※ 1ユーロ=約115円(2010年7月当時) ※
【2日目】
シャンボール城 今日からいよいよ北フランス観光スタート。8時にホテルを出発して、ロワール川を数回渡りながらの古城めぐり。 最初に訪れたのがこのシャンボール城。フランソワ1世が16世紀初頭に造ったロワール川流域最大の城で、部屋数426、煙突の数282本。 確かに広い屋根の上はにょきにょきと煙突ばっかり(しかし広すぎるのでそれだけ暖炉があっても暖かくならないらしい)。
ここは「外観のみ、見学時間20分」というスケジュールになっていたのだが、城内部の大きなウリとしてレオナルド・ダ・ヴィンチ考案と言われる二重らせん階段もあり、それが見れないとなると行った意味が半減。 そりゃ外観だけでも壮観さはわかるけれどもさ。
時間を気にしながら足早に城の正面に回って写真を撮っていると、城内のテラスにいる観光客の姿も見え、キーッと悔しい思いをする女王様1号でした。
シュノンソー城 シャンボール城と並ぶロワール川流域古城の双璧がシュノンソー城。代々の城主が女性だったので、別名「6人の女の城」。
ここでは、まず庭園の一角にあるレストランで昼食。下写真の左からスープ、メインの魚料理、デザート盛り合わせ。他に瓶ビール 2.4ユーロ。![]()
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昼食後はパンフレットを渡されて各自で城内を見学(日本人添乗員は城内をガイドすることができず、やるならフランス人ガイドを別に雇わなければならないらしい。 ツアー代削減のため、それはできないので…ということで、移動の車内では添乗員さんお手製の資料でいろいろと予習アリ)。 シュノンソー城は川の上をまたぐ優美なデザインが特徴的。建築物の組立紙模型好きな女王様1号は、もちろん売店で紙模型をゲットした。(^^) 川の上の部分は回廊になっていて、中はこんな感じ(左写真)。
1階と2階は主に代々の女城主たちの居室で、それぞれ特徴ある豪華な寝台やタペストリー、絵画で飾られている。
女城主たちの中でも有名なのが、最初にアンリ2世(フランソワ1世の息子)からこの城をもらった愛人のディアーヌ・ド・ポワティエ(左写真)と、王の死後にディアーヌから城を取り上げた正妻のカトリーヌ・ド・メディシス(右写真)。
肖像画が描かれた時期も違うだろうからしょうがないけど、左右の絵を見比べると、まあ王様も正妻を放置してキレイな愛人にメロメロになっちゃうかな~って感じですか?(爆) ディアーヌは毎日この川で泳いで美容と健康の維持に努めていたらしいし。
庭園もディアーヌのものとカトリーヌのものがそれぞれあり、ディアーヌの庭園は広くて幾何学模様がメイン、カトリーヌの庭園は狭いけど手が込んでいるという感じ。アンリ2世のHとカトリーヌのCを組み合わせた紋章(昼食写真のお皿についているマーク)がディアーヌのDに見えるようになっているのもポイント。
ここのグッズ売り場で商品を入れてくれるビニール袋は、黒地に金色でこの紋章が描かれていて非常にオシャレでした。
アンボワーズ城 さらにバスで移動して本日3つ目のこのアンボワーズ城は、ロワール川の対岸から5分程度眺めるのみ。つまらん。(-_-# フランソワ1世に招かれて来たレオナルド・ダ・ヴィンチはこの街で亡くなったということで、敷地内の礼拝堂の中にはダ・ヴィンチの墓もあるそうなのだが、 こちら岸にあったのはナゾのダ・ヴィンチ像(別に有名な芸術家が作ったとかではない)だけでした…。
本日の宿泊 2日目の宿泊地は、ロワール川流域観光の拠点となっているトゥール(左写真はトゥール駅)。 …なのだが、駅付近の中心地ではなく、おそらく3kmくらいは離れた町外れの方でした。駅の写真は翌日モンサンミッシェルに向かう移動中の車窓から撮ったもの (^^;。 ホテルはトゥール・ジロドーというところ。外観&室内は下写真を参照。可もなく不可もなし。 そして夏でも冷房はなく扇風機のみ(扇風機も置いてない部屋もあったらしい。まあ基本的に涼しいので不要なんだけど)。ついでにホテルのホームページもなし。
女王様1号は外出していないのですが、ツアーメンバーによると徒歩10分くらいのところにコンビニがあった模様。夕飯はホテル内のレストランにて。下写真左から前菜のテリーヌ、メインの肉料理、デザートのアプリコットのタルト(かな?)。
ツアーのアラフォー1人旅女性4人で同じテーブルに着いたので、ハウスワイン 白・赤250ml 各5ユーロも頼んでシェア。 ボルドーやブルゴーニュほどではないが、ロワール地方もワイン産地として有名(主に白ワイン)なのだが、やはり所詮はハウスワイン、味はイマイチでした。 他のメンバーがあまりアルコールに強くなかったので、ボトルワインまでは頼めなかったのが残念。そしてここのレストランは庭や道路に面した側がガラス張りだったのですが、午後8時を過ぎても外の日射しは午後3時くらいの明るさ(日本人の感覚的に)なので、夕食なんだか昼食なんだかよくわからなくなるような状況でした(笑)。
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