降魔　碇豊長の漢詩　拙作紹介

huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

降魔

元三師在大門瞋，
冩得心經口罩巾。
多謝東瀛八百萬，
海妖降下逐瘟神。

　　　　　降魔(がうま )

元三(がんざん)師　大門に在りて瞋(いか)らせ，
冩(うつ)し得たり　心經　　口罩(こうたう)の巾(きん)。
多謝す　東瀛(とうえい)　　八百萬(やほよろづ)，
海妖((あまびゑ))　降下せしめて　　瘟神(をんしん)を逐(お)はん。
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我が家の玄関には、「厄除け大師」の元三大師の像がある。（京都・大原の三千院で買った）。また、般若心経のマスクを作ろうとしている。（華厳の滝で買った）。更に喜ばしいことは、神州・日本の八百万（やおよろず）の神々の使いとして、「あまびえ」が降り立ったことだ。力を合わせて疫病退散を願う。
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・降魔：疫病退散。
・元三師：元三大師。「厄除け大師」。平安時代の天台宗の僧。
・大門：玄関。
・瞋：まなこをいからせる。
・冩：うつす。書く。
・心經：ここでは般若心経のことをいう。
・口罩：マスク。
・巾：おおい。
・東瀛：東海。神州・日本を指す。
・八百萬：やおよろずの日本の神々。
・海妖：ここでは、「あまびえ」を指す。
・逐：追う。追い払う。
・瘟神：疫病神。ここでは、コロナウイルスを指す。毛沢東に『送瘟神　其一』一九五八年七月一日「綠水靑山枉自多，華佗無奈小蟲何！千村薜茘人遺矢，萬戸蕭疏鬼唱歌。坐地日行八萬里，巡天遙看一千河。牛郞欲問瘟神事，一樣悲歡逐逝波。」