Nゲージ蒸気機関車>蒸機の紹介>C57
形態の違うものが非常に多く製品化されています。
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| KATO 1次形 2018年のリニューアル品です。デフが薄くなり先輪スポークが抜けました。ランボードに網目模様が入り、ピストン尻棒も付きました。若番機としてはナンバープレートがやや横長のようです。 | KATO 4次形 リニューアル品の第1弾で、1次形より先に発売されていました。各部仕様は1次形を先取りしたものでした。 | 
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| KATO(旧) C57 長く発売された旧製品です。最初からライト点灯式でした。初回発売時は、先輪にスポークがありませんでした。 | KATO(旧) 山口号タイプ 赤ナンバーと黒ナンバーがあり、最後の製品は黒です。集煙装置はちょっと背が高いのですが、ものによっては外せる場合もあります。 | 
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| KATO(旧) C57 180 ※取り付けているナンバーは186 煙室扉の直径が大きくなりました。ライトも大型です。ヘッドマークは客車セットに付属しています。 | KATO(旧) C57 180門鉄デフ 門鉄デフでは機関車にヘッドマークが付属しています。買うときは、デフ前後でランボードが極端に曲がっているものは避けたほうがよいです。 | 
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| 中村精密 ぐにゃぐにゃで悲惨な感じですが、私のは最初からこうだったんです…。 | トミックス(旧) 先輪は浅いながらスポーク付きです。煙室扉の上の手すりがモールドされておらず、眉毛を剃ったみたいでちょっとご機嫌ななめのお顔です。先台車には付属のMカプラーを取り付けられます。 | 
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| トミックス 135号機 先輪スポークは金属製品と同様に向こうまで抜けています。煙室扉の直径のバランスが保存機と比べてもちょうど良いです。 | トミックス 1号機 煙室扉の作り分けにより、実物の1号機によく似せられています。 | 
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| トミックス 180号機 これも煙室扉を作り分けて実物に似せられています。先輪の輪心の小穴は貫通しています。 | トミックス 180号機・門デフ トミックス初の門鉄デフ製品です。 | 
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| 天賞堂 11号機「かもめ」時代 デフの模様がきれいですが、煙室扉の周りに丸みがついておらず、ランボードにうずまってもいないのであまり似ていません(実機にも丸みのないものはありましたが、11号機は違います)。 | 天賞堂 135号機 同様に煙室扉の周囲が角ばっており、煙室扉も小さいので、特定ナンバー機のプロトタイプとはちょっと違います。 | 
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| マイクロエース 北海道タイプ | マイクロエース ばんえつ物語号 以前のマイクロエースはこのような首付きライトで珍妙でしたが、今は下のように改良されています。 | 
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| マイクロエース 135号機 「さようならSL」列車のシールがついていますが、デフ形状や前面手すりなどはその時点のものではありません。 | マイクロエース 180門鉄デフ | 
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| マイクロエース お召仕様機 改良品 マイクロエースのライトが、現在の首なし+縦縞付きに変更されたのはこの時期の製品からです。 | マイクロエース やまぐち号 これは前デッキの取り付けが曲がっています。残念ながら全般に組み立ての悪い製品が多いです。 | 
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| ワールド工芸 3次型(旧) ワールド工芸から最初に発売されたC57で、プレート輪心の先輪がついています。小穴は貫通しています。 | ワールド工芸 1次型(旧) カプラー開放テコはテコ受けと一体のエッチングで、手前に折り曲げて表現するようになっていました。 | 
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| ワールド工芸 135号機(旧) ディテール表現が増してきました。開放テコはテコ受けを90度ひねり、先端のフォークに挟み込む現在の方式になりました。 | ワールド工芸 135号機 13年後にフルリニューアルされたものです。一回り小さくリサイズされ、主灯のレンズも付属しました。 | 
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| ワールド工芸 1次型 九州タイプ 最初にリニューアルされたC57です。ワールド工芸製品はこのときからデッキ傾斜部のステップが表現されました。また、テンダードライブ機としては初めて黒色車輪になりました。 | ワールド工芸 4次型 九州タイプ 左の1次型同様にリニューアルされた4次型です。下廻りの弁装置が改良されており、バルブスピンドルガイドもロストとなっています。 | 
煙室扉の直径と、その外周の直径の比は、模型が実物に似ているかどうかに結構影響します。
交通博物館に展示されていたC57 135を、それぞれ表現の違う各社製品と並べると次のようになります。
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| 交通博物館(1999年) | |||
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| トミックス | 天賞堂 | ワールド工芸(新) | マイクロエース | 
トミックス製品は久々の蒸機再参入でしたが、実物の特徴を細部まで検討した様子がわかります。