第21章 久々の闘技場ライフ

遠〜い昔、1stプレイ時に「このマップではどんな罠が」とビクビクしていたら何も無くて拍子抜けした記憶が蘇る。ここは時間は掛かるけど久々に難易度が低い。敵も多いし、折角だからリノアンをワープ&レスキューしてクラスチェンジ。スリープ持ちの存在を忘れてて、ディーンが眠らされてリセットしたり、じゃあ、とサイレスしたら離脱されてやり直したり、お約束のミスを連打したあとに、風レベルを稼ぎつつ(本を読みながら)ゆっくり雑魚を撃破。アーチ系も弾切れさせて、ボスはまあ後でもいいや。闘技場でも入って軍資金を……得た後、ブリザード2連直撃でリノアンが倒され、3時間の苦労が無になった章。(だから油断せずに全員で行けと……)
ショックで気力が尽き、リノアンの1ターンクラスチェンジは諦めることに(--;。祈り持ちドラゴン部隊さえ倒してしまえばあとは全て武器経験値にするだけ。ダークマージのリワープを一本確保して、ボスのブリザードは諦めて(これを得ようと突撃したのが初回の敗因)、今度はちゃんとボスまで倒してから闘技場へ。

リーフ「じゃ、各自必要分を申告して」
どこからとも無くメモ用紙を取り出す。
アスベル「シールドリング5、ライブリング5です」
リノアン「私はライブリング7つですね」
ホメロス「俺もライブリングだけだな。5つだ」
サラ「あたしは、シールド2こ、ライブ8こ」
リーフ「やっぱりみんなHPが足りないか。僕がパワーリング1つと、ライブリング5つ、と。アスベル、セティのステータスってどれくらい?」

みんなの分に己が分を書き加えて、現在所在不明のセティが必要なのはどれくらいだろうと、弟子のアスベルに尋ねる。
アスベル「4章外伝で別れた時は大体……神族ボーナス(?)で成長率はとんでもなく高かったと思います」
リーフ「う〜ん。じゃこれくらいかな」

シールド4、ライブ7と書き足す。
リーフ「よし、じゃ目標金額は40万G! ホメロス、よろしく」
ホメロス「何だって!? 何で俺だよ!」

ここまで散々こき使われていただけに、心底嫌そうである。
リーフ「一番安全だから」
曰く、アスベルは炎雷風LVが全てA。リノアンはクラスチェンジしたてで風LVがまだ低い。サラはHPが低い上にもうひとつ闘技場に向かない性質を持っている。となると残るのはホメロスしかいない。
リーフ「ナンナも支援につけるからさ。頑張ってよ」
トドメとばかりに笑顔で言われ、がっくりと肩を落としながら闘技場へ向かうホメロスであった。

上級職での闘技場はかなり心臓に悪いけど、回数をこなすうちに完全にパターンが読めて、本を片手に戦えるようになる。闘技場に通いまくった経験から論理的根拠は殆どないけど、同じ金額、同じ職業、同じ命中率の敵が出た場合は100%同じ結果になるという確信を持っていたため、今回は命中25%のグレートナイト(だっけ?)が出てきたときに限り100%負け(退却)るとか、フォレストナイトにも同じパターンがあるらしいとか、それ以外のときはかなり画面も見ずに闘技場。考えようによっては危険極まりないことをやっている。
ちなみにこの時点でのホメロスのパラメータはHP45、セイジに必要なその他パラ全て20、体格9。強すぎて、逆に相手が強化され勝ちにくいかと思いきや勝率9割超えで、案外楽に稼げてしまった。よしっ!これで全員フルパラドーピングができる。次は……画面表示が楽しみ(おい)な外伝だ。

第22章へ

トラキア776のトップへ
Game のトップへ



HOME GAME MIDI BBS LINK HITORIGOTO