マニアックモード全般 |
ついてこられる奴だけついてこい! これ、その昔トラ7が発売されたあとコアユーザー向けっぽい雑誌で書かれていた文章にあったあおり文句ですが、今回もまさにそんな感じでした。クリア後雑感にも書きましたが、とにかく敵が多い・固い・速いの3拍子そろってます。「敵が多い」だけなら多分それほど怖くないです。問題は敵の強さ。 序盤からこちらがバシバシ追撃を食らうケースがあるって一体何事ですか!? 4章ではキルロイが、6章ではボーレが、9章ではイレースが、たったの1戦で沈みました。盗賊相手にティアマトでさえ追撃がでない&はがねの斧でも倒しきれない序盤がかなり厳しかったです。 ボスより雑魚の方が強いときがあるんですが? ノーマルは別としてハードとマニアックはボスのステータスは確か同じだった記憶があります(終章は確実に)。そしてリセットするたびに一定の幅で変化する雑魚敵はといえば、ひっくり返るほどステータスあがりまくってます。終章の中ボスと雑魚ジェネラルは殆どステータス同じ。側にいる赤竜など40近い力、30を超える守備力とボスが意味ないじゃないか、と言わずにはいられない強さです。さらに終章は結構な確率でスキル持ちです。幸いなことに気づかず戦ってもこれが原因で致命傷までは受けませんでしたが、いきなりスキル発動のエフェクトが現れると心底驚きます。 敵が賢い&守りに入っている 以前、武器を盗むと武器屋に向かっていって補充して帰ってくる敵がいましたが(それを利用して稼ぎまくりましたけど(笑))、集団に半端にダメージを与えるとその辺にいる敵の傷薬を奪って使う→その敵から別の敵がまた傷薬を奪って使うということをやってくれます。これはまだ許せますが、本人が傷薬を持っている場合。 なぜこちらの進軍方向とは逆方向に全速移動しながら傷薬を使い続けるんですか? 非常〜に鬱陶しいんですが! ハード序盤ではターンが嵩むという害が(中盤以降は倒しきれないことが殆どないので)、マニアックでは嫌〜なタイミングで後衛が攻撃されるという大問題が発生します。あと遠距離魔法持ちキャラ。28章で実感したのですが「できるだけこちらに近寄らず大きなダメージを与えられるキャラを狙って」動いてきます(--;。固定マニアックで強力魔法が欲しかったので最大移動攻撃範囲ギリギリに狙われやすいキャラ(ボーレ、オスカー、ソーンバルケ)をおいて魔法防御の高いキャラはその辺に配置していたところ、狙われたのはトパックでした。しかも偶然ではない証拠に連続して。 こちらは遠距離攻撃した後に騎兵で担いだり再行動で逃げてますからとやかく言えないですけど、敵にこれをやられると……という典型的なパターンでした(苦笑)。 MAP序盤がとにかく辛い 2、4、6、7、13飛んで24、26、27、終章。はっきり記憶にあるだけでこれらのMAPの序盤は頭を抱えまくりでした。積極型の敵、多すぎです。26章なんてある意味トラ7の22章よりタチ悪いです。逃げる手段ありません(泣)から。どう策をめぐらせても正面から迎えうつしかないです。 特殊武器・アイテムを惜しんではならない リガルソードが勿体無い、ショートスピアやハンマーetcも使わずに、トライアルがあるのに勇者武器なんて絶対使いたくない―なんて言っていたらクリアできません。明日の心配より現在を乗り切ることが最重要。大体序盤なんて普通に戦っていても8章に着くころには専用武器しか残ってなかったりしますし。終章、ぎん武器程度じゃ敵が残りすぎて味方に損害が……となるので、勇者の弓×2(1つは28章で奪い取り)、勇者の槍、ボルガノン、はてはパージまで駆使して初期配置付近の戦いを制しました。トライアル用のデータはハードででも作ればいいと割り切らざるを得ませんでした(--;。 でも、妙〜に抜けた行動も健在 平たく言えば「ダメージ通らないキャラに攻撃してくる」ですね(笑)。さすがに他にキャラがいないとき限定ですが。魔防28のキャラに20ちょいの魔法攻撃されてもはじくだけです。あとせっかくボスが回復薬持ってるのに、雑魚がそれを奪っていったり。 番外:武器が切れる 入手アイテムを把握して進まないと、MAPラストで武器を捨てなければならない展開になりがちで泣く泣くリセット、5章でうっかりガトリーの武器をオスカーに渡すのを忘れ、7章ではもうショートスピアしか手元になかったり、できるだけ節約してきたはずなのに7章につくころにはてつの斧が切れ、命中率の今ひとつなはがねの斧を常時使わざるをえなかったり、といくらなんでもこれは辛いという局面が。セネリオのウインドも補給できる敵魔道士が出てくる少し前には切れてました。拠点みたいにとは言いませんが、せめて脱出する5章頭(orラスト)だけでも、てつ装備onlyでいいので買い物したかったです。 以上の点がブレンドされ怒涛の戦いと相成りました。終盤にいくと上級職LV20のキャラを揃えていてすら力押しではどうにもならず、ちょっと気を抜けば即刻リセットが待っている(気を抜かなくてもある程度運が絡むところもある)。だからこそ突破口を見つけたとき、クリアしたときには「勝った……!」と思える。ある意味では理想的な展開でした。 |
どっち? 乱数式と固定式 |
最初は固定式なんてそんな頭の痛くなるようなプレイしたくない、と思いっきり逃げていたわけですが(それでもいつかは挑戦する気で)、いざ両方プレイし終わってみるとどちらも一緒だったかな〜と。 もちろんターン短縮を狙っていくなら圧倒的に固定の方が難しいと思います。でも固定式ではボーナスEXには殆ど意味がない(私見)ですし、いくらターンがかかってもボーナスEX分は敵で稼げばOKなら14章〜28章までは固定式の方が楽だと思います(終章はぼやぼやしてると移動10半無敵ボスが突っ込んでくるので)。 逆に、乱数式のメリットはやっぱり拠点調整にあると思うので、ボーナスEX―しかも微々たる―を稼ぐ為にはターンをかけすぎるわけにはいかず、速攻をかけざるを得ない。気づいてみたら何回もやり直し、計画を立て直し、一部強キャラがいるということを除けばいわゆる評価狙いプレイとなんら変わらないプレイスタイルになっていたということに(--;。 個人的には、ターンを気にせず、ある程度安全確実なクリアを目指すならむしろ固定式の方が楽な気がしました。 |
乱数成長方式いろいろ |
大体小ネタページと雑記ページ(そろそろ過去ログあたり)で絶叫した感じなのですが……。27章で「そういえば無理してターン縮めなくても大体育ちきったんだっけ?(遅い)」と思うまでは、きわめて厳しい道のりでした。エースキャラ2人以外があまり育っていなかったこともあって、16章ではフォルカが盗賊からアイテムを盗み返せないことが多く(リセットで調整)、21章では初期レベルのサザが小部屋の賢者にサンダーストームで倒され、25章では敵ボスが落石で墜落したのに爆笑し、26、27章は初期配置付近の敵集団に大苦戦。28章でもティバーンがスリープにかかった挙句落とされリセット。 2周目にして、エースユニット数人じゃ全然間に合わないということを思い知りました。セネリオ、イレース、アイク、キルロイ、ミストがほぼフルパラでしたが、そのほかはLV20ステラ、必須のリュシオン、強制出撃ナーシルしか終章では出撃もできないような状態でした(--;。もっともここの場合は少人数精鋭で逆に楽は楽でしたけど。
ハードと比べてもさらに偏りが凄まじくなりました。半端なユニットじゃダメージが通らないというのも原因の一つだと思います。数字は序盤はティアマト、中盤〜セネリオ(+イレース)、終盤アイクが駆け回った結果なので納得といえば納得です。が、しかし。確かに後半怒涛の敵軍の半分以上は任せっぱなしにしていた記憶はあるのですが……445勝って一体(^^;。逆に何勝でカンストするのか知りたくなります。 練成での魔法の扱いとか、魔道士だけ守備力上限が10とか(クレリックでさえ上限20なのに!)、どうも今回弱体化を図られていたような気がする魔道士ですが、愛情込めて育てていけば、以前ほどの無敵さこそないもののやっぱり強かったです。特にマニアックは「直間両用」武器で攻めて来る敵が多い上やたら固いので、賢者1人も育っていなかったらかなり厳しかったんじゃないかと思います。24章あたりから、賢者2人にエルサンダー(未使用)を3つずつ持たせても、章クリア時には殆ど使い切っていたという状況が続きましたし。エルサンダーや銀武器を使わざるを得なかった為、所持金は最終的に60000G程度まで減っていました。 |