わたし: 「たまごやきください」板さん: 「あ、無理です」
わたし: 「へ? 無理?」
板さん: 「あれ、もうやめちゃったんです」
わたし: (・・・やめちゃった?)「・・・そうなんですか。」
板さん: 「そうなんです。」
わたし: 「すいませんでした。」
板さん: 「いえいえ、こちらこそ。」
この物語、大雑把に言うと、予知能力を持つ超能力者を利用して、 重犯罪を発生前に取り締まってしまうシステムを構築した未来のお話だ。 実際に犯罪を犯す前に、将来犯すであろう罪によって投獄されてしまうという点が、 映画でも原作でも、社会において議論の的になっている。 面白いのは、ある日、主人公の捜査担当チーフが予知能力者のアウトプットをチェックしていたら、 自分自身が近未来に殺人を犯すという予知結果を発見してしまうというところだ。 自分が殺す相手は、全く見も知らない人物。 これは何かの罠だと思った主人公は、自分の部署メンバーから必死に逃げながら真相をさぐるというわけだ。
原作と映画での大きな違いは、まさにその題名である「マイノリティ・リポート(少数報告)」の取り扱い、 そしてこのシステムの結末だ。 予知能力者は3人いて、基本的には3人が同じ予言をするが、時々違う予言をする場合がある。 その場合、多数決をとって、少数報告は却下されるようになっている。 映画でも原作でも、主人公はこの却下された未来を確認しようと奮闘する。 ところが映画においては、少数報告など無かったということが判明する。3人一致で主人公が殺人を犯すと予知したのだ。 (奥さんは 「これじゃぁマイノリティ・リポートという題名の意味が無いじゃん!」 とご立腹だ。) そして殺人が行われる時間が刻一刻と迫り、その時が来る。主人公はどうするのか? それがこの映画の第一の山場だ。 そして映画では、このシステムに問題点があることが分かって、結局このシステムは放棄されてしまう。
ちなみに、そのシステムの問題点の1つは、(一応伏字) 予知能力者は同じ未来を何度か繰り返し夢見ることがあるという点。 アウトプットのチェックを担当している人間は、以前予知したものと同じと思われる予知映像が出てきた場合、 それを削除してしまう。 そのことを熟知しているある人間は、これを利用して殺人を犯すことに成功したのだ。 手口は簡単。金で人を雇って、殺したい相手をそいつに襲わせる。 そいつが予知捜査チームによって 「将来殺人を犯す罪」で逮捕される。 そいつは別に殺人までは考えていなかったので逮捕されたことに驚くが、捜査チームはそんなことはお構いなしだ。 その逮捕の後、真犯人はそいつと同じ格好をした上で殺人を犯す。 殺人未遂映像と殺人映像は同じものに見えるので、殺人映像は削除されるわけだ。
問題点その2は、あまり面白くない。 (一応伏字) この映画において、2人ほど、予知とは違う行動をするのだ。 予知が当たらない場合がある以上、犯罪発生前の逮捕は違法ということになる。 結果として非人間的な扱いを受けていた予知能力者達が、また人間として生きることができるようになる・・・ というラストは、確かに映画向きかもしれない。
「マイノリティ・リポート(少数報告)」の取り扱いについては、原作の方が面白いと思う。さすがディックという感じだ。 原作で主人公は、少数報告だけでなく多数報告のデータも、つまり3人の予知能力者が出したデータを全部入手する。 そしてそれを見たところ、確かにそのうちの2つでは自分は殺人を犯していたが、もうひとつの予知では殺人を犯していなかった。 それみたことかと思う主人公だったが、よくよく予知報告を読み込んだ結果、ある事に気がつく。 (ネタバレなので一応伏字) 物語の最後の最後でわかるのだが、実はこれらの報告は3つとも別々の未来を予知していたのだ。 2対1ではなく、1対1対1。全てがマイノリティ・リポート(少数報告)だったのだ。 殺人を犯すという未来が1つ目。その予知報告を見てしまった結果として殺人をやめる未来が2つ目。 3つの予知報告を入手し、熟考した結果、改めて殺人を決意し、それを実行する未来が3つ目。 結果としては殺人を犯す未来が2つだったので主人公は殺人罪と決定、殺人を犯さない未来が破棄されたというわけ。 そして主人公は実際に殺人を犯すことになる。 物語の中で主人公は、予知結果を見ることができる人間が殺人を犯すという今回の事件は例外中の例外で、 こんなことは二度と発生しないだろうから、このシステムは問題無いと結論付けている。 また今回の件で、改めて予知が正しいことが証明され、このシステムへの社会の信頼も深まり、安定を迎えるという結末だった。 原作の方が、人間関係なども色々とあって面白く、今回の罠の黒幕も、私は原作の方が気にいっている。 奥さんも同感のようなので、今回の映画は原作の勝ち。 でも映画が面白くなかったとは言いませんよ。
先日M(カラオケ)嬢がパン屋に行ったところ、大変な名前のパンを発見した。その名も
モッコリ チーン パン
ま、まじかー! っと驚くM(カラオケ)嬢。 はぁはぁしながら良く確認したところ、見間違いだということが判明。その名は
モッチリ コーン パン
M(カラオケ)嬢が旦那さんにその話をしたところ
「それ、パン屋がねらってんだよ!」
ねらってない ねらってない っと、この場にいない人に突っ込む一同でした。
アンタは
一体毎日会社に来て
何をしていらっしゃるんですか?!
> アホ山羊様
「忘年会があるから定時よりも前にまとめたいって言ってましたよ。」
「ここにあるフォルダに各人がファイルを入れておけとか。」
「今回変更したファイルだけで良いって言ってたけど…」
「PDFも各自で作っておけって?」
「いや、それは結局自分で作るからいらないとか言ってたような…」
何か、ナゾの生物の目撃情報を話し合ってるような気になってくる。
「君のグループは主任と担当の間に亀裂が生じているらしいじゃないか?」
「え? もうそんなところまで知ってるんですか?」
「でもさっき主任さんが挨拶してたけど、話は面白くないけど、彼なりに一生懸命そうだし、悪い人には見えないけどねぇ」
「いや人柄はどうでもいいんです。我々は管理の仕事をしてくれない、あるいはできないことに不満を持っているんです。」
「う〜ん、そうかぁ〜」
酔っぱらってるみたいだったから、この辺で逃げてきました。
「あのファイルは私がみんなのメールとか見て集計に使ってるだけですから、特にお客さんには送っていません。」
「へ! 送ってないんすか?!」
「いや … じゃぁ、送ります」
「みんなはこのファイルに回答を書き込んでると思ってたんですけど…?」
「いや … 何か、みんなメールで回答してるみたいだったから…」
“みたい” って何 “みたい” って?? どういう風に回答するのかを指示するのがアンタの仕事だっちゅうの! 参った、マジ参った。先週既に回答したと思っていた内容がまだお客さんに伝わっていないとは! そりゃぁお客さん、怒るわ。しかも俺の評判が悪くなってるって訳だろ? マジ倒れそうだよ。
アンタは
一体毎日会社に来て
何をしていらっしゃるんですか?!
> アホ山羊様
「水曜日には、お客さんからの質問事項や不明点問い合わせなどを元に修正したバージョンをリリースすることになってます」
なってんなら言えよ!! っと心で思う我々。でも二人で冷静に聞き返す。
「我々は、火曜日までにお客さんに質問や問い合わせの “回答” を行うだけだと認識してたんですけど」
「いえ、リリースすることになってます」
だから なってんなら言えよ!!
周りの人に、水曜日までに何か出せそうか確認した。みんな、うすうす気がついていたらしく、何とかなるらしい。 マジギレ寸前。
「中華丼って何が乗ってるのか知らない。」と発言したらたいへんバカにされた。くっ。中華丼を見たことがないとは不憫な…。ちなみにこれが中華丼というものです。
サップは格闘家とは言えないな。体が丈夫なだけじゃん。 だって攻撃に対する“受け”とか全くしないんだよ。 例えば、ローキックに対しては必ず蹴られる足を浮かさなければならない。 立ったままキックを受けてしまったらそのまんまのダメージになってしまう。 足を浮かせればダメージは劇的に減るはずなのだ。案の定、ホーストは格闘家らしい作戦をとってきた。 追いつめられないように足を使い、ダメージを与えやすいローキックを徹底的に使用する。 足がやられるとパンチ力がガクッと無くなるもんね。それでもサップは勝利。 でも案の定サップは骨折でサヨーナラ。折れたのは足じゃなくて拳だったけどね。 いや、もうちょっと戦い続けることができるような戦い方にしないと、 選手生命めっちゃ短くなっちまいますぜ。
セフォーvsアーツ戦なんだけど、私はアーツが勝ったかと思ってました。判定はセフォー。う〜ん。
レコvsハント戦では、K−1最速といわれるレコのスピードに負けないくらいハントの反応が良かったのには驚いた。 お互いにカウンターをねらってたんだけど、最終ラウンドで、レコが手を出さないと判定で負けると思ってやむを得ず攻撃に出た。 んでレコのパンチがハントの顔に入ったんだけど、それにめげずにハントがパンチを返して、それがレコの顔をとらえてレコはダウン。 何とか立ち上がったんだけど、膝に力が入らずにガクッとなっちゃって、んで負け。 よっぽど鍛えてきたんだなぁハント … と期待を持ったものだ。
バンナvs武蔵戦は、順当にバンナの勝利。だけど武蔵は結構頑張った。 でも横向いちゃダメだって。特にバンナは相手のスキを見逃さないよ。 私は石井がとても嫌いだが、今回ばかりは彼が解説で言っていたことに同感。
ハントはバンナに負けてしまった。ハントの動きがレコ戦よりも悪かったが、どしたの?
ホーストvsセフォーは、セフォーの自滅という形で終了。 セフォーのローキックが、ホーストの膝に入ってしまったのだ。 まさか、あれワザとじゃないよね? > ホースト
最後にホーストvsバンナ戦。これはバンナかなぁと誰もが思っていたが、まさかのホースト勝利。 フォータイムチャンピオンを名乗れるやつが出るとはね。 考えてみれば、今日の戦いで一番体にダメージ少ないのはホーストだ。 1日の戦い全体でコンディションを調整しつつ勝ち抜かなければならない。 これだからK−1の決勝って怖いよ。