老人性の白内障
加齢で多くの人が白内障になる
活性酸素が目の細胞を攻撃
目は、よくカメラにたとえられます。その例でいくと、レンズの働きをしているのが「水晶体」です。年とともに水晶体は硬くなり、ピントの調節がうまくいかなくなります。これが老眼です。
人によって異なりますが、老眼はだいたい40歳くらいから始まります。本当のことをいいますと、ピントの調節能力の衰えは子供のときから始まっているのですが、40歳を過ぎてから自覚することが多いのです。
この水晶体は、クリスタリンというたんばく質でできています。若いときは透明ですが、年齢とともに少しずつ曇ってきます。その水晶体の曇りがひどくなると、白内障になります。
65歳以上では約70%、75歳以上では90%以上、85歳以上ではほとんど100%といっていいほど白内障になります。
水晶体が硬くなったり、濁るのは年齢のせいもあります。しかし、紫外線によって発生する一重項酸素がさらに拍車をかけます。
目はものを見る器官ですから、つねに光(紫外線) にさらされています。
紫外線には、水分と反応して一重項酸素を発生させる働きがありました。目はつねに活性酸素にさらされているわけです。
水晶体のたんばく質は、整然と並んでいれば透明を保ち、弾力もあります。
一重項酸素は、このたんばく質をくつつけてしまいます。そこから水晶体は硬くなつたり、白濁したりしてしまうのです。
私たちの身体のなかには、一重項酸素を消してくれる抗酸化物質が存在しています。とくに水晶体には、一重項酸素を消す働きのあるビタミンCが多く存在することも分かっています。このため、すぐには白内障にはなりません。
しかし、年を重ねると水晶体自体が濁りはじめ、そこに一重項酸素の悪さが重なります。そのため、高齢者に多く白内障が発症してしまうのです。
白内障をアサイーベリーで改善できた体験談
白内障は避けることが出来ませんが、目にいいというアントシアニンが多い「アサイーベリー」でよくなった例です。