夢フォルム　■０８■　ＴＯＰ　０１■０２■０３■０４■０５■０６■０７■０８■０９■１０■１１■１２■　夢分析のための基礎概念

非意識と意識の「はざま」ができるのは、こういうわけ。

循環する電気的信号のどちらかがきわめて微弱である場合・・・
あるいは神経伝達物質の放出が微量な場合は・・・（言い換えると、弱いつながりのニューロン）

記憶のスタイルは「意識的」であるのに、入力や出力が「非意識的」であるということになります。
入力は、意識的にされているが、どういうわけか出力が非意識的になってしまうということ。
入力が意識されないのに、なぜか出力されるということ。つまり、弱いつながりの記憶。

あなたがつくり出す奇妙な夢の大部分は、ここから生まれてきます。

「入力」は単なるデータのない発火（＝インパルス）にすぎませんが、
「インパルス」の標的となる脳内ニューロンが「感覚世界」を表出するので、
「出力」としてのイメージつながりは、脈絡がないように感じる、非意識モードの世界となります。

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