嘉會難再遇, 三載爲千秋。 臨河濯長纓, 念子悵悠悠。 遠望悲風至, 對酒不能酬。 行人懷往路, 何以慰我愁。 獨有盈觴酒, 與子結綢繆。 |
蘇武に與(あた)ふる詩 其の二******************
嘉會 再(ふたた)びは 遇(あ)ひ難(かた)く,
三載は 千秋と 爲(な)る。
河に 臨(のぞ)みて 長纓(ちゃうえい)を 濯(あら)ひ,
子(し)を 念(おも)ひて 悵(ちゃう)として 悠悠(いういう)たり。
遠望すれば 悲風 至り,
酒に對して 酬(むく)ゆる 能(あた)はず。
行人 往路を 懷(おも)ひ,
何を以てか 我が愁(うれ)ひを 慰めん。
獨(ひと)り 觴(しゃう)に 盈(み)つるの酒 有りて,
子(し)と 綢繆(ちうびう)を 結ばん。
『別歌』 | 『與蘇武詩』 | |
構成 | □□□兮□□, □□□兮□□。 |
□□□□□, □□□□。 |
節奏 | 「□・□□兮 □□□」 | 「□□・□□□」 |
2005.3.24 3.25 |