アクアスフィアから見て、 メディテレーニアンハーバーの奥に見える島。 それがここ、“ミステリアスアイランド”です。
この火山島は、東京ディズニーランドの「ビジョナリアム」でもお馴染みの ジュール・ヴェルヌが生み出した小説世界を元にしたテーマポートです。
ネモ船長の潜水艇や研究施設などが島のあちこちに存在し、我々を幾多の冒険へと導いてくれます。 特に火口湖をイメージした島の中央部の景観は素晴らしく、そこにいるだけで我々を楽しませてくれます。
ここの「プロメテウス火山」の火口からは時々炎が吹き出しますので、時々気をつけてみてください。 噴火の際にはパーク全体に「ゴゴゴゴー ドーン」という噴火の音が響きますのですぐ分かります。
また、ディズニーシー・シンフォニーの際には、この火山も花火を吹き出すことでショーの一翼を担います。
この火口湖から花火を間近で楽しみというのも一つの手かもしれませんね。
ジュール・ヴェルヌのSF小説「地底旅行」を元にしたアトラクションです。
アトラクションの英語名は「Journey to the Center of the Earth」、 つまり小説の題名(原作はフランス語なので「Voyage au Centre de la Terre」)と同じ「地球の中心への旅」なのですが、 アトラクションの日本名は「センター・オブ・ジ・アース」。「地球の中心」?? うむぅ〜、だったら小説の日本名「地底旅行」にすりゃぁ良かったんじゃないだろうか…。妙に中途半端なアトラクション名…。
おっとっと、関係ない話になってしまいました。アトラクションの解説です。我々はこれから地底探険に向かいます。 その前に、まずは教授の研究施設を見学しましょう … ってゆーか、待ち行列の順路に色々と置いてあるだけなんだけど。
しかるべき準備ができたならば、我々はクラシックなデザインのエレベータに乗って施設の地下へと向かいます。
エレベータホールのあたりは、炭坑を思わせるような、ちょっとクラシカルなデザインがなかなか良いっす。地下っぽくて雰囲気出てます。
このエレベータの前で係員から幾つか説明があり、その後エレベータに乗り込みます。
なかなか大きなエレベータで、中はとても広くなっています。天井も高いです。
照明や音響を駆使して、地下に降りていく気分を盛り上げてくれます。
さてエレベータで地下に降りたら、いよいよそこから地底探険車に乗り込み、我々は地底の奥深くへと旅立ちます。
地下は、小説の通り不思議な生物で満ちあふれています。有名な巨大キノコの林も出てきます。
ってゆーか、ホントにここは地球なのか!?
小説では巨大な地底湖を横断し、そこで恐竜どうしの戦いを目にすることになったのですが、残念ながら巨大地底湖はでてきません。 その代わり地底怪獣としか言いようのない生物に我々は襲われます。 た、大変だ! 逃げなければ!! そう思った矢先に地底探険車は急加速! 勢い余って地上まですっ飛びます! そして今度は急降下! ここでフラッシュがカシャ!! あ、写真撮られた。 ちなみにカメラの位置は左上。そちらに顔を向けてピースでもすればカメラ目線の写真が撮れることでしょう。 全員がカメラ目線だと、それはそれで怖いですが。
これで我々の地底探険は終了です。無事のご帰還おめでとうございます。
終わったときにちょっとあっけなさを感じるかもしれませんが、後半がジェットコースターなのでそんな気がするのでしょう。
小説でも最後は火山噴火で地上に戻ってきますから、そのイメージを見事に表現しているという気もします。
ちなみに先程の写真は1000円(税別)で買うことができますので、気に入った写真が撮れたら記念にどうぞ。
言うまでもなく、ジュール・ヴェルヌのSF小説「海底二万里」を元にしたアトラクションです。
ちなみに小説の原題は「Vingt Mille Lieues sous les Mers」、 アトラクションの英語名も同様に「20,000 Leagues Under the Sea」、つまり「海底2万リーグ」なのです。 “リーグ”は約4.8km。“里”は約3.9km。 これでも1km近く違うのですからネモ船長の旅路に2万kmもの誤差が発生してしまいます。 ましてやこれを“マイル”にしてしまうと(1リーグ=3マイルなので)旅路が1/3になってしまうのです。 ホントは地球を2周以上回るような距離を旅したのに、2万マイルじゃ1周もできない。
「ああ、ホントはもっとすっげぇ長い旅だったのに…」というネモ船長の嘆きが聞こえる…。 おっとっと、柳田理科雄みたいになってしまいました。さてさてアトラクションの説明です。
我々はネモ船長の秘密基地(外にノーチラス号とか思いっきり停泊してて全然秘密じゃないけど)を訪れ、海底を遊覧させてもらうことになりました。 遊覧場所は、時々自然のものではないような光が観測される海域ということでちょいと怪しいのですが、 遊覧に使う潜水艇はネモ船長率いるスタッフによって完璧に遠隔操作されるので、ネモ船長曰く「絶対安全」なのだそうです。
我々は、例によってネモ船長の海底研究施設を見学しつつ、潜水艇に乗り込み順番を待ちます。
潜水艇は6人乗りで、左右と前方の3方向にある窓に向いている2人用ベンチに座って海底散歩を楽しみます。
この窓が魚眼レンズみたいになっていて、外が屈折して見えるあたりが海底っぽくてなかなかグッドです。
しばし海底散歩を楽しんでいた我々ですが、いつの間にか海底には遺跡のようなものが広がり、異文明の臭いを醸し出し始めます。 ああ、海の怪物クラーケン登場! 我々の潜水艇を攻撃してきます。全然安全じゃない! それと同時にネモ船長のスタッフが慌て出します。
「見学者を乗せた潜水艇のコントロールが効きません!」な、なにぃ! 絶対安全って言っとったじゃないか!! > ネモ
「潜水艇を完全に見失いました。」何と無責任な … と憤慨したのも束の間、外には謎の海底生命体が現れます。 半魚人のような外見。でも道具を使ってるから知能を持っているらしい。 果たして敵か味方か … でも最後には彼らが我々を救ってくれるのです。彼らの助けを得てネモ船長のスタッフは潜水艇のコントロールを取り戻します。 ネモ船長は我々に呟きます。
「君たちを救ってくれたあの謎の海底人達に敬意を表そうじゃないか…」… って、テメーのせいで俺達は遭難しかけたんだろーが! 何ごまかしてんだ!! しかしネモ船長にサマーソルトキックをキメるヒマもなく、我々の旅は終わります。
なかなか海底の雰囲気が良く出ていて、気持ちの良いアトラクションです。
人気アトラクションなのでいつも混んでいますが、待ってる間は間欠泉なども楽しめますし、是非一度乗ってみましょう。
思いっきりイタリアンな名前なのにナゼ中華料理!! でもビール(一番搾りとハイネケン)を置いてるから良しとしよう。
この店は、火山の力で発電する“地熱発電所”の中という設定だそうです。 確かに壁やら天井やらに、怪しいパイプやメーターみたいなものが一杯あります。
先に述べたとおり、ここは中華料理店。カフェテリア形式で、好きな料理をトレーに乗せて、精算してから席につきます。 ビールも置いてますから、点心をつまみにビール飲んでるお父さんなんかをよく見かけます。味は、う〜ん、まぁ … って感じ。 店の近くには、あの大人気“ギョウザドッグ”を売ってる売店がありまして、 どう考えてもここの厨房で一緒に作ってるんだろうからここのメニューにも入れれば良いと思うのですが、ありません。ちっ!!
火口湖の一角、「海底2万マイル」の待ち行列順路のすぐ横に、間欠泉があります。 時々ドバッと水しぶきがあがって観ていてとても楽しいです。
これのおかげで、「海底2万マイル」を待ってるときもあんまり退屈しません。
カメラを持った人があちこちにいて、迫力ある写真を撮ろうといつも待ちかまえています。
気のせいか、夜になると吹きあがりが激しくなるような…。
アラビアンコースト , ロストリバーデルタ , ポートディスカバリー , アメリカンウォーターフロント