・常棣: |
〔じゃうてい;chang2di4○●〕ニワザクラ。庭桜。バラ科のニワウメの一変種。兄弟の情誼を謂う。『詩経・小雅・常棣』の一部分「常棣之華,鄂不韡韡。凡今之人,莫如兄弟。死喪之威,兄弟孔懷。原隰矣,兄弟求矣。脊令在原,兄弟急難。毎有良朋,況也永歎。兄弟鬩于牆,外禦其務。毎有良朋,蒸也無戎。」とある。 |
・寶書・法籙: |
ここでは、思想書や宗教の書の意で使う。 |
・安: |
どうして…か。いずくんぞ…(や)。反語。=焉。「…安在天」(=焉在天)は「…安(いづ)くんぞ天に在(あ)らんや」((貧困は)どうして運命なのだろうか→貧困や差別は実力を以て打倒すべきである)。 |
・我: |
「われわれ」「われら」と複数形で読みたい。「我々生命体」の意。「爾」としても同義になろうか。 |
・非常: |
究極の。異常の。特殊の/な。 |
・DNA: |
デオキシリボ核酸。ここでは、祖先から子孫へ連綿と伝わる「遺伝子」の謂いとして使う。詩にアルファベットを使ってみたかった。 |
・除異: |
社会現象(≒ムレ)としての「攘夷運動」。個体(≒個人)としての「免疫反応」(=外来の異物を排除するための生理機能)を謂う。 |