伊豆秋色

黄葉多少翠霧流， 欲窮千里天涯秋。 昭和憧憬黯�ｸ夢， 荏苒至今志客遊。

唐人お吉の墓（右端：右の写真）	唐人お吉の墓
安直楼	ペリー艦隊上陸記念碑
ペリーロード	ペリーロード
ペリーロード	了仙寺
石廊崎　石室神社へ	石廊崎　石室神社より熊野神社を望んで
石廊崎の海	石廊崎　熊野神社から石室神社を顧みる
弓ヶ浜	熱海　お宮の松
熱海　貫一とお宮の像

                                                

伊豆の秋色　 黄葉(くゎうえふ)　多少( た せう)ぞ　　翠霧(すゐ む ) 流れ， 千里を　窮(きは)めんと欲(ほっ)す　　　天涯(てんがい)の秋。 昭和(せう わ )の憧憬(しょうけい)　　黯(あん)たる�ｸ夢(きゃうむ)を， 荏苒(じんぜん)　今に至りて　　客遊(かくいう)を志す。 　　　　　　　　　＊＊＊＊＊

お吉のお墓に詣ろうと思い、伊豆の下田に出かけた。傘を持って出かけたが、あまり使うこともなく二泊三日を過ごせてよかった。 　　この詩は、下田を目指して進む伊豆急の中で作ったもの。伊豆九首のうちの一。詩意は、昭和の初めの頃は、人々は「旅」に憬（あこが）れていた。行けないからこそ、余計に憬れた。---高原を行く列車、憧（あこが）れの…航路、等と。わたしも、今になってミニ旅行に夢中になっている---というもの。 　 　memo:10/9：⇒熱海⇒下田（宝福寺・（唐人）お吉の墓・宝物館・勝海舟・山内容堂会見の場（昼食：パン）→安直楼→ペリー艦隊上陸記念碑→ペリーロード→下田駅⇒弓ヶ浜（泊）→10/9：⇒石廊崎（灯台→石室神社）⇒下田（昼食：紅茶）→了仙寺→ペリーロード⇒弓ヶ浜（泊）→10/10：⇒下田駅⇒熱海（→海岸→昼食：モッツァ・キビナゴ・茶→お宮の松→駅前（饅頭、紅茶800））⇒帰宅（8:40）。 　　　　　　　　　　　　　-----------------------

平成二十八年十月八日

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