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11月20日

 

約40分ほど遅れて、「トワイライトEXP」は、札幌駅5番ホームに滑り込みました。
名残惜しみながら、およそ22時間を過ごした1号車4番のロイヤルと別れ、札幌駅のホームに出ます。するとドアの外に待機していた食堂クルーが、「ありがとうございました」と一礼。
最後の最後まで、「トワイライトEXP」の接客サービスは最高でした。
そのまま、編成先端まで行き、機関車の車号チェックを済ませ、車両基地へ回送される「トワイライト」を見送ったあと、5番ホームをあとにします。

特急とかち3号
札幌からは、183系特急「とかち」で

さて、札幌からは、「とかち3号」に乗り換えて、一路帯広の先、池田を目指します。
「とかち3号」は183系気動車の5両編成。グリーン車には、ハイデッカータイプの500番台車が連結されています。
自由席に乗り込み、札幌をあとにし、南千歳までは今来た道を引き返す格好となります。
寝台特急などで札幌に到着すると、「帰ってきた〜」という感じがしますが、気動車特急に乗ると、さらに実感が沸いてきますね。いつもの事ながら・・。

ところで、道内に入ってからちょっとしたトラブルがPCに発生しています。それは、メールの受信が出来ない。送信は出来ているのに、受信だけがどうしても・・・・・・。
設定が変わってしまったのか、いろいろいじってみましたが・・・・。

車窓景色
石勝線の車窓風景

南千歳を出ると、列車は石勝線に入っていきます。景色の方も、雪が深くなっていき、晩秋と言うよりは、もうすでに真冬の景気が支配しています。
そんな雪景色を眺めながら、途中「スーパーおおぞら4号」とすれ違い、もうすぐ新得到着と言うときに、大事件が勃発してしまいました。

先に書いたPCの受信トラブル、その設定を見直し、新得で停車中に送受信してみようと思い、通路側の背面テーブルに置いといたPCを取ろうとした瞬間、「バタン!」と言う衝撃音と共に、BIBLOが床に落ちていました・・・・・。
もうパニックです。慌てて電源を入れるも、画面は真っ白・・・・。何度やってもダメ・・・・・。さらに頭の中も真っ白に・・・・。HDDのアクセス音はするのだけれど、画面になにも表示しない。
そうこうしている内に、列車は帯広に到着しようとしています。

 このまま札幌に引き返そうかとも考えましたが、その場合、折り返しの「とかち8号」に乗ったとしても、札幌は16時18分着で、それから富士通サービスを探しても間に合うかどうか。それ以前に今日は日曜日である。やっているかどうかも分からない・・・・。
結局帯広に到着したあと、コンビニでドライバーセットを購入し、池田行きの列車に乗り込みます。

モニュメント
池田駅前のモニュメント、
回転してます

 池田行きの列車の中で、BIBLOの点検です。底蓋を開けてメモリを付け直し、HDDも一度付け直してみますが反応なし。「ひょっとして」と思い、ディスプレーの枠を外して裏を見てみると、なんとコネクターが外れかかっています。このコネクターを付け直し、電源を入れてみると・・・・、何事もなかったかのように、BIBLOは起動しました。もう、一安心です。
体の力が抜けて、しばらくして池田に到着。
 駅待合室でスキャンディスクをしてみますが、HDDも異常ないようです。

ワイン城
十勝ワイン・ワイン城

さて、池田では、ワイン城を見学します。このワイン城は池田駅の背後にたたずみ、列車内からも見ることが出来ます。
駅前にある「コルク抜き?」のモニュメント(相変わらず回転しています)を眺めながら、ワイン城への道歩きます。ほとんど雪道です。
線路を渡り、ちょっとした高台にワイン城はあります。
ワイン城と言う名前ですが、実際は「池田町ぶどう・ぶどう酒研究所」のワイン工場です。

重厚な扉を開けて中に入ります。見学は自由で無料です。
見学コースに沿って進むと、まずフレンチオーク樽がびっしりと並ぶ、貯蔵庫に出ます。
ワインを樽に詰めて、この貯蔵庫で1年間熟成させたあと、瓶詰めするそうです。
その先を行くと、瓶詰め行程にでます。今日は日曜日なので工場内に人はいませんが、平日であれば、作業工程を見学する事が出来ます。

瓶詰め行程
瓶詰め行程。ただし今日は
休みです。

 ただ、作業は休みでも、ビデオによる紹介は行われており、しばらく見入っていました。
この行程見学場所には、休憩スペースもあり、そこには現存するもっとも古い1967年もののワインや、20年前の「清見」などが展示されており、十勝ワインフリーク(?)には、これらを見るだけでも楽しめます。
 他に、ワインの醸造タンクや、ブランデーの醸造行程を見学したあと、上の階の試飲コーナーで、出来立ての「トカップ」赤を試飲。

朝から何も食べていなかったので、試飲コーナー隣の町営レストラン「十勝」で遅めの昼食兼早めの夕食とします。
広いレストラン内に客は一組だけという寂しさで、入ろうか躊躇してしまいましたが、ワイン城見学の目的の一つだったので、席に着きます。
 ここのレストランは十勝牛専門で、有名な「牛一頭コース」なるものもあります。で、オーダーしたのは、「子牛コース」(4,150円)です。食前酒(ブランデー)付きです。


これが、「子牛コース」です。

このレストランは、展望レストランで、窓の外には雪化粧した十勝平野を眺めることが出来ます。折しももうすぐ夕暮れ時・・・・・。
 しばらくして食前酒が運ばれてきます。一人で寂しく乾杯・・(笑)
そして「子牛コース」の料理が運ばれてきました。
十勝牛のヒレ・タンのビーフシチューに、100gロースのステーキ。なかでも、シチューの牛タンのデカイことデカイこと・・・。すごいボリュームです。
「子牛コース」でこれですから、「牛一頭コース」はいかなるものか・・・・。夕暮れ時の十勝平野を眺めながらの食事は、なかなかの一時でした。

夕日に染まるワイン城をあとにし、十勝ワインを配達してもらっている「和田ワイン店」に立ち寄ったあと、「おおぞら10号」で池田をあとにします。
 帯広で下車し、銭湯・「たぬきの里」で、お風呂タイム。
さっぱりとしたあとは、「とかち12号」で札幌に戻ります。途中、交換列車の「スーパーおおぞら11号」の遅れにより、9分遅れで札幌に到着。
 この「とかち12号」の到着を待っていた、「オホーツク9号」に乗り込みます。
ホームに出て一番近くのグリーン車から乗り込もうとするが、入れない・・・。とにかくものすごい混雑・・・。今夜の寝床はB寝台なので、寝台車から乗り込もうとするが、こちらもデッキは大混雑・・・。まるでお盆のラッシュのよう・・。
それでも人をかき分け、寝台車内に入ってしまえば、混雑とは無縁の世界。
 それにしても、「日曜夜の『オホーツク9号』ってこんなに混むんだ〜」と感心(?)しつつも、静かな寝台車に揺られて、眠りにつきました。

 

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