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四國遍路 車中即事



寒流千里天花濛,
四國靈山白雪風。
老去人思歸土日,
伽羅香滿一車中。




八十八番:大窪寺 八十八番:大窪寺
八十八番:大窪寺 八十八番:大窪寺
八十八番:大窪寺 八十七番:長尾寺と静御前剃髪塚
志度寺近くの平賀源内の墓 八十六番:志度寺
                              
                                                 
       四國遍路  車中即事

寒流 千里  天花(てんくゎ) (もう)として,
四國の靈山(れいざん)  白雪の風。
()()れば (ひと)は思ふ  (つち)に歸るの()を,
伽羅(きゃら)(かう)滿()つ  一車(いっしゃ)の中。

    *****     
 今日(一月二十四日)、誘われて、四国のお遍路にバスで行った。四年に一度という逆打ちの第一回目で、第八十八番:大窪寺・第八十七番:長尾寺と静御前剃髪塚・第八十六番:志度寺と平賀源内の墓を巡った。
 大寒波の襲来で、NHKの報道では「不要不急の外出は控えましょう」と言っていたが、不要不急ではないので、出かけた。
 淡路島から四国に入ったが、すぐに真っ白な世界になった。大窪寺一帯は、一面の濃い雪化粧がされていた。
 お寺に着いて、バスから降りる前、お線香をケースから取りだしているのだろう、微かな香りが漂い、車内に広がった。
 
 この詩は、そのバス中での作。
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・寒流: 寒波。
・天花: 〔てんくゎ;tian1hua1○○〕雪の別名。天から降る花のような雪。また、天花(てんげ):天上界に咲くという霊妙な美しい花。法会での蓮華の花びら。
・伽羅: 香料の一種。沈香(じんこう)などの香木から製する良質の香。ここでは、お線香の香を謂う。
・一車: 車の中全体。車内。ここでは、バスの中。


平成二十八年一月二十四日




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