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| 賠償金三千萬！？ |
| 朔方力士釜中豆， 不識四恩還鬩牆。 故山今夜月圓滿， 暗涙幽幽落異鄕。 |
| 賠償金三千萬！？ 故山は 今夜 月 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ |
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貴ノ岩が日馬富士に損害賠償三千万を求める訴訟を起こした、という。 そんなことをすると、国へ帰れないではないか。 親方の代理戦争なのか？ 人の恩義には、師（＝師匠（親方））の恩もあるが、国王の恩・父母の恩といった血の繋がった祖国の恩もあるのだ。 ああ、もう少し、よい方策はなかったものか…。悔やまれる。 ----- 〔後日記：今日（＝H30.10.30）の報道によると、貴ノ岩は日馬富士への訴訟を取り下げたという。（貴ノ岩の母国・モンゴルの）親族への強烈なバッシングが始まり、家族が非常につらい目に遭っているからという。 平成30.10.30記〕 ------------------ ・釜中豆：釜の中で煮られる豆と萁（まめがら）の関係（身内同士で争いあう意）。魏・曹植の『七歩詩』に「煮豆燃豆萁，豆在釜中泣。本是同根生，相煎何太急？」  とある。・狼：蒼狼を指し、蒼い狼 と 白い雌鹿のモンゴル建国神話≒モンゴルを謂う。 ・四恩：人がこの世で受ける四種の恩で、師匠（師友）の恩だけではなく、祖国、肉親の恩（国王の恩、父母の恩…）等がある。 ・鬩牆：兄弟げんかを謂う。『左傳』僖公二十四年に『常棣之華』「常棣之華，鄂不韡韡。凡今之人，莫如兄弟。兄弟鬩于牆，外禦其侮。」 また、『詩経・小雅・常棣』の一部分「常棣之華，鄂不韡韡。凡今之人，莫如兄弟。死喪之威，兄弟孔懷。原隰 矣，兄弟求矣。脊令在原，兄弟急難。毎有良朋，況也永歎。兄弟鬩于牆，外禦其務。毎有良朋，蒸也無戎。」 がある。 |
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| 平成三十年十月四日 |
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