も今日、鼻がむずむずした!
17(月)
夜中に雨が降っているのは知ってた。朝、家を出る頃、ぼた雪に変わる。天気予報を見てなかったので、思いがけない気持ち。会社に着いたら、もはや普通の雨。今冬最初の雪を楽しめたのは、時間にして約10分。
「ナイーヴ」を使ってる歌を一つ、思い出した。松任谷由実の「Down Town Boy」。題名、歌詞とも、うろおぼえ。「あんなに ナイーヴな人には それまで会ったことなかった私」(?)で始まる歌。ユーミンには、全然詳しくないんだけど、「経る時」が、ものすごく好き。暗いけどねー。
斉藤由貴の「予感」。歌詞のどこにも、「雪」なんて言葉は出てこなかったと思う。ただ、雪の日は、このメロディとともに、ある決まった道を歩いている自分の姿が浮かんでくる。服装まで、いつも同じ。私はバイト先に向かっていて、同時に、好きな人に会いに行こうとしている。
16(日)
オザケンのCDsg.を探すために新宿のヨドバシカメラ・ゲーム&ミュージック館へ、帰りにも、一つ手前の駅で降り、置いてありそうな店に行く。結果、3枚入手できました。『ラブリー』『ドアをノックするのは誰だ?』『大人になれば』。全部揃うまであともうちょっと、でも、そのもうちょっとが難しそう。
福山雅治の「Squall」を含む3曲入りCDが出ていて(ベストに入ってない曲が入っているとか)、northern bright『Wildflower』などとともに視聴できるようになってた。「Squall」を聴けるチャンス。想像していたのより、ゆっくりしたテンポで、聞いていた通りの歌詞が出てきて、嬉しく思った。良いですね。で、それも良かったんだけど、この間までやっていた、TBSドラマ『チープ・ラブ』の主題歌、northern bright『Wildflower』、これ好きなのでついでに一曲。びりびり鳥肌立ってしまった。やっぱりいいなあ。
フィッシュマンズのCDも何枚か目にして、なるほどこれが35分??秒のワントラックアルバムか、と確認。
夕方帰宅。今日こそスコーンを焼かないと、クロテッドクリームの賞味期限が近い。たにぐちさんのレシピを参考に作ってみた。
感想→対する谷口さんのコメント
1.たにぐちさんの作ったほうが断然おいしい。
2.反省点は、a.牛乳の分量を結構適当にしてしまった。b.生地をのばすときに、表面をもう少しなめらかにすべきだった。焼いている時にアラが見えてきてしまうため。c.もう少し焼いても良かったかも、など。
3.卵の量は1個で良かったのかな。
4.スコーンは、ケーキを作るより難しいと思った。でも、初めてにしては上出来?
5.粉とバターを混ぜる時にスケッパーがあれば便利と思う。持ってなかったので、フライ返し(!!!)を使いました(木べらでも良かったのでしょうが……)。
6.焼きたては、特に絶品。ちなみに、温め直す時はトースターの"バターロール温め"を使いました。
7.クロテッドクリームじゃないとだめだ! と実感。
15(土)
「アーバン・ブルーズ」の意味は昨日のうちにわかりました。すごいなあ。
思い立って、できるかぎりの「小沢健二 CD(s) list」を作ってみました。明日の天気予報は、雪マークがついていたのに、雨マークに変わってしまってた。あたたかいお茶でも飲もう。お茶ばかり飲んでるなあ。することないとお茶いれたり。飲むのはちょっとで良いんだけど。
14(金)
隣のビルから黒い煙がもうもう出ているらしいというニュースが、フロア(というより、うちの部の中か)で話題にのぼった。自分たちのビルの管理者に連絡したら、「窓を開けっぱなしにしているのは、おたく(のフロア)だけですよ!」と逆に怒られたらしい。どうやらその煙は、隣のビルの中で解体工事をしているせいだという話。本社ビルからは、「○○ビル(私たちのいるビル)が火事だと聞いたんですけど!」と電話まで入ってきた。
それはないよ、と、笑っていたけれど、空気はだんだん煙くなるばかり。フロア全体も、ざわざわしてきた? そしてとうとう消防車が出動したらしい。はしご車まで出ているよ、道路を封鎖しているよ、すごい人が集まっているよ、という話がフロアを駆けめぐる。外を見ようと、みんなあちこちへ移動。私も大通りを見てみた。おおーっ、向かいの道路には人がたくさん、真下の手前側の道路には本当に消防車とはしご車がいる。
見終わって、席について、避難訓練の話なんかで盛り上がる。なんだかのんきです。
ビル内に放送が入る。その時、電話が鳴る。ちぇ、いいところだったのに(おまけに、神経を逆撫でする電話だ)。その後再び放送が入るが「窓をしっかり閉めて下さい」、そして、しばらくしたら、「消火活動終了しました」だって。「本当に火事だったのか?」、なんにも事実がわからないまま終わる。
そのうち、バウムクーヘンが配られる。最後までのんきくん。ほおばる私もだけど。
外に出ようとしたら、1Fの外はロープが張られていて、向こうの道路には人がまだたくさん。地下へ潜って移動することにした。TSUTAYAにも寄れず。社食で「ご自由にどうぞ」とあった、菜の花を持って帰る。花を持って歩くのって恥ずかしい。
秋月こお『ライナー・ノーツ[圭]』『ライナー・ノーツ[悠季]』(角川ミニ文庫)ってのが出ていたので買う。フジミ(富士見二丁目交響楽団シリーズ)の外伝です。山田詠美『A2Z』(講談社)は読み終わる。
岩波現代文庫というのが創刊されて、『ご冗談でしょう、ファインマンさん』(上下)を買おうかどうしようか迷っている。ハードカバーの時よりは安く手に入るんだけど。中村雄二郎の『共通感覚論』が懐かしい。筒井康隆の『文学部唯野教授』や新藤兼人の『愛妻記』、理科系のもあったし。
MAQさんとこの「1999GooBoo本格ミステリベスト」を読んでいたら、いろいろ読みたくなってきた。素直にそう思った。
話は突然飛んで、「アーバン・ブルーズ」の意味がわかる人、教えて下さい。つかわれ方→僕のアーバン・ブルーズへの貢献(小沢健二「ある光」の中のフレーズ)。誰かさんがここで聞いてみたらと言うのだけど、多分何も来ないと思うよ。
13(木)
佐野裕貴『東京純情コンバース(2)』(吉祥寺企画・ラキッシュノベルズ)を読み終わり、帰り道から、山田詠美『A2Z』(講談社)を読み始めた。
午前中にどらやき、午後にシュークリームのおやつが配られる。こりゃ太る。夜、五分粥つくるつもりが、全粥になってしまった。
「東京のばーか」に、ちょっとむっとした。
12(水)
昨日の夜の天気予報で、雪がどーのこーの言っていたので、朝起きて一番にしたことは、カーテンを開けることだった。じゃーん!なんにも降ってなくてそれなりにショック。昼から降るってのを聞きそびれてたんですね。
お昼に外に出た時に、みぞれっぽい重そうな雨になっていて、お昼から戻って来た時には雪になっていた。ああ、とうとう降ってきた〜とちょっとわくわくしてたのに、30分後にはまた雨に。それなりに雪らしく降っていただきたかったわ。帰り道、雨降る中を歩いていたら、車の上に雪が積もってるので、あれ? 今雪が降ってるの? と混乱。
ちなみに朝起きて一番にすることったら、めがねをかけることです。今朝、みつからなくってまいった。あ、そうそう、「裸眼では生活できないです…。人の話も良く聞えない感じ」っていう発言でした。全然面白くないと思うけどなあ。
買ったのが、山田詠美『A2Z』(講談社)→『アニマル・ロジック』にはひどく感動したんだけど、それ以降全然楽しめなくて困っている。祈りつつ買ってみた。それと、吉田音『Think 夜に猫が身をひそめるところ』(筑摩書房)→文字だけじゃなく写真が載ってたりして面白そうだったので。(良くわかんないけど)ミルリトン探偵シリーズ。
折り紙の本を何か買いたくなってきた。
11(火)
『前略 小沢健二様』(太田出版)を買った(注文していたのが、今日届いた)。
ピカピカの自転車を見かけると、ほっぽっといている自分の自転車が気になる。5年位前に、LOFTで見つけて気に入った水色の自転車。その時は、ちょっと遠出するのに楽だろうと買ったのに、全然乗ってない。乗ってないけど空気は減る。ほこりをかぶる。かわいそうになあ。でも、自転車って思ったより面倒。歩いていたほうがすぐに止まれるし。
木村佳乃が出ている、JALのハワイのCM、さすがの私もちょっと心を動かされた。バスローブ着た彼女に「おはよう」なんて言われちゃあね。というのも半分あるけど、あののんびり〜とした感じが良いなあと。
10(月)
もっちーの10日付最新memoを読んで私のが驚いたですよ、まったく。「お笑いパソコン日誌」の著者って、もしかして、ちきんさんなんですか?
以前、隣の駅にある雑貨屋で中国茶器を見かけたことを思い出し、安かったら買ってみようと散歩に出かける。家にいるより外に出たほうが暖かい。店に着いて、茶器を見てみると、茶杯が\180.-などという安さなので、他の道具も含めて買うことにした。
CD屋の前を通ると、福山雅治の歌声が流れてきてる。今、売れているベストをかけているのだろう。件の「squall」 が流れないかなあと歌詞を耳で追うも、隣の本屋に入ると音が遠くなるので、CD屋寄りの雑誌売り場のところに戻ってみたり。でも、ベストってたくさん入ってるから、その順番が来るまで待ってるわけにもいかなくて、あきらめる。
昨日、お店で飲んだお茶は、実はものすごく高い値段だったんだけど(和光のケーキ屋のフレンチトースト(もちろん未経験) よりちょい安いくらい)、添えられてくるドライフルーツをちょびちょびいただだきながら、小さい茶杯でこれまたちょびちょびお茶を飲んでいると、「ああ〜、のんびりする〜」という気分にひたれて、お茶がすすむにつれ、またもや酔ったような気分になってくる。とろ〜んと眠くなってしまうのだ。
しかし、眠くなるのは、ただ夜更かしが続いたからかもしれない。家に帰って一眠りしようかと思ったけど、顔を洗って、お湯をわかしていたら目が覚めてきた。夜になって、久しぶりに小沢健二の『ある光』(TODT-5063)を聴いている。本当に、今年の1曲目となった。やっぱりいい、ぐっとくる。
9(日)
午後、原宿から表参道・青山あたりを、てくてくふらふら歩くことにした。まずは、中国茶専門店の「遊茶」http://youcha.com/というところで、お茶を飲む。独特のいれかたをするので、一煎目は店の人にやってもらった。しかし、2煎目からは自分でやらなくてはならないので、仕事を教えてもらう人のように、手順を覚えようと神妙に努力する。その後、思い出の店まで行って、外からのぞき、満足して引き返す。紀ノ国屋に初めて入る。面白そうなものをちょこちょこと買った。
妹夫婦と会う。姪は、私は「おばちゃ」から「おねえちゃん」に昇格していて、どうしてだろうと喜んでいたら、どうやら妹が私に電話する時に「おねえちゃん」と呼ぶかららしい。
でもさ、もっちー、
8(土)
新年初のスケート。すっごい混んでた。その後、定番の「ティーヌン」で、トムヤムラーメンを食べ、時間をつぶすためにお茶の水へ移動、ふらふらして、あ、そういえばスターバックスがあったなあ、と寄ってみる。普通に座れそうだったので、とうとう、キャラメルマキアートを飲む。おいしかったです。お砂糖の甘さじゃないのがいい。
「ぬれもち新年会」。もっちー+昨日のメンバー(のぞむさん、すすむさん、たにぐちさん、私)。お店を2軒はしご。お店の選択も笑いに転化できるのがいい。1軒目、「団体が入っているから」という理由で、オーダーを自分たちで書くように言われる。1.5軒目、話が違うーと店を出て、2軒目、隔離場所で、のほほんと開始。もっちー、まさかとは思うがもし写真を撮ってたら載せないように。
たにぐちさんの名言、「更新したら寝るんだよ!」
解説:今回のオフの連絡が昨日の夜中になっても入らなかったので、もっちーに文句を言ったら、もっちーが「家に帰ってきたら、まだみんな更新してないので、あとでいいやと思ってつい眠ってしまった。次につないだら更新していた」と答えた。それに対しての発言。
一番ショックだったのが、「ソースにコメントが隠されている場合がある」ということ。なんと! 日記なんか多いよーと言われる。なんてことだ。それって常識なんでしょうか。とりあえず今のところ私はしないけどね!(嘘) 面白そうだね。
帰り、自分の駅の一つ前まで行く電車が、目の前で通り過ぎて行った。期待してなかっただけに、ショック。次が最終。最終電車は、音楽を5分くらい鳴らし続けてた(出発時間が5分延長している)。それは半分くらいまでしか行かないので、タクシーは決定。すぐに乗れるか心配していたら、死ぬほどタクシーが止まってて、あっさり乗れた。しかし、問題はその瞬間に起きた。「○○駅までお願いします」「それどこですか?」。同じ沿線の駅なのにっ。「××駅の隣です」と言ったら、「じゃあ、そこまで行くので、そこから先は案内して下さい」だって。歩きでしか知らないので、車の通れる道を案内できるのか自信がない。しょうがないので、「国道***号線に乗って下さい」とお願いをする。真夜中の冒険の始まり。
タクシーは、苦手だー。以前、会社の飲み会で遅くなると「タクシーで帰りなさい」とタクシー券をくれたりしたのは、親切で言ってくれるのはわかるんだけど、「ひー、また苦労するのかー」ってのが正直な気持ち。電車のある時間なら、絶対電車のほうが確実だし、道を指示しなきゃならない心配が面倒。おちおちゆったりしてられない。精神的苦痛。「どこどこ」って言って、すんなりわかってくれればいいけど、たいていわかってもらえないんだものー。一度、運転手さんと一緒に、迷いに迷ったことがあったわ…。それ以降、防衛手段として道路の名前を覚えることにした。そして、家に近くなったら指示できるように毎回、真剣勝負である。窓の外をのぞきっぱなしである。車を運転しないので、そこのところが弱いんだなあ。
7(金)
郷原宏『このミステリーを読め!日本篇』(三笠書房・王様文庫)と、柳瀬尚紀『広辞苑を読む』(文春新書)を買いました。
たにぐちさんと『I love ペッカー』@恵比寿ガーデンシネマ2をみに、…のはずが、急遽、すすむさん、東京に遊びに来ているのぞむさんとも会えることになり、結局4人で映画をみました。その後は、西麻布に移動してスフレを食べて、さまよった挙げ句に一応六本木でお酒を飲んで、かなり静かに語らう(!)。
映画の中で、主人公が使っていたのはキャノネット(映画館に展示されてたけど、詳しい型までは忘れた)、ヴォーグ用撮影の時に出てきたカメラは、あれ絶対CONTAXのG2に違いない! こちらの考え通りに物語が進む、思ってた以上にシンプルな映画だったなぁ。
6(木)
私を「○ッ○ー」と呼ぶ友達3人から連絡が入る。年賀状1通、メールが2通。同じ日に、というのが面白い。昨日の日記とつながった。
小学生くらいの頃、「今思っていること全てを書いておけたらいいのに」って思ってた。親に怒られて、傷つくようなことを言われた時に、「こういう言葉で私は傷ついたっていうのを書いておいて、自分が親になったときに言わないようにしよう」と思ったり。でも、なんて言われて傷ついたかなんて、もう忘れた。
石川三千花『石川三千花の勝手にシネマ』(文春文庫)を読み終わる。面白く読んだのに、「これをみてみたい」と強く思えるものはなかった。文章とイラストで満足しちゃったのかも。明日は映画をみに行きます。SAY,CHEESE!
うわ(というより、きゃあって言ったほうが良いのか)、"公約(?)"どうもありがとう。そう、クールなんて蹴散らして、「愛し愛されて生きるのさ」!
5(水)
昨晩、30分早く寝たら、寝坊した。朝食抜きは、つらい。午前中に、何かお菓子配られないかな〜と思っていたら全然で、午後になって怒濤のように……。
髪を切りに行く。原宿で降りると、まだ学校が始まってないからか、すごい人混み。歩道橋も、列を組んでのぼってくようで、休日の原宿・表参道ってこんななんだろうな、という感じ。いつも髪を切ってくれるKmaさんに、友達から呼ばれるのと同じように「○ッ○ー」と連呼され、うーん、最近こう呼ばれてないなーと思った。自分をそう呼ぶ友達と会ってないってことなんだな……。私のことを「なつめ(さん)」と呼ぶ人と会っていることのほうが、多いのかもしれない。変な感じ。
また男の子みたいになったけど、さっぱり。
夜9:00から、BS2で、羽生さんと将棋好き芸能人の対戦という番組が始まった。羽生さんは、5人の有名人と対戦するんだけど、歴史上の対戦で、投了場面から始めるわけ。羽生さんは投了側になって、そこから勝てるかっていうこと。ついつい見てしまった。その5人は、渡辺徹、阪神の薮、雅山関、丹波哲郎、石立鉄男、でした。雅山関は、なんと、引き分けにしてしまった。あとの人は完敗。
4(火)
出勤。ひととおり挨拶を済ませた後は、いつもの通り。年末の最終日は全くやる気がなかったけど、久しぶりに会社に来ると、それなりに生活のペースがつかめるので、怠け者の私にはちょうどいいのかもしれない。
Tmiさんが貸してくれた、石川三千花『石川三千花の勝手にシネマ』(文春文庫)を読み始めた。濃ゆ〜いイラストが楽しい。
そういえば、年末から音楽を聴いてないな……。何かが少しずつ消えていったら、案外普通に生活できるのかな。本当に大切なものを失ったら自殺しそうに思ってるんだけど、同時に、実際はしないだろうとも思う。長く立ち直れず自殺もできない状態で居続けそう。そういう、だらだらとした精神の死を本当の肉体の死まで持っていきそう。境目が曖昧なまま。
何を書いているのだろー。まとまってないし。こういうことを書きたいんじゃなくって。
葉が丸く束ねてあって、お湯を注ぐと花のようにほどけ開いてゆくお茶を買った。ささやかな幸せのつもりが、なんだかお茶に酔った感じ。どうせ酔うなら幸せに酔おう。
3(月)
駅伝を見て、うたた寝をして、夕方から散歩。お財布の中には2円(!)しかないので、手ぶらで。欲しいものやおいしそうなものを、見ることしかできなくって、とーってもさみしい思いをした。正月休みももう終わり。休みはいつも、「早く休みにならないかなあ」と思っているうちが花。休みに入ると、だらけがちでだめ。基本的に、時間の使い方が下手なんだろう。
Tmiさんによれば、映画『ゴージャス』は、「スー・チーが奇跡のようにかわいい」らしい。困った。みたくなってきた。
雑誌「CREA」(特集が映画)を、買おうかどうしようか迷いつつ眺めていたら、香港映画の記事のところで、『美少年の恋』が、とうとう、ついに、「来春公開予定」となっているのを発見。これは昨年の暮れに発売されていたはずなので、つまりは「今春公開」ってことでしょ。やった〜! めでたい。ちなみに、昨年の夏、初めてみた時の感想は、99/07/18の日記に。2度目の簡単な感想は、99/11/04に。昨年、この映画に随分入れ込んでいたので、この日だけでなく、驚くほど言及している。
2(日)
31日から1日にかけては、いつもの休前日と同じように過ごそうと思ってた。適当にTVをつけて、本を眺めたり、お茶を飲んだり。そんなふうにしていたら、紅白がいつの間にか終わっていて、年が変わっていた。手元にあった本は、橋口譲二『子供たちの時間』(小学館)。結局、年をまたいで、眺め読んでいたことになる。
1日は、お酒も飲んでないし、食べ過ぎてもいないのに、夕方からひどい頭痛をおこして、もんどりうったあげく、"マーライオン"。そしたら少しは楽になったので、再び頭痛薬を飲む。寒くてしょうがなく、帽子をかぶり(おでこが冷えてしょうがないように思った)、手袋をして(もう一つのグレーのほうじゃないと治らない気がしたんだけど見つからず、ベージュので妥協。具合が悪い時ってジンクスをかつぐ)、靴下を履き(寝る時に靴下を履いたら親の死に目に会えないとわかってはいても)、じっと静かに、眠れることを祈る。1年の初めからどうしてこんな目にっ。
あけて2日。もう大丈夫。この日に毎年、神田明神へお参りに行っている。去年と色違いのお守りを買って、おみくじはひかずにおく。猿回しをやっていたので、見学。デパートをひやかして帰る。おだやかな1日。
姪は、凧揚げを体験して、凧に乗りたいとダダをこねたそうだ。思いもしない発想だなぁ。年賀状は、出した分だけと割り切り、返事は出さないことにした。