シンデレラ城を含むこの世界は、ディズニーランドのコアと言っても良いでしょう。
お化け屋敷やメリーゴーランド、そしてティーカップとかだけ見てると、
何か普通の遊園地みたいな感じもしてきますが、
そぉんなことはないんですよぉ。
私は、この建物の外観が好きです。 少し暗くなってきた頃に行くと、かなり気分が出ます。 じいっと窓を見ていると、窓の中で時々何かが動きます。あれは演出なのかなぁ。
係員の衣装は、お兄さんは吸血鬼みたいな感じ、お姉さんは洋館のメイドさん風。 皆さん、最近ではちょっと不気味な話し方をしたりして工夫をしています。 低い声で「…お兄さん…足元に…気をつけて…」てな感じ。
中に入ると、壁に男性の肖像画がかけてある広間になっています。
その肖像画の男性は、だんだんと年をとっていき、
最後には骸骨になってしまいます…が、
その回の締め切りギリギリに入ったりすると、もう既に肖像画が骸骨になっていて、
単に「おお、骸骨の絵だ」と思ってしまうかもしれません。
たまに、そんな絵は眼中に無いとばかりに、 「暗いよ〜きゃーきゃー」と盛り上がっているカップルがいますが、 それは後で二人っきりになってからにして、礼儀としてこの肖像画は必ず見ましょう。 たとえ骸骨になっちゃってても。
この後、隣りの部屋に通された上でワンクッションあってから、 いよいよ3人乗りの移動椅子に乗っかって屋敷の中を見物します。
書斎では、本が独りでに本棚から出てきたり、床で這いずっていたり、 誰もいないのにテーブルの上の本がめくれたりしています。
しばらく行った所で、誰も弾いていないピアノが独りでに鳴っている所があります。 「ただの自動演奏ピアノじゃないか」と思いきや、床を見ると、 ピアノを演奏している女性の影が写っているのです! (実は、私の奥さんがこの影に気づいていなかったのにショックを受け、 私はこのディズニーランドのページを作ることにしました。)
さて、更に奥へと進むと、私がこの館で一番好きな場所、大広間に着きます。
現われたり消えたりする幽霊達が、あちこちで色々なことをしています。
どこを見ればいいものか迷ってしまうという人は、
以下に挙げた代表的な項目のうち、2つか3つをじっくりと見てみましょう。
なお、このホーンテットマンションは、少しずつですが、 こまかくバージョンアップしています。
幽霊達がパーティーをしている墓場のシーンなんかは、 本当にちょくちょく色々な幽霊が増えていました。 エジプトのミイラっぽいのは、結構最近増えた仲間です。 自転車の幽霊は、それよりちょっと古いくらいかな?
また最近では、廊下のシーンで、 一見何でもない肖像画の顔が突然盛り上がってくるという仕掛けが増えました。
本当に999人の幽霊を目指しているのかもしれない…。
最後に、このホーンテッドマンションは、なんだか知りませんがやたらと止まってしまうことが多いです。
その際には、案内役の幽霊“ゴーストホスト”の声で
『やれやれ、いたずら好きの幽霊達にも困ったものだ。
すぐに動き出すので、どうかそのまま座っていて欲しい。』という放送がかかります。
あくまでも夢の世界を壊そうとしない心遣い、いいっすね。
当然、ピーターパンの物語を知っていると、より楽しめます。
このアトラクションは、なかなか人気があります。 でも、一度海賊船に乗ってしまうと、物語の展開が非常に早く、 長い待ち時間の割にはあっという間に終ってしまったという印象が残ります。 実際、海賊船のスピードも早いですが。
私は、ロンドンの上空を飛ぶあたりと、 フック船長との対決シーンが好きですね。 カチカチワニとか。
なお、このアトラクションを含めて、
ディズニーランドに奇数の人数で来てしまうと、
かなり寂しい思いをしてしまう場合がありますので、どうぞご注意を。
何と、このアトラクションの主人公は 悪い女王様=魔法使いのおばあさんなのです!! 原題「Snow White's Adventures」の方が、ホントの内容に近いかもしれません。 このアトラクションは、 どうやらお化け屋敷のようなコンセプトが半分入っているようです。
4人乗りのトロッコに乗って、我々は白雪姫の世界…いや女王様の世界へと旅立ちます。 旅立った途端に、上から女王様に睨み付けられ、 女王から魔法使いへの変身を見せられたり、毒りんごをすすめられたり、 恐い森とかに連れて行かれたりして、 「一体どこが“白雪姫と七人のこびと”なんだ!?」 と思うこと請け合いです。
途中、小人達の小屋の中に入る所があり、そこでやっと白雪姫が出てきます。 そして、それっきり彼女とは会えません。
その後も、魔法使いの不気味な様を見せ付けられ、 そして衝撃のラストシーンへと進みます。 「えぇ! これで終りなのっ!!?」 出口から出て来る人々の顔も、このアトラクションでは楽しみの一つです。 カップルとかは「何だコリャ」という顔をしてるし、 小さい子供とかはワンワン号泣してたりして、 知らない人は何があったのかと思うでしょうね。
普通の遊園地、 例えばよみうりランドとか としまえんならこんなのが当たり前だし、 これが浅草花やしきにあった日には ベスト3に入るアトラクションだと思いますが、 ディズニーランドでこりゃないだろう、おい!
という訳で、ここは是非一度行ってみてください。 (^^; なんだそりゃ。 > 自分
なお、トロッコに乗り込んですぐに井戸の横を通ります。
ここでは白雪姫の歌声が聞こえてきます。
この歌は、Snow White's Grottoで流れている歌と同じです。
歌詞は違いますけどね。
悪のヒーロー達の復活を防ぐため、 やたらとテンションの高いガイドのお兄さんやお姉さんに連れられて、 シンデレラ城の中を探検します。
中では、数々の悪役達の所業をこっそり見物したり、 ドラゴンの寝床を通り過ぎたりして、 ついに魔王ホーンドキングのいる部屋に到着します。
ホーンドキングは、魔法のつぼ“ブラックコルドロン”を使って悪の兵隊を呼び出し、 この世を悪の帝国にしようとしています。 つぼから悪霊が飛び出し、周りに転がっている骸骨の目が輝き、 ゆっくりと動き出します。
さあ、奴を倒すためには、ターラン王の正義の剣“光の剣”を使うしかありません。 ここで、光の剣を使ってホーンドキングを倒してくれる勇者が募集されます。 恥ずかしがらずに、「はいっ」と手を挙げましょう。 そうすれば、 冒険の最後にディズニーランドから記念メダルと “サー”の称号が貰えます。
でも、普通は子供が勇者に選ばれますけどね。
また、混んでいる時は、2つのチームが同時にホーンドキングの部屋に到着します。 で、勇者が選ばれるのは片方のチームからだけなので、 運が悪いと勇者募集をしない方のチームになってしまうこともあります。 私は、このパターンが多くって、一度も勇者に選ばれたことがありません。
夜とかに行くと、結構大人だけのチームになったりするので、
そのような時にガイドさんを盛り立てるように積極的に協力していれば、
勇者に選ばれるかもしれませんよ。
ディズニーキャラクターが総出演して、音楽会をしてくれます。
最初に映画館のような部屋に通され、 ここでディズニー映画と音(音楽)の関係について解説している映画を観ます。
次に通された部屋で、ディズニーキャラクター達による音楽会を楽しみます。
基本的に子供向けという感じかなぁ。 でも、こーゆーアトラクションこそ、 ディズニーの世界を正しく表現しているような気もする。
地味で、いっつも空いているアトラクションですが、
皆さんも一度行ってみてください。
この辺りにあるアトラクションに共通しているのですが、 このトロッコの動きが速くて速くて、 おかげで物語の展開も早くって、ついていくのが大変です。
ああ、ここは、あのシーンなんだな、 おっと、これは、あのシーンだ…という感じで、 気を引き締めて行かないと、2から3個くらい、 ポロっとシーンを見逃してしまいます。
そうですね…妖精が出てきてピノキオを人間にしてくれる所だけ抑えれば、
とりあえず良しとしましょう。
ダンボに乗っかって、ぐるぐる回ります。
以上。
この乗り物には、思い出があります。
私がまだ高校生の頃、同じクラスの仲間(男女3名づつくらい)で、 ディズニーランドに遊びに行きました。 春休みだったので、私はなんとなく 「もう暦の上では春なんだから、春を先取りして薄着で行こう!」 と考え、薄手のシャツに春物のジャケットという格好で出かけました。
しかし、その日は冬に逆戻りしたような陽気。 私は一日中ガタガタしながら過ごすことになり、早く帰りたいという気持で一杯でした。
そして、このゴールデンカルーセルに乗っていた時、 ついに空からチラチラと雪が降ってきたのです。
皆が口々に「奇麗ねぇ」とか「ロマンチック!」とか「ナイスタイミングね」とか言っている中、 私は「…死ぬ…きっと俺はここで凍え死ぬんだ…」と考えていました。
なお、この“ゴールデンカルーセル”は、 隣りに“アリスのティーパーティー”が引っ越して来る際に、 工事の関係で一時的にクローズしていました。
クルクル物、ここに結集!…って感じ。
20人乗りのボートに乗って、世界に旅立ちましょう!
各国の子供たちが、それぞれの民族衣装を着て、 歌とともにお出迎えをしてくれます。
ここで流れている歌は、それぞれの国のコーナー毎に、 その国風にアレンジをされています。
歌の歌詞がその国の言葉に訳されていることはもちろんのこと、 音楽の編曲もその国にあわせてあります。 ちなみに私は、ハワイアン風にアレンジされているのが非常に好きです。
ですから、衣装とか全体のイメージとか音楽とかから、
ここはどこの国なのかと考えながら進むと楽しめます。
その国の特徴を出すというのも大変ですよね。 一歩間違えればただの偏見ですから。 ここは、その辺もうまくいっているように私には思えますが、 他の国の人はどう思っているのかなぁ。
とにかく、全体的におもちゃ箱の中みたいな雰囲気で、
私は好きです。
一回で20人を消化できるので、待ち時間もそれほどではありません。
でも、出口付近で渋滞することが良くあります。
まあ、カリブの海賊や
スプラッシュマウンテンと同じ程度かな。
カップ中央のハンドルを廻すと、ティーカップがぐるぐる回ります。 回し過ぎて吐かないように。
実は、調子にのってハンドルを回し続けると、 ハンドルが効かなくなります。 ディズニーランド側としても、吐かれてはたまらんのでしょう。
なお、“アリスのティーパーティー”は1998年6月1日から一時的にクローズし、 1998年11月中旬にリニューアルオープンしました。
くまのプーさんの新アトラクション“プーさんのハニーハント”
を作るための場所を空けるために、
シンデレラのゴールデンカルーセルの隣りに引っ越したんです。
このアトラクションの入り口は大きなプーさんの絵本になっています。 そう! 我々はこれからプーさんの絵本の中に飛び込むのです!
外の待ち行列用通路にはあまり気を紛らわすものもありませんが、
途中にあるミツバチの巣箱から時々ミツバチ達の合唱が聞こえてきますので、せめてそれで心を休めてください。
また、この通路には多少の高低差が付いていて、これによって多少圧迫感が緩和されている気がします。
また室内の待ち行列用通路には巨大なプーさんの絵本のページがならんでますので、 それを読みながら気長に待ちましょう(ちなみに英語です)。 でもこの絵本の内容とアトラクションの内容は、別にリンクしてる訳ではありませんのでご注意を。 これを読んで「何だか予想よりも激しいアトラクションかも」と期待してしまわないように。
このアトラクションは、ハニーポットの動きが特徴的です。
3組のハニーポットが1グループとなって、お互いに錯綜しながらアトラクションの中を動き回ります。
3つのハニーポットはそれぞれ微妙に異なったルートで移動しますので、
きっと乗るたびに違う印象を我々に与えてくれることでしょう。
トゥモローランドにある ファンタジーランド行きスカイウェイと 対になっています。
なんだかいっつも混んでいます。 さばけるスピードが遅いからですかね。 4人乗りなんですが、カップルなんかは2人で乗せますし、 理由は分かりませんが、一つ置きに乗せていることも良くあります。
この乗り場はスイスをイメージしているようでして、 音楽もヨーデルが流れています。 当然、係のお姉さんもスイスの民族服風の衣装です。
ゴンドラからは、夜になるとなかなか奇麗な景色が味わえます。 観覧車が無いディズニーランドとしては、 数少ないカップル用のアトラクションと言えましょうか。
ちなみに、高い所が苦手な私は、あまりこの乗り物が好きではありません。 観覧車も大嫌いです。
<その後>
このアトラクションは、くまのプーさんのアトラクション“プーさんのハニーハント”
の登場に伴い、1998年11月で閉鎖となりました。
こんなことなら、写真くらいとっとけばよかった…。
一定の時刻が来ると、白雪姫の歌声とともに、 噴水と魚達のショーが始まります。 夜だと、照明もショーの一役を担います。
まあ、ショーと言うほど凄いものではないのですが。
白雪姫の歌はデュエットになっていまして、 もう一人の白雪姫の声は、 噴水の近くにある“井戸”の中からエコーみたいに聞こえてきます。 でも、エコーみたいなくせして、ちゃんとハモったりします。
この井戸は“Snow White's Wishin' Well”(白雪姫の祈りの井戸)
という名前なのですが、中を覗き込むと、お金が投げ込まれています。
この井戸にお金を投げ込んでお祈りをすると、願いが叶うのだそうです。 そのように、井戸の横に説明文が書いてありました。 また、ここに投げ込まれたお金は、子供たちのために使われるのだそうです。
実際、ディズニーランド内にある水辺には、必ずと言って良いほどお金が投げ込まれています。 上記の井戸以外は、ほとんどがディズニーランド側の意図していない場所です。
本当に、日本人というのは、お賽銭好きですよね。
正直な所、私個人としての印象はかなり悪いです。
まず、どんなメニューがあるのか、いまいち分からない点。 一応、入り口にメニューはあるんですが、 読んでみても、どんな料理なのか、いまいちピンときません。
待ち行列用の通路にもメニューがあるのですが、 そこにはメインディッシュだけしか表示されていません。
でも、カフェテリア形式だから実物を見ながら選べるし…と思って前に進むと、 一番はじめにお盆と食器類(フォーク・スプーンなど)を取らされます。 何を食べるか決めてないから、取りあえず片っ端から食器を取るしかありません。
はじめにサラダが並んでいました。 大急ぎで悩んだ末に、サラダを一つ取りました。
そしたら、その次にデザート系のものが並んでいました。 サラダの次がデザート?? 最後に出てきてくれるならともかく、このタイミングで来られても、 次に何を取るか分からないから手が出せません。 また悩んでしまいます。
周りを見回すと、他の客も、我々と同様、 どんな料理があるのか分からないためにそれぞれの料理の前で悩んで立ち止まってしまい、 なかなか列が進みません。
で、その後突然メインディッシュコーナーになり、 やはり突然案内係のお姉さんが後ろから話しかけてきて、 「メインディッシュは何になさいますか?」 と言われました。 私が行ったのは閉園間近の頃なので、 奥さんと二人で何か小腹を満たせる程度のものを… と思っていましたので、 二人でメインディッシュをガツガツ食べる気はありませんでした。 で、一つだけメインディッシュ系のものを注文しましたが、 「(私の方を向いて)で、そちらの方は?」 と言われ「ええ、それ(妻が注文したもの)を二人で食べますから。」と答えると、 「はい」という素っ気ない一言とともに、 お姉さんは次の人の所に行ってしまいました。
メインディッシュを前提としている店だと知らなかった我々が悪いのでしょうが、
その応対には、かなりがっかり。
名前はバンケット(宴会・ごちそう)なんですが、
何となく軽い感じの食事をする所だと思いこんでました。
で、案内された席が、これまた狭い狭い! こんなちょっとしか料理を注文しなかったのに、それでも置くのが大変でした。
という訳で、もう駄目駄目な印象しかのこっていません。
ここに行く際には、 まず何らかの方法でメニューを調べ、 きっちりと自分の注文を検討した上で行きましょう。 でも、だったらカフェテリア形式である必要は無いですよねぇ。 あれって、実際の食べ物を見ながら選べるのがメリットなのに…。 やっぱり、料理の順番がおかしいんじゃないかなぁ。 それともすれば、どんな料理があるのかが、 その料理の前まで行かないと分からないのが問題かも。 同じカフェテリア形式のプラザパビリオン とかクリスタルパレスとかでは、 こんな不快な思いをしたことは無いし。 何か変ですよ、ここ。
あ、ちなみに、料理の味は普通ですよ。
でも、この値段でこのサービスなんだったら、 僕は絶対にブルーバイユーに行きますね。
というわけで、私はもう二度とここには行かないでしょう。
これは、大変有名な情報で、雑誌やテレビでも公開されていたと思うのですが、
私はどこなのか知りません。誰か教えて下さい。
で、ここ“ファンタジーランド”をふらふらしていると、 タータンチェックのスカートにハイソックスという出で立ちで、 バグパイプを弾きながら歩いている人を時々見かけることがあります。 この人、別にただの変な人ではなく、 ちゃんと“ファンタジー・バグパイパー”という名のついた人です。
よく一緒に写真をとっている人を見かけます。
非常に快く写真に撮られてくれますので、
皆さんもそうしましょう。
ウェスタンランド , トゥーンタウン , ファンタジーランド , クリッターカントリー