夢伊吹山 |
夏宵來信登靈山, 琶水竹生指顧間。 已過五年峰更峻, 夢中只見嶺花閑。 |
清正を連れて登った 平成23.7.10 | 何の花だろう? 平成23.7.10 |
琵琶湖の方を望む 平成23.7.10 | 清正を連れて登った 平成23.7.10 |
ここで断念! 平成23.7.10 | 何の草か? 平成23.7.10 |
登った所をふり返って平成23.7.10 | ここへ行きたかった… [ Photo by (c)Fuku.St ] |
夢中に ***** |
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今日、「伊吹山に登った」との知らせを受け取った。 我が家でも、五年前は、愛犬・清正も元気に登り、家族全員が意気軒昂として登って行った。 でも、今では、こちらは夢の中ででも山頂に行くしかあるまい。道は更に遠く、山は更に高くなってきている(ように感じる)のだから。 …という詩。 ------------------------ ・信: 手紙 ・霊山:ここでは伊吹山のこと。 ・琶水:琵琶湖。 ・竹生:琵琶湖の中の竹生島。(写真:左列の最上段の湖水中に見える) ・指顧:ゆびさしかえりみる。距離の近いさま。=指呼(ゆびさしよぶ)。 ・嶺花:高山植物の群生を指す。お花畑。 ----------------- この詩を仄起にして: 夢伊吹山 夏夜信來登膽山, 琶湖竹島指呼間。 五年已過峰逾峻, 夢裏只囘花苑閑。 伊吹山を夢む 夏夜 信 五年 夢裏 只だ は如何なものか。 |
平成二十八年八月十二日 |
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