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ほくとの一人旅・4周年記念
44回目・2004 GW春の北海道旅行旅日記−3
リアルタイム旅日記として作成

 [4月29日 出発〜新日本海フェリー] [4月30日 小樽〜紋別〜網走] 
(5月1日 網走〜知床〜根室)
 [5月2日 根室〜釧路〜摩周] [5月3日 摩周〜阿寒] 
[5月4日 阿寒〜札幌]
 [5月5〜6日 小樽〜新日本海フェリー]

5月1日

 

朝の網走。良い天気です〜♪
朝、良く晴れてくれました♪

 昨夜は熟睡しました。ま、あれだけの距離を走ればね。。
朝は7時頃に起きました。外を眺めてみると、なかなかに良い天気です。昨夜の予報では「雪マーク」も出ていましたが、とりあえず一安心。知床晴れ男も健在かな。。
 心配なのが、知床横断道路なんですけどね。
バイキング形式の朝食を食べて、もうすぐ出発しようと思っています。
まずは北浜駅に立ち寄って、お約束の事から始めよう(笑)。

                     7時45分作成

北浜駅とV35君で記念撮影♪
北浜駅をバックに記念撮影♪

 ホテルを8時過ぎに出発します。まずの目的地は北浜駅です。
R244 を走り網走市街から抜け出します。ふと、「オーロラ号乗船乗り場」の案内板がありました。その案内板を過ぎてしばらくすると、左側にはオホーツク海が広がります。少し走って、右側に釧網線が寄り添ってきます。
 鱒浦駅・藻琴駅を通過していき、約30分程度で北浜駅に到着しました。

Ds3852.jpg (27679 バイト)
クリックすると拡大します

 約2ヶ月ちょっとぶりの北浜駅です。すぐさま例の依存症貼り付けゾーンを確認しますが、なんとなくさらに増殖している気が・・・・・・・・(^_^;
 とりあえず、Nさんの隣に名刺を貼り付けておきます。
 しばらく貼り付けを眺めたあと、駅前の海岸に出ています。ちょうど、2ヶ月前に来た時は、一面の流氷に埋め尽くされていた海岸が、今は青々としたオホーツク海が波の音を奏でています。天気も良いので気持ちいいですね。

 ちょうど駅に戻る時、網走行き鈍行が到着しました。数人の下車客があったみたい。。
北浜駅を出発して、道の駅併設の浜小清水駅に立ち寄り、スタンプを押してすぐに出発です。それにしても天気は良いですね。目の前に斜里岳が山頂に雲を従えている姿が・・・。
 斜里町内に入って、R244からR334知床公園線に入ります。このあたりはもう見慣れた風景が続きますね。近くの山肌にはまだ雪の姿も残っています。
 以久科・朱円と農耕地帯が続きますが、夜間冷やされた土が太陽の日を浴びて水蒸気をあげる風景は、良い雰囲気で絵になっています。車を停めて写真撮りたくなる衝動に駆られます(笑)。

プユニ岬からウトロ港を眺めます。ちょっと曇ってきました。。。
プユニ岬からの眺めです♪

 しばらく走ると、オホーツク海が一面に広がります。
交通量は少ないですね。オシンコシンの滝は通過しますが、駐車場にはさすがに観光バスの姿が・・・。
 ウトロ市街を通過して、いよいよ知床国立公園に入っていきます。
 プユニ岬で写真を撮り、一度、知床自然センターに立ち寄っておきます。そのあとは、道道93号線に入り、岩尾別を通過して廃屋を目にし、知床五湖駐車場に到着しました。
GWと言う事もあって、混雑しているかと思いきや、すんなりと駐車できました。有料なのでセキュリティ上は安心できます。

気を抜くとクレバスが口を開けて待っています・・・(^^;
遊歩道は雪道・・・

 靴をトレッキングシューズに履き替えて、五湖巡りに出発します。
五湖遊歩道は一湖まではある程度下地が出ているものの、一湖から先の方は、完全に雪道になっています。とはいえ、すでに踏み固められているので、その上を普通に歩く事が出来ますが、それでも気を抜くとクレバスが待ちかまえていたり・・・・(^_^;

一湖の湖面の氷はすでに溶けてます。鏡のような湖面が。。。
一湖

二湖はまだまだ凍り付いています。白い湖♪
二湖

三湖もまた白い湖になっていました。。
三湖

 去年は雨の為に回りませんでしたが、今日はなかなかに良い天気です。日差しが強く日なただと暑いくらいですが、温度計は「5度」を指しています。吐く息も白いですし、動いていれば暖かい・・と言う感じですね。

ちょっと曇っているのが残念。晴れていれば知床連山が。。。
四湖

雪の中、知床五湖を一周してきました♪
五湖

知床五湖と言えば、「はまなすこけももソフト」です♪
美味しかった〜^^♪

 一湖はすでに普通の姿でしたが、二湖から五湖はすべてまだ氷結していましたね。また、今年は雪が多い為か、例年ならすでに咲いているミズバショウも、ほとんどその姿を見かけませんでした。。と言うより、雪の中に埋まっているのかも。。

展望台からの眺めです♪
知床連山が少しだけ。。

 三湖から先は、賑やかな外国人カップルの後ろを歩いていたので、持ってきた熊よけの鈴は使わずじまい。。。結構、五湖一周巡りを歩いている人って多いみたいです。
 本来なら1時間程度で一周出来るのですが、さすがに雪道という事もあり、30分くらいよけいに掛かって駐車場に到着しました。
 レストハウスで「はまなすこけももソフト」を購入し、食べながら駐車場から延びている展望台の方へ向かいます。
 ここからは一湖の姿と、知床連山を見る事が出来るのですが、知床連山の方は上の方が雲に隠れていて、ちょっと残念でした。。。。

                     20時作成

標高550m付近。羅臼岳のお姿が〜^^。
標高550m付近。羅臼岳が。。

 知床五湖駐車場を出発して、来た道を知床と前センターまで戻ります。そこから、再びR334知床横断道路に入ります。今の時期は、10時から15時半までの時間開通です。
去年は小雨が降っていましたが、今年は良い天気です。羅臼岳が麓の方だけですけど、姿を見せてくれています。
 車の量も、予想していた程多くはないです。あまりすれ違わないですから。でも、道路の横に積もった雪は、まだ厚いですね。例年ならもっと雪は少ないのに・・・。

知床峠に到着しました〜。良い天気〜♪
ついに知床峠に到着しました♪

 標高が上がるにつれて、羅臼岳の姿もはっきりと見えつつあります。
 12時半に知床峠駐車場に到着しました。風もなく穏やかな天気ですが、気温はさすがに低いです。車の外気温時計は「2度」を表示していますから。
 でも、ここからの眺めは最高ですね〜。羅臼岳も山頂までその姿を見せてくれていますし、羅臼側を見渡すと、「国後島」がくっきり・・・と見て取れます。気温が低いのもあるのでしょうが、ここまでクッキリと見たのは初めての事だと思います。
 しばし風景に見とれて30分もの長居をしてしまいました。。

天気も最高♪羅臼岳がキレイ〜♪♪
羅臼岳がキレイです〜♪

天気最高。国後島まで見渡せます〜^^。
国後島もくっきりと見渡せます♪

雪壁の高さが尋常ではありません。例年ならこんなに雪はないのに。。。
雪壁の高さが・・・(@@

 知床峠を出発し、こんどは標高を下げていきます。
先ほどの知床峠からの眺めが最高だったので、これは見返り台からの眺めもかなり期待出来る・・・・と思っていたのですが、なんと見返り台の沿道には標高2メートルになろうかという雪壁が・・・・・(T-T)。その先、羅臼湖入り口も雪壁の中・・・。
このあたり、5合目付近になるんですけど、積雪の量がハンパではありません。道路の両サイドが雪壁になっていて、高い所では2メートル以上になるのでは。。。いかに今年の冬が暖冬で降雪量が多かったかを、物語っています。
 知床って、積雪量自体はたいした量では無いハズなんですけど。。

道の駅「らうす」の海馬屋「たかさご」と言えば、「海馬の陶板焼き定食」です^^
海馬の陶板焼き定食♪

 無事に下山して、熊ノ湯の横を通過します。ホントは熊ノ湯に入りたいんですけれど、時間的余裕が無いのと、やはり混んでいるようで。。。
 とりあえず時間も時間なので、道の駅「らうす」に入り、海馬屋「たかさご」でお昼ご飯にすることに。
注文してのはもちろん、羅臼と言えば海馬。「海馬の陶板焼き定食」です。「たかさご」は建物の2階にあるので、窓の外に国後島と択捉島の姿まで見渡す事が出来ます。
 店内はさすがに混んでいて、入り替わり立ち替わりお客の動きがあります。ので、出てくるまで時間が掛かりましたが、海馬肉、美味しかったです(^^)。

車で行ける知床半島の一番端、相泊です。
相泊までやってきました^^。

道路の終点からさらに歩いて。。この先に確か「純の番屋」があるはず。。
さらに先に行くと番屋が並んでいます

 食後は車で行ける最東端、相泊まで走ります。
ここも通い慣れた道ですが、目の前に広がる半島の風景が、いつもの年と違います。山肌が真っ白なんですよね〜。いつもなら茶色なのに。。。
 国後・択捉両島を眺めながら、海岸線をただひたすら走り続け、30分くらいで相泊に到着しました。
 いつものように「この先行き止まり」の看板の横で記念撮影。

 今回は車を置いて、歩いてこれより先の部分を歩いてみました。とは言え、10分程度だけですけれど、そこはずらりと番屋が並んでいました。電気もちゃんと引いているようですし。
 このままずっと歩いていけば、知床岬先端までたどり着けるんですけれど、丸3日は掛かりますからね〜。でも、一度は行ってみたいな・・・とは思うんですけれど、現実的に不可能ですしね〜。。。
 そんな事を考えつつ、車まで戻りました。あとは再び国後・択捉島を眺めつつ、羅臼に戻ります。。

                    21時30分作成

尾岱沼の「浜の湯」でお風呂タイム♪
温泉でお風呂タイム♪

 羅臼からR335に入り、ひたすら標津に向かって走り続けます。結構距離あるんですよね〜、羅臼〜標津の間って。。。
 走る事40分くらいで標津市街に入りました。とは言え、そのまま真っ直ぐとR243を走り続けます。野付半島入り口を通過してしばらく走り、尾岱沼に到着します。ここの「浜の湯」でお風呂タイムにすることに。この旅最初の温泉らしい温泉です。

ヤウシュベツ川に沈む夕日。一番お気に入りポイントです♪
一番のお気に入り夕日ポイント♪

 お風呂からあがって、再びR243を厚床方面へ向けて走り続けます。
ちょうど、時間的にも夕日の良い時間です。日没の具合を見ながら、走り続けます。そして、ねらい通りに「ヤウシュベツ川湿原」に到着しました。ここでの夕日を撮りたかったんですよ。
 ホントは、夏場の方が綺麗な夕日が見られるんですけれど、この時期でも夕日はキレイです。今回の旅、あと4回日没があるんですけれど、そのうち何回見る事が出来るのか・・・・。

JR根室駅にようやく到着しました〜。。
JR根室駅に到着しました〜♪

 写真をとったら再び走り続け、厚床駅前に到着し、ここからR44を根室目指して走り続けます。そして、19時頃に根室駅に到着しました。
 根室駅の待合い席に座って、旅行記を書き始めます。車の中で書くよりもベンチに座って書いた方が、楽だしはかどるんですよ。
 前半を書き上げてアップしたところで、夕食タイムにする事にします。

どりあんの、「オリエンタルライス」。これも根室限定のメニューです。。
夕食の「オリエンタルライス」です♪

 根室と言えば「エスカロップ」という事で、「どりあん」に向かいます。店内は半分くらいの席が埋まっています。
 さて、注文したのは「エスカロップ」ではなく、「オリエンタルライス」です。「エスカロップ」は去年食べたので、今年は「オリエンタルライス」に。。。。
 この「オリエンタルライス」ですが、ドライカレーに「牛の横隔膜」をスライスしたものにソースをかけたものです。これも根室市内限定というのが不思議です。でも、かなり美味しかったです♪

 食後は再び根室駅に戻り、旅行記を仕上げてアップしてから、根室駅を出発します。
あとは道道35号線をひた走り、22時半少し前に、今夜の宿泊ポイントである、納沙布岬駐車場に到着しましまた。。。車中泊組、たくさんいますね。去年の倍はいるかも。。。
でも気温は低いです。温度計は「-2度」を表示しています。。。
              走行距離  342km

                       23時30分作成

 

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