紛紛墜葉飄香砌。
夜寂靜, 寒聲碎。
真珠簾卷玉樓空,
天淡銀河垂地。
年年今夜,
月華如練,
長是人千里。
愁腸已斷無由醉。
酒未到, 先成涙。
殘燈明滅枕頭敧,
諳盡孤眠滋味。
都來此事,
眉間心上,
無計相迴避。
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御街行
紛紛たる墜葉 香砌 に飄 り。
夜寂靜 にして, 寒聲碎 く。
真珠の簾 卷きて 玉樓 空しく,
天 淡くして 銀河 地に垂 る。
年年 の今夜,
月華は練 の如く,
長 へに是 れ 人 千里にあり。
愁腸 已 に斷たれて醉 ふに由 無し。
酒 未だ到らざるに,先 ず涙を成す。
殘燈 明滅して枕頭 敧 つ,
諳 じ盡 くす 孤眠の滋味を。
都來此 の事,
眉間 心上より,
相 ひ迴避せんとすれども計 無し。
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2012.6.18 6.19完 7.21補 7.23 |
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