令和憶昔
南飛萬里碧波天,
樹下相逢結髮前。
昭和如夢平成去,
共過風波四十年。
令和に昔を憶ふ
南飛 萬里
碧波
(
へき は
)
の天,
樹下に
相
(
あ
)
ひ逢ふ 結髮の前。
昭和は 夢の
如
(
ごと
)
く 平成は 去り,
共に 風波を過ごして
四十
(
し じふ
)
年。
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「昭和・平成の大御代を生きて、令和を迎える…。」思いが湧き起こり、それを詠った。
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・結髪:
髪を結う。成人の風。転じて、成人として結婚する。前漢・蘇武の『留別妻一首』に「
結髮
爲夫婦
,恩愛兩不疑。歡娯在今夕,嬿婉及良時。征夫懷往路,起視夜何其。參辰皆已沒,去去從此辭。行役在戰場,相見未有期。握手一長歎,涙爲生別滋。努力愛春華,莫忘歡樂時。生當復來歸,死當長相思。」
とある。
平成三十一年四月一日
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