廻車駕言邁, 悠悠渉長道。 四顧何茫茫, 東風搖百草。 所遇無故物, 焉得不速老。 盛衰各有時, 立身苦不早。 人生非金石, 豈能長壽考。 奄忽隨物化, 榮名以爲寶。 |
古詩十九首の十一******************
車を 廻(めぐら)して 駕して 言(ここ)に 邁(ゆ)き,
悠悠として 長道を 渉る。
四顧すれば 何ぞ 茫茫たる,
東風 百草を 搖(うご)かす。
遇(あ)ふ所 故物 無く,
焉(いづく)んぞ 速かに 老いざるを 得んや。
盛衰 各〃(おのおの)時 有り,
立身 早からざるを 苦しむ。
人の生は 金石に 非ず,
豈(あに) 能(よ)く 長く 壽考せんや。
奄忽として 物に 隨ひて 化す,
榮名 以て 寶と 爲さん。
◎ 構成について
2005.1.30 1.31 2. 1 2. 2完 2. 3補 2007.4.27 |