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30回記念・G.W春の北海道旅行 旅日記−5
リアルタイム旅日記として作成

4月27〜28日 出発〜静内] [4月29日 襟裳岬〜夢空間北斗星]
 [4月30日 夢空間北斗星〜納沙布岬] [5月1日 知床半島] (5月2日 摩周・阿寒)
[5月3日 阿寒〜糠平] [5月4〜5日 糠平〜帰宅]

 

5月2日

 
開陽台の朝日
風は強いけど、開陽台で見る朝日

とにかく、凄い風・・・。寝ている間も、車が揺さぶられるほどの強風にあおられていました。
4時半に目を覚ますと、ちょうど朝日が顔を出しました。この旅初めての朝日です。ただ、風が強すぎて、外に出られない・・・・・。車内から顔を乗り出して、写真を・・・・。そして再び、寝ました(笑)
 起きたのは、7時過ぎ。相変わらず強風吹き荒れています。まともに立っていられないくらい・・・。
でも、良い天気です。キレイに晴れていますね。
この旅も、いよいよ後半に突入です。まずは、朝風呂「からまつの湯」に向かいます。
  7時55分作成

からまつの湯
からまつの湯にて。。

 開陽台から養老牛温泉に向かい、慣れた道を地図も見ないで走ります。
それにしても、強風が吹き荒れています。天気は良いんです。摩周岳がくっきりと見えますから。ただこの台風並の風・・・。いろんなものが道路上を飛んでいきます。
 開陽台から20分ほどで、「からまつの湯」に到着。誰もいません。
 雪解け水で増水した川と、強風でざわめく木々の音を聞きながらの、露天風呂は最高ですね〜。。。気持ちいいです^^。

裏摩周展望台
綺麗に晴れた裏摩周展望台

 朝露天風呂を楽しんだあとは、林道をそのまま走って、裏摩周線にでて、ひたすら走ります。風は強いけれど、最高の「摩周湖日和」これは、期待が持てます。
 そして、裏摩周展望台に到着。
 展望台にあがると、くっきりと晴れ渡った摩周湖が姿を現してくれます。裏摩周でこんなに天気が良いのは、これが初めてです。中之島がいつもと反対の位置にあるので、なんか不思議な感じですね〜。
 15分ほど眺めて、「神の子池」に向かいます。
清里峠を越えると、少しながら風も弱くなっています。

神の子池
春先の神の子池

冬に「かんじき」を履いて訪れた「神の子池」。その「神の子ブルー」の湖面は、いつ見ても美しい・・・。強風のため、湖面が波立っていますが、仕方ないです。でも、美しい・・・。
 今回、EOSには、ポジフィルムで撮影してみました。この青さを忠実に再現してくれれば良いんだけど・・・。
 すぐに出発する予定でしたが、結局20分ほど眺めてしまいました。
 20時45分作成

  「神の子池」を出発したあとは、来た道を戻って、弟子屈市内に向かいます。
摩周駅に到着したのは、10時40分。駅中の観光案内所で、営林署の場所を聞き、阿寒バスターミナル前にある、弟子屈営林署を訪ねました。

摩周第一展望台
摩周第一展望台からの眺め

営林署で「池の湯林道」の入林許可書を発行してもらいますが、お役所にしては、予想外にソフトで丁寧な対応で、良かったです。
 入林許可書と「鍵」を受け取り(鍵は後日郵送で返却)、摩周湖に向かいます。

 「摩周第一展望台」。期待を裏切らずに、快晴です・・・・・・・・・・・・・(^_^;
これで、摩周湖何連勝だろ・・・・。まさに、「摩周湖に呪われた男」です・・・・(T-T)
でも、摩周湖は好きなんですよね〜。必ず訪れるし・・・。まったりしているし・・・。
やっぱり、呪われているのかも(爆)

摩周第3展望台
こちらは摩周第3展望台

第一展望台のあと、第3展望台も立ち寄ります。この時期に第3展望を訪れるのは、初めてです。個人的には、第3展望台からの眺めの方が、気に入っているんですよね。
それにしても、いわゆる「摩周ブルー」の湖面が美しいです。。。。
 第3展望台から川湯方面に出て、硫黄山に立ち寄ります(共通駐車券ですから)。
 ここで、「温泉たまご」を買い、「硫黄山ソフト」を食して、川湯温泉駅に向かいます。
                21時55分作成

ハンバーグセット
オーチャードグラスのハンバーグセット

川湯温泉駅では、昼食タイム。駅舎内にある「オーチャードグラス」で、前回「ビーフシチュー」だったので、今回は「ハンバーグ」をオーダーしました。なかなか美味しかったですよ^^。満足でした。
 川湯温泉駅を出たあと、ちょっと気になるところがあったので、旧川湯YH跡に車を止めて、その奥の林道を歩いていきます。「硫黄山ポリバス露天風呂」を見たかったのですが、露天風呂があると思われる場所へは、「立入禁止」の立て札。新しいものだったので、最近立てられたのでしょう。仕方ないので、引き返します。

池の湯林道入り口
林道入り口です。

2万5千分の1地形図を見ながら、「池の湯林道」入り口に立ちます。
封鎖ゲートを開いて車を進めて、ゲートを閉めて、出発します。
 池の湯林道。もちろん未舗装路ですが、結構フラットな路面です。ただR33君になはかなりキツイ路面なので、20km/h程度の速度で走ります。
 自分の車で、このような道を走るなんて、夢にも思いませんでした。。。景色は最高ですね。原生林の中を走っている感じ・・・。時折、枝道が分かれていきます。

第2硫黄山
第2硫黄山

泥火山「ぽっけ」
ぽっけ

14時に林道に入ってから、およそ40分、「第2硫黄山入り口」の看板が。どうやら車で入れるみたい。100メートルくらい入って広場に出ます。ここに車を止めますが、近くに白骨化した「鹿」の死骸が・・・。すごい所です。
 「第2硫黄山」は少し奥に入ったところにありました。「熊避け」の鈴を鳴らしながら、硫黄山に近づきます。地上から噴気があがる景色は、硫黄山そのもの。ただ、小さいです。
表の硫黄山、それのミニチュア版ですね。でもこんな所にあるなんて・・・。

 広場に戻って、さらに奥まったところに、「ぽっけ」があります。泥火山の事で、阿寒湖の「ぽっけ」が有名ですが、こちらの「ぽっけ」はそのミニチュア版・・・。「ぽっけ」の近くには、硫黄山のような噴気口があり、蒸気を噴き出しています。秘境ですね・・・。

ここが湯沼です♪
湯沼です。

湯沼

「硫黄山入り口」から走ること5分で、「湯沼」入り口に。案内板には「湯沼」ではなく、「キンムトー」とあります。案内板もキレイで、最近整備されたみたいです。出発前に、ネットで3年前の「池の湯林道」旅行記を見つけて読んだのですが、ずいぶんと感じが違いますから・・・。
 林道に車を止めて、鈴を鳴らしながら「湯沼」に到着。グリーンの湖面・・。その景色は阿寒湖の「次郎湖」を思わせてくれます。まさに、秘境・・・・。この沼に訪れる人なんて、ほとんどいないでしょうね。。。。そういう場所に立てるって、北海道好きにはたまらない瞬間でもあります。この景色を独り占め・・・と言うのも最高です。以前の「羅臼湖」もこんな感じでした。こういう秘境は、いつまでも守り続けて欲しいものです。

 後ろ髪を引かれながら、「湯沼」をあとにします。あとはひたすら屈斜路湖を目指すだけ・・・。そして「湯沼」入り口から20分で、屈斜路湖側出口に到達。ゲートを開けて車を出し、ゲートを閉めて林道をあとにします。
 また、別の季節に訪れてみたいです・・・。

池の湯林道
こんな道を走りました。

池の湯林道出口
池の湯側出口に到着。

 23時5分作成

コタン温泉♪
コタン温泉に浸かってます♪

 屈斜路湖畔に出たあとは、「池の湯」に行ってみますが、入ろうかと思ったものの、あまりにも「藻」が多いため、キャンセル。その先の「コタン温泉露天風呂」にて、今日2回目の温泉露天を楽しみます。ライダーと雑談を交わしながら、白鳥を眺めての露天風呂・・・。う〜ん、最高です^^。
 「コタン温泉」を楽しんだあとは、一路オンネトーに向かいます。

雌阿寒岳とオンネトー
夕日に染まる雌阿寒岳

 「ビオラスキー場」前を経由して、阿寒横断道路を走ります。とにかく、夕日の時間内にオンネトーを目標に、かっ飛びます・・・(^_^;
 コタンを出てから45分で、阿寒温泉に到着。ここで給油とビールの「つまみ」を買い込み、15分後の18時ちょうど、オンネトーに到着。
 夕日に照らされた雌阿寒岳・・・・美しいです。ただ、水平線上に雲があるため、綺麗な夕焼けとはならず、残念・・・・。

夕食
野中温泉別館での夕食です♪

さて、今夜の宿は、雌阿寒岳温泉「国民宿舎・野中温泉別館」です(本館はYH)。
到着が遅かったので、すぐに夕食。予想外に豪華で、大満足でした^^。
 食後は、温泉に浸かります。ここは「石膏硫化水素泉」で、非常に硫黄臭のキツイ、温泉らしい温泉です。浴室は総トドマツ作りになっており、トドマツの香りと硫黄の香りが混ざって、独特の香りをしています。当然、露天風呂も備わっています。この露天風呂がまた、夜景を眺められるので、最高ですね。
 風呂から上がって、テレビ見ながらリアルタイムの書き込みをし、21時になって、外出。
車でオンネトーの湖畔に行きます。目的は、夜空・・・。
快晴の今日、まさに「満天の星空」が・・・・。以前、あるサイトの日記の中で、満天の星空を「じんましん」と表現していましたが、まさに「じんましん」ですね(笑)。
 周りに人工的な明かりの無い所でしか見られない星空です。
帰ってきて、また温泉に入って・・・、ビールを飲んで・・・、今夜は久しぶりに「ふとん」で、寝られます^^。
                             23時35分作成

メーター 66343km 、 本日の走行距離 222km

 

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