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アトピー性皮膚炎に悩む人が急増中/h2>

国内約45万6000人のアトピー性皮膚炎患者のうち、0~19歳が全体の36%、20~44歳が44%を占めており、子供の大切な成長期~思春期、そして成人以降の活動期それぞれのQOL(生活の質)を慢性的症状で損ねてしまっているのが現状です。

治りにくく、よくなったと思ったら再発する

いま、アトピー性皮膚炎に悩んでいる人が多くいます。アトピー性皮膚炎といえば、昔は子供がかかる病気でした。

昔は、小学校にいくころになると、ほとんどが治ってしまったものです。しかし、最近はまったく様子が異なりました。小・中学生から大人まで、多くの人が苦しんでいるのです。

アトピー性皮膚炎は、特別な抗体が原因になるアレルギーの一種と考えられています。

このアトピー性皮膚炎も、活性酸素が無縁とは思えません。アトピー性皮膚炎の患者さんは、過酸化脂質や抗酸化物質の変化があることが分かっています。

過酸化脂質は、活性酸素が不飽和脂肪酸を変化させてできます。抗酸化物質の変化は、活性酸素を消そうとした結果です。

こうした事実から、活性酸素との関係が強く疑われてもいるのです。

詳しくは研究成果を待たなければなりませんが、広い意味での環境汚染と活性酸素との関係も視野に入れる必要があるでしょう。

その環境汚染とは自動車の排気ガス、工場の煙などです。これらに含まれる窒素化合物、イオウ酸化物は、私たちにとって有害な物質です。

さらに、室内のホコリやダニもあります。ホルムアルデヒドなどの有害な物質を出す新建材も原因になるでしょう。

こうした物質は、私たちの身体にとって異物です。異物となると、これまでも述べてきたように、マクロファージや白血球の敵です。取り除こうと、スーパーオキシドを振りかけて攻撃します。

また、異物は肝臓で解毒されます。このとき活性酸素が発生することは、すでにお話したとおりです。

空気のきれいな場所への転地療養で、アトピー性皮膚炎が改善されたり、治ったといった例が報告されています。こうした改善結果は、環境によって活性酸素の発生量が減ったことによると考えることもできるでしょう。

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