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雨中九份



南飛千里雨溟濛,
山郭石階千燭籠。
天有烏雲地滿傘,
悲情九份水煙中。




九份の豎崎路
九份の「悲情城市」 九份の豎崎路
九份・「阿妹茶酒館」にて 九份・阿妹茶酒館前

                                                    
    雨中(うちゅう)九份(きうふん)

南飛(なん ぴ ) 千里  (あめ) 溟濛(めいもう)
山郭(さんくゎく)石階(せきかい)  千の燭籠(しょくろう)
天に 烏雲( う うん) 有りて  地に (かさ) 滿()つ,
悲情(ひじゃう)九份(きうふん)  水煙(すゐえん)の中。

    *****     
  十二月九日から十二日までの日程で、台湾北部のミニ旅行をした。

memo:
九日の午後は
九份(きゅうふん)を巡り、十日は台北市内で、林森公園の明石総督の墳墓跡→台北二二八和平紀念館((昼食:サンドイッチ)〜二二八和平公園)→総統府→信義(誠品書店→台北101)を廻り、十一日は新北投(北投温泉博物館→地熱谷)→圓山(孔子廟→保安宮)、十二日…帰国、の行程。

  この詩は、九份(きゅうふん)の阿妹茶酒館で、お茶をいただいた時に作った。
  雨・雨・雨………、それに対して、人の傘・傘・傘………。『悲情城市』の舞台となったと謂われるところは、今では熱気で満ちあふれていた。よいことだ…。

    ------------------
・九份: 台湾北東部(=台北の東40km)の山あいにある階段と崖の町の名。曽て、金鉱があることに因って発展し、日本統治時代に最盛期を迎えた。黄金は涸渇したが、現在でも、レトロ調になった当時の路地や石段や建造物には、最盛期の日本時代の面影が色濃く残されている。 近年、再び脚光を浴びるようになったのは、二・二八民変を取り上げた映画『悲情城市』のロケ地となったことによる。
・山郭: 山にある村。
・石階: 石段。
・燭籠: 明かりの入った提灯(ちょうちん)。
・烏雲: 黒雲。雨雲。
・悲情: かなしみ。映画『悲情城市』で描かれた「かなしみ」。台湾の侯孝賢監督が描いた台湾の悲しみの近現代史。日本統治時代の終わりから二・二八民変へかけての台湾の「かなしみ」。


平成二十七年十二月九日




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