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からまつの湯、入り口。
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「養老牛温泉・からまつの湯」。うわさ通り山の中にあります。さすがにこの時期、誰もいません。この「からまつの湯」、湧き出る温泉の隣に川が流れており、その川から水を引き寄せて湯温を調節するという、野趣あふれる露天風呂、ただしかなり狭いです。
さっそく温泉に入ってみます。
一応更衣室と言うものが男女別にあるのですが、ほとんど意味無し・・・。なぜなら他に何も区切る物がない、混浴露天風呂だから・・・。しかも、４〜５人入ればいっぱいになってしまいます。
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からまつの湯、湯船
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さて。湯船に浸かります。「・・・・・・・・・・ぬ、ぬるい・・・・・」
源泉はかなり熱いのだが、川の水を引き入れる元栓か開きっぱなしだったためか、かなりぬるいです。夏場ならまだしも、この寒さでは・・・・。しばらく源泉の周りで温まったところで、上がります。寒い・・・・。もっと熱ければ良い湯だったのに・・・、と残念です。
でも、夏場は最高のロケーションでしょう。また来てみたいです。
「からまつの湯」を出て、来た道を戻り、次なる目的地、「開陽台展望台」を目指し走ります。「開陽台」の案内板に沿って、走ります。交通量は少なく、真っ直ぐな道が続きます。
開陽台入り口に到着し、入っていくと急坂をひたすら登ります。そして登り切った所が駐車場。
さらにここから階段を上り、展望館に着きます。
売店などはすでに閉まっていますが、中には入れます。筒状の建物の屋上が、展望台です。
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開陽台展望台。３６０度の雪景色
が楽しめる・・・。
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前回来た時は、霧の中でしたが、今日は快晴。３６０度の大パノラマが目の前に広がります。ま、ただそれだけと言ってしまえば、それまでなんですけど・・・。
まあでも、これだけの大パノラマを楽しめるところが、いかにも北海道ですね。
それにしても、寒い・・・。風が強いので、なおさら寒く感じます。
展望台をぐるっと一周して景色を見た後、車に戻ります。
途中、「開陽台展望台は、中標津町の数少ない観光資源です。・・・」という看板を見たときは、哀愁を感じましたね・・・・（笑）
さて１９時には摩周に戻らなくてはなりません。滞在時間は１０時間ほど・・・。４時間半を経過した時点で戻る事に決めています。時刻はまだお昼前・・・。
と言うことで、一路、羅臼に向けて走ります。目指すは「熊ノ湯」・・・。
開陽台を後にし、中標津空港をぐるっと回り、標津へ抜ける道道を走ります。
この辺はもう雪もなく、真っ直ぐな道を快適に走ります。ほとんど高速道路状態。
直線道路が突き当たり、国道２４４号線に出ます。右に曲がり、再び高速道路・・・・。そして海が見えると国道３３５号線に出ます。あとは羅臼に向かって走るだけです。
この封鎖ゲートの先は、知床峠。 |
国後島を眺めながらのドライブ・・・。なかなか快適ですが、道東は何処を走っても高速道路状態ですね。渋滞とは無縁の道ばかり。なんか羨ましいです。やっぱり、自分の車で一度は走ってみたい、と言う欲求に駆られます。
そして、摩周湖を出て３時間くらいで、羅臼町に到着します。知床横断道路に入り、見慣れた「阿寒バス・羅臼営業所」を通過、民宿街を通って、封鎖ゲートが立ちはだかる、「熊ノ湯温泉」に到着しました。封鎖ゲートの先は、知床峠に通じています。冬期通行止め区間です。
熊ノ湯、男風呂の風景・・・（笑） |
さっそく温泉に入ります。
すでに旅日記にも登場している「熊ノ湯」ですが、この時期はもちろん初めて。夏場はライダーなどで賑わうこの温泉も、今日は地元の「おっちゃん」２人しかいません。
裸でいると、とにかく寒いので、「かけ湯」をして湯船に入ります。「いい湯です」。
この「熊ノ湯」は源泉が近いので、元々熱いのですが、この気温では慣れれば、いい湯です。
隣を流れる羅臼川の「せせらぎ」を聴きながら、露天風呂を楽しむ・・・。最高です。まさかこの時期に「熊ノ湯」に入れるなんて、夢にも思いませんでした・・・。
おっちゃん達としばらく話し込んだ後、時間も時間なので、羅臼を後にしました。
帰りは国道３３５号線から国道２７２号線に出て、一気に戻ります。
この時期は日の入りも早く、１５時をまわるとすでに薄暗くなってきます。中標津町に入り、道道３１号線を走って、国道２４３号線に出ます。
結局帰りは早く、１７時頃には弟子屈町に到着しました。
さてまだ時間はあります。そこで、そのまま川湯温泉に向かいます。
釧網線を越えて、国道３９１号線に入ります。外は雪が降ってきました。川湯に向かうにつれ、雪の降りが本降りに・・・。
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雪景色の川湯温泉駅
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１７時半ごろ、川湯温泉駅に到着。ここでは、駅前にある「つつじの湯」に入ります。まさに温泉三味の一日です。
風呂から出て川湯温泉を出発する頃には、ほぼ圧雪路と化していました。降り始めると積もるのも早いです・・・。
そして、摩周駅には１９時に到着しました。
車を返却し、駅待合室でＨＰのアップ。そして、１９時３３分発の列車で、摩周を後にしました。
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季節限定のカレーライスグラタン
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網走には定刻に到着。
ここ網走と言えば、「れもん亭」です。さっそく訪れ、遅めの夕食をとります。
今回オーダーしたのは、この時期限定メニューの「カレーライスグラタン」。カレーとグラタンを組み合わせたこの料理、すごく美味しかったです。季節限定がもったいないくらい・・・。
そして、２２時２０分発の「オホーツク１０号」で網走を後にしました。なかなか充実した一日でしたね・・・・。
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