刃付けの部屋 
 

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ようこそ刃付けの部屋へ, まずは自己紹介から!
高知県土佐市家俊1271 笹岡晃(通称 とぎし)です。
土佐和包丁(刃付け工房)
●昭和27年11月10日大阪府堺市に次男として出生する。
●昭和28年11月に親子共々帰高する。
●小,中,高、と田舎で育ち18歳で一度は東京に、就職しすぐにUターンする
●20才で、堺へ刃付けの修行に出る。24歳で中途半端のままで高知に戻る
●親の元で修行し、そして昭和63年に独立し,現在に至る
少しですが簡単に説明させていただきます。
写真は刃付けの荒砥ぎの作業風景です。
左は荒砥ぎで1番最初の工程で刃付けの基本になる作業です。
刃や平を研ぎそして 裏へと行き、 刃(1mm〜0.5mm)を付けた状態で本砥ぎに進みます。
左の写真は本砥ぎ作業です。
この本砥ぎは長年の勘と技量が伴わないとできない作業である
ここでは、刃が付いた状態でここから羽布あてに行く
左の写真が羽布仕上げです
羽布あては、女性で言えば化粧みたいなものです
手を入れればいれるほど良くなるものです。
だから 1番大事になる工程です。
左の写真は刃(しのぎ)の部分にくもりを入れるところです。
くもりをつけるには砥石の粉を使用します。
の後はこば(切れる状態)を付けて刃付けの最終工です
製造直売
地金 荒砥ぎの状態 仕上がり →柄付け→市場(消費の皆様へ)

和包丁について
 
 

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 包丁の歴史
和包丁の技術の真髄は、日本刀 の伝統技術から生まれたもので、刀鍛冶や鉄砲鍛冶の製造されたところにある。
江戸時代にはいって、いわば民生用の包丁鍛冶にかわっていった。
優秀な包丁を造るには、良い材料と高度な技術が必要である。

高級刃物鋼の製造について

高級刃物鋼を造る時は,原料を選択して不純物を少なくしなければなりません。
真砂砂鉄を原料として独特のペレタイジング法、低温還元法によって造られていく。
鋼の製造技術は溶解、加工、熱処理の三つに大別される。

たたら製法について

昔は土で炉を造りその中に松炭、砂鉄、又、松炭、砂鉄と重ね合わせながら、ふいごで空気をふきこませ、
加熱しながら、溶かしていく。溶けて流れて出てきた溶解鉄が、まさにそれが、玉鋼である。
昔は、その玉鋼を使って刀を作ったと、されている。
自分も、その玉鋼を使って刃物を作ってみたいものだ. これは、ほんのひとりごとです。

和包丁の分類

和包丁 ハガネ 本焼 青二鋼(黒丹柄本焼)
白二鋼(八角柄水本焼)
鍛接鍛造(地鉄と鋼) 青二鋼
●墨流し
●青波本ガスミ
白二鋼(水牛柄上ガスミ)
ステンレス特殊鋼 鍛接鍛造 銀三鋼(白銀)

包丁の製法は大きく分けて本焼とに分けられます。

本焼とは鋼の無垢が素材で、とは鋼と鉄を鍛接したものです。
本焼の和包丁の利点は、切れ味が長持ちし刃研ぎによる形くずれしにくいという点です。欠点としては、製法が難しい為商品にバラツキが出る事や価格が高い事、又硬い為刃研ぎに時間がかかるなどです。このような理由の為、本焼の和包丁は、かなり刃研ぎの経験を積んだ人でなければ扱えません。

の和包丁は表に鉄、裏に鋼を鍛接している為研ぎやすいが、本焼に比べ切れ味の落ちるのが早い。又表と裏に違う材質を使っている為、包丁が表に向かって(鋼と鉄の膨張率の違いにより鋼が鉄に押される為)反る事があるという欠点がある。どちらの製法で作った包丁も一長一短がある為、使う人の使用法や力量に合った包丁を選ぶことが大切です。

洋包丁 ハガネ(炭素鋼)
ハイカーボンステンレス鋼
セラミックナイフ

洋包丁は殆どの工程が機械化され、製法は比較的共通しており鋼の性質材質や産出される場所で分けられることが多い。

材質で大きく分けると、特殊鋼(ステンレス鋼)と鋼(炭素鋼)とに分けられ、産地は、国内では島根県安来市の安来鋼、輸入品ではスウェーデン鋼が有名です。

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