大和三山賦 畝傍山

畝傍山下紫煙深， 小徑逶迤繞隴林。 一歩更登一歩峻， 遙望故園夏雲岑。

橿原神宮	畝傍山（後方）と橿原神宮
畝傍山上から望む葛城（右）・金剛（左）	畝傍山中
畝傍山中	畝傍山下
橿原神宮深田池	深田池の夕陽

畝傍(うねび)山下(さん か )　　紫煙 深く， 小徑　逶迤(ゐい)として　　隴林(ろうりん)を繞(めぐ)る。 一歩　更に登れば　　一歩　峻(けは)しく， 遙かに 故園を望めば　　夏雲の岑(みね)。 　　　　*************************

今日、畝傍山(うねびやま)に登った。山は、登れば登るほどに、高くなっていくかのように感じられた。西の方を見れば、夏雲が輝く金剛・葛城・二上山。「やまとは　国のまほろば　たたなづく　青垣山こもれる　やまとし　うるはし」を思い出した。　 　山の麓は、橿原神宮。詣でて、平安を祈った。 　　これで昨年よりの大和三山巡りは、一応終えた。そこで、『征大和三山賦 畝傍山』とした。 　　　　　　　--------------- ・隴：丘、畝(うね)。

平成二十三年六月二十六日

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