huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

                                          




血汚常棣



寶書法籙不辭血,
民族貧窮安在天。
看我非常DNA,
嗟嗟除異似欣然。



                                                
          血汚(けつ を )常棣(じゃうてい) 

寶書(はうしょ) 法籙(はふろく)  血を()さず,
民族の貧窮は  (いづく)んぞ天に()らん。
()よ (われ)らが (つね)(あら)ざる DNAを,
嗟嗟(ああ) 異を除くこと  欣然(きんぜん)たるに似たり。

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 我々、命あるものの業(ごう)について、悲しみと憤りを以て見つめた。

 血債血償!

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・常棣: 〔じゃうてい;chang2di4○●〕ニワザクラ。庭桜。バラ科のニワウメの一変種。兄弟の情誼を謂う。『詩経・小雅・常棣』の一部分「常棣之華,鄂不韡韡。凡今之人,莫如兄弟。死喪之威,兄弟孔懷。原隰矣,兄弟求矣。脊令在原,兄弟急難。毎有良朋,況也永歎。兄弟鬩于牆,外禦其務。毎有良朋,蒸也無戎。」とある。
・寶書・法籙: ここでは、思想書や宗教の書の意で使う。
・安: どうして…か。いずくんぞ…(や)。反語。=焉。「…安在天」(=焉在天)は「…安(いづ)くんぞ天に在(あ)らんや」((貧困は)どうして運命なのだろうか→貧困や差別は実力を以て打倒すべきである)。
・我: 「われわれ」「われら」と複数形で読みたい。「我々生命体」の意。「爾」としても同義になろうか。
・非常: 究極の。異常の。特殊の/な。
・DNA: デオキシリボ核酸。ここでは、祖先から子孫へ連綿と伝わる「遺伝子」の謂いとして使う。詩にアルファベットを使ってみたかった。
・除異: 社会現象(≒ムレ)としての「攘夷運動」。個体(≒個人)としての「免疫反応」(=外来の異物を排除するための生理機能)を謂う。
                  
平成二十八年七月四日




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