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ほくとの一人旅・4周年記念
44回目・2004 GW春の北海道旅行旅日記−7
リアルタイム旅日記として作成

 [4月29日 出発〜新日本海フェリー] [4月30日 小樽〜紋別〜網走] 
[5月1日 網走〜知床〜根室]
 [5月2日 根室〜釧路〜摩周] [5月3日 摩周〜阿寒] 
[5月4日 阿寒〜札幌]
 (5月5〜6日 小樽〜新日本海フェリー)

5月5〜6日

 

ホテルさっぽろ弥生の外見です。
朝、天気良いです〜^^。

 さて、いよいよついに実質的な道内最終日になってしまいました。
朝は7時に起き出し、朝食をとりにレストランに移動します。「ホテル弥生」はパンの朝食が無料で提供されます。でも、コーヒーかジュースしかないので、紅茶が飲みたかったんだけど・・・。コーヒー飲めない人にはキツイかも。。

新潟行き「らいらっく」。この船には初めて乗ります。
初めて乗る「らいらっく」

 食後は出発の準備して、8時15分、札幌を出発しました。
当初は札樽道を走って小樽港に向かう予定でいたんですが、それじゃもったいない・・・と言う事で、国道をひた走って小樽まで向かいました。
 渋滞も予想していたんですが、無事にスムーズに小樽まで走る事が出来ました。日本海を眺めながらのドライブ、これが最後になりますね〜。

 小樽港・新日本海フェリー・フェリーターミナルには9時過ぎに到着しました。
新潟行き「らいらっく」と、舞鶴行き「ニューあかしあ」が停泊しています。小樽港から帰るのは、これが初めてなのでちょっとわくわくしますね。
 乗船手続きは新潟港で済ませているので、待合室で旅行記書いて過ごしているウチに乗船開始時間に。。。

舞鶴行きの「ニューあかしあ」が出航していきます。
「ニューあかしあ」が出航していきます

いよいよ初めて「らいらっく」の中に入っていきます。
「らいらっく」の腹の中へ・・・。

 乗船待ちを車の中で過ごしていると、舞鶴行き「ニューあかしあ」が出航していきました。その直後に、順番が回ってきて、「らいらっく」の車両甲板に入り、本州強制送還が始まったのでありました・・・・(T-T)
                    11時10分作成

「ゆうかり」とは違い、まあまあ・・・のモニュメント(笑)
「らいらっく」のモニュメント

出航の時間まで、展望ラウンジで過ごします。
「らいらっく」の展望ラウンジ

 「らいらっく」の腹の中に無事に収まり、暇つぶしの道具等(笑)を持ち込んで、客室の方へ移動します。
 案内所に向かうと、「らいらっく」のモニュメントが出迎えてくれます。「ゆうかり」のタケノコとは違い、「らいらっく」のモニュメントは「らしい」雰囲気があります。
 さて、帰りの便もS寝台をゲットしてあります。案内所で寝台番号を受け取って、部屋の方に移動します。客室の作りは「ゆうかり」とほぼ同一です。ただ、カーペット等の配色が「ゆうかり」と違い、ブルー系でまとめられているのが、「らいらっく」の特徴ですね。この色遣いはもちろん「ライラック」の色を基調としているのでしょう。

 出航まで1時間以上ありますので、展望ラウンジにて旅行記の作成をして過ごしています。出航前に無事にアップを済ませて、出航時間です。
 デッキに出て、出航のシーンを眺めます。後方では紙テープなんかも。。。新潟港出航と違い、小樽港出航はやはり寂しいものがあります。。小樽の街並みがだんだんと小さくなっていきますから。。。
 小樽港にある小さな灯台を過ぎれば、洋上に出る事になります。
しばらく小樽の風景を眺めたあと、ラウンジに戻ってしばらく過ごします。

いよいよ小樽港を出港です・・・(T^T)
小樽港を出港します・・・(T^T)

本州への強制送還が始まりました。。。
本州強制送還の始まり・・

だんだんと、小樽が遠くなっていきます・・・・(T-T)
小樽港を出てしまいました(T-T)

 少ししてから船長による挨拶放送があり、この時に「神威岬」と「奥尻島」付近の通過時刻を告げられます。

昼食は船内レストランにて「豚丼」を♪
昼食は「豚丼」です^^。

 船は小樽付近を過ぎて、積丹半島を周遊するかのようなコースで南下を始めます。しばらくは、進行方向左側に積丹半島かせ寄り添っています。

 出航から1時間もすると、いよいよ積丹半島のポイントが近くなってきています。
その前に、レストランで昼食タイムにする事にします。今回頼んでみたのは「豚丼」です。
 しばらく待ったのち、「豚丼」がやってきました。みはるの「豚丼」には当然かなわないけど、豚丼らしい豚丼には満足でした。

この付近は積丹岬あたりでしょう。。。女郎子岩も確認出来ました^^。
積丹岬付近。女郎子岩も確認♪

 昼食タイムが終わったら、デッキの方へ出て、積丹半島を洋上から眺める事にします。
ちょうど美国地区と黄金岬は食事中に分かっていたので、いま目の先にあるのは積丹岬です。ちょうど灯台に電波塔が建っているので分かりますね。
 望遠レンズで眺めていて、女郎子岩も確認出来ました。その隣にある笠泊海岸に、島武意海岸も・・・♪

 積丹岬付近を通過して、20分くらいすると今度は神威岬付近を通過します。
 独特な半島の形状と、岬に飛び出た神威岩がよく見て取れます。神威岬と神威岩を洋上から眺めるのは、もちろん初めての事です。
 悔しい程天気が良いのも手伝って、くっきりと背後の山々まで見渡せて、ほとんど積丹半島の周遊観光状態です・・・(笑)

さして、神威岬沖合を通過します。神威岩もハッキリ見えて^^。
神威岬です。神威岩も見えます。

神威岬を通過します。それにしても、まるでいやがらせのような積丹周遊だこと(爆)
ほとんど積丹周遊観光船です(笑)

 神威岬を通過してしばらくすると「西の河原」の前を通過します。これも望遠で確認出来ました。

どんどんと北海道が離れていきます。。。
瀬棚付近でしょうか。だんだんと離れて・・

 ただこの辺りから完全に洋上に出てしまうので、間近では見られなくなります。
 そうなるとあとは暇なので、再び展望ラウンジに戻って、雑誌等をみながら、のんびりとくつろぐ事にします。
 ラウンジから海を眺めていると、波はそれほど高くはないものの、風が強そう。。。事実、船内放送で両脇の展望デッキへは出られなくなりましたから。後方デッキのみ外へ出られるだけです。ちょうど、瀬棚付近の茂津多岬がキレイに見えていました。

太陽がまぶしいけれど、奥尻島の姿がうっすらと・・・♪
西日に照らされて奥尻島が・・

 16時半を回った頃、そろそろ右側には奥尻島が見えてくる頃ですが、太陽がまぶしくて、ラウンジからは確認出来ません。
なので、後方デッキに出てみます。
 と、見えます見えます、西日の中にうっすら・・・・と、奥尻島のシルエットが。。。
 写真も撮ってみますが、西日が強くてはっきりとは写りませんけどね〜。。ただ、もう道南のこの場所まで南下してきているんです。
 あと残るのは松前半島と津軽海峡か・・・。

 ところで、船内を散策していて気が付いたんですが、なんとフェリーの公衆電話にグレー電話が設置されていて、データー通信が可能なようです。しかも、ビジネスルームにはモジュラジャックまで備わっているし。。。と言う事は、洋上からのアップも可能なんですね〜。
とは思ったものの、よく見るとグレ電はクレジットカード専用だし、ビジネスコーナーもモジュラは現在使用出来ないとの事・・・・。
 ただ、岬が近くなると携帯が通じるようなので、松前岬あたりでアップに挑戦してみようかな・・・。

                   17時10分作成

 上の方で、アップしてみようかと書いたものの、結局は携帯のアンテナが3本立つものの、接続出来ないと言ういつものパターンなので、アップは出来ませんでした。。。
せめて、グレ電がテレカ使えるタイプならば、良かったんですけどね〜。。。。
 あと、ビジネスコーナーのモジュラジャックが使えれば・・・・・。

夕日が綺麗です〜^^。
夕日が綺麗です^^。

デジカメの望遠ではこれが限界・・・
太陽が沈んでいきます・・・。

 17時半を回って、とりあえずお風呂タイムにします。
北行きと違い、南行きの男風呂は進行方向右側なので、ちょうど夕日を眺めながらの入浴となります。まだ、奥尻島の一部を見る事が出来ます。。。
奥尻島はもう少し近づくと思ったんですけど、ちょうど中間点を通過するんですね〜。。。さきほどの神威岬くらい接近するかと思ったんですけれど。。。

 お風呂から上がって、ビールを買い込み再び展望ラウンジへ移動します。
風呂上がりのビールはやっぱり美味しいですね〜。。。。しかも夕暮れ時ですから。。。。
350ml缶を一本空けたところで、時刻は18時半。ちょうど日没時間に近くなったので、デジカメと、EOSに200mmを付けてデッキの方に出ます。
 水平線に雲が出ているものの、良い感じで空がオレンジ色に染まっています。日没時間が近づくにつれて、夕日も良い感じになってきました。
 フェリーの旅で何が一番楽しみかというと、やはり日没直前の水平線に沈む夕日でしょう。。。とにかく、キレイですからね〜。。。。

 気が付くと、強風の為に閉鎖されているはずの出入り口からも、たくさんの人達がデッキの方に出てきています。みんな、求める事は同じなんでしょうね〜。。。
 行きの夕日が消化不良に終わっていた事もあって、旅の最後を締めくくるにふさわしい夕日を眺める事が出来て、満足でした♪

夕食は「煮込みハンバーグ」。生ビールは期待外れでした。。。
生ビールにはがっかりしました。。

 夕日を眺めたあとは、再びラウンジでビールを飲んで過ごします。
そして、19時半少し前に夕食タイムにする事にします。ちょうどレストランも終わり際という事もあって、予想通りに空いています♪
 「ゆうかり」と同じくカフェテリア形式のレストランで食べたのは、「煮込みハンバーグ」です。それと生ビールも頼んだのですが、これがめちゃ期待外れ・・・。「ゆうかり」のジョッキを期待していたのに、いわゆるポリカップで・・・・・・・(-_-;)
 これを見た時に乗るなら「ゆうかり」だな〜・・・・って思いました。それか、「らいらっく」にも「ゆうかり」と同じ設備を入れて欲しいものです。あの、生ビール自動販売機を・・・(^_^;
 料理に関してはまあまあ良い方ですけれど、どうも太平洋フェリーが懐かしくなってしまうのは、なぜだろうか・・・・(^_^;

                  20時40分作成

 食後は旅行記書いて過ごしていますが、行きの「ゆうかり」でも感じた疑問がここ「らいらっく」でも浮上してきました。
 それは、「ゆうかり」といつすれ違うのか。。。時間的にはすれ違って良い時間なんですけれど・・・。

月明かりに照らされた夜の海。雰囲気最高です^^。
月明かりと夜の海・・・。

 案内所のお姉さんに聞いてみたところ、「ゆうかり」とは20時頃にすれ違ったとの事。ただし、「ゆうかり」との距離が離れていると、見ても分からないとの事でした。
毎回毎回、接近する訳では無いんですね〜。

 しばらくロビーでメールやりながら過ごしていますが、ふと月が異様にキレイなんですよ。ほとんど満月状態の月明かりが海面に反射して美しいこと。。
やはり、フェリーならではの楽しみ方ですね〜♪
 まだ22時前ですが、朝早いのと遅番勤務が待ち受けているので、そろそろ寝る事にします。。。
 明日は新潟港6時着で、そのまま関越道走って帰るつもりです。

                 走行距離 32km
                 
  21時55分作成

ついに、新潟港に戻ってきてしまいました・・・(T-T)
新潟港に到着してしまいました(T-T)

 昨夜は熟睡しました。ちょうど船内放送で目を覚まし、起きたのは5時半頃でした。
すぐに下船の準備をしたりして、6時ちょぅどに新潟港に接岸しました。
 車両甲板に移動します。最後の方で甲板に降りていったのですが、すでに2Fの甲板では下船が進んでいます。
 1F甲板に降りた時には、前に停めてあった大型トラック群はすでに下船を済ませていました。早い・・・。
 車に乗り込んですぐに、下船となります。
ほぼ一週間ぶりに出発した新潟港に上陸しました。一度フェリーターミナルの方に移動して、旅行記のアップと「らいらっく」をバックに写真を撮ります。

上里SAで朝食タイムにします。
上里SAで朝食タイム。

 新潟港を出発したのが6時過ぎでした。新日本海フェリーの下船は早いです。
出発したあとは市街地を抜けて、R8号をしばらく走ってから、新潟西ICから北陸道に入りました。天気は良いですね〜。
 長岡から関越道になりますが、所々で道内ナンバーを見かけます。まぁ、同じフェリーに乗ってきたんでしょうけど、道内ナンバーの車は結構乗っていましたからね〜。
 関越道も塩沢石打ICを過ぎれば、あとは通い慣れた道です。途中、上里SAで軽い朝食をとったあと、所沢ICで一般道に降りて、10時頃に自宅に到着しました。

帰ってきてしまいました〜。2500km走りました〜。
約2500km走りました〜。

 出発からいろいろとあった今回の旅も、無事に終了しました。このあと少し仮眠してから遅番勤務が待っています・・・(T-T)
 これで、「2004 GW春の北海道旅行」リアルタイム旅日記を終了します。最後までご覧頂き、ありがとうございました。
 次回は夏に行います。
                                                                               ほくと@管理人
              走行距離 305km
           今回の総走行距離  2,532km
           道内走行距離     1,908km

                  14時20分作成

 

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