南蘇丹PKO治兵 |
萬朶紅雲旭日暉, 不須仰望散華枝。 今朝征旅治兵勇, 正是山櫻落葉時。 |
南 ***** |
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今日十九日、南スーダンのPKOに派遣される陸上自衛隊の壮行会がが青森市の青森駐屯地で開かれた。稲田朋美防衛相は、「自衛隊の国際平和協力の歴史の中で、新たな一歩となる」と訓示をした。十一次隊は、二十日から順次首都ジュバに向け出発する。 このことを詩に詠った。 ---古来、朝日に匂う桜の花は、日本の心の真髄とされてきた。わけても、桜の花の潔く散るさまは、武人の忠勇の精華の象徴であり、鑑(かがみ)とされてきた。 しかし、今回は、散る桜花を見ないでいただきたい。全員が生きて無事に祖国に帰ってきていただきたい。無事に。ただ、桜の紅葉は、今散ってはいるが…。 ------------------ ・治兵:出兵するときの閲兵式。現代風には壮行会になろう。 ・征旅:征伐の軍隊。旅人。 ・勇: 兵士。 |
平成二十八年十一月十九日 |
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