永野のりこ「みすてないでデイジー」
メガネ君を語る上で外す事の出来ない作家・永野のりこの代表的キャラクター。読みは「てくのれいじろう」。
フツー(?)の女子高生・松沢ひとみに恋をするが、彼女を「侵略者・デイジー星人」だと思い込み、あと一歩で地球侵略を達成させるまでに至った恐るべき高校生。一時ではあったにせよ、地球上の全てのコンピューターと核兵器は彼の指揮下にあったのである。
結局デイジーちゃんとくっついてしまい、地球侵略は一旦中止されているが、本人はやる気満々であるので何時再開されるかは予断を許さない。
なお、HAL9000が2001年に間に合わなかったのは彼のせい。
都立団栗山高校を平成元年度に卒業。
類似品(笑)として「歩野零一郎」がいるが、活躍的にも知名度でもこっちだろうとゆー事で。
なんか、来るんですよ、個人的に。永野のキャラの心根のひん曲がり具合ってのが。身につまされるってゆーか他人事と言えないってゆーか(笑)。「どーしちゃったの? ケンにいちゃん」あたりなんか、当時の状況も手伝って、完全に自分にオーバーラップさせて読んでいたもんなあ(笑)。って、笑い事じゃねえか。
ところで、アニメ版の方なんスけど、全話録画してるはずなのに1話も見てねえ(爆)。まいったなあ、見てえんだけどなあ。もう探すのも面倒ってゆーか、発掘作業を呈する状態になるからなあ。歳とって隠居してからゆっくり探すか。 (/2000)