※ 1ユーロ=約115円(2010年7月当時) ※
【6日目午前】
ノートルダム大聖堂 この日の午前中はパリを離れてシャルトルへ。SNCFモンパルナス駅から8時18分発の電車で1時間ちょっとで到着(詳しくは乗り物編にて)。
シャルトルの駅から外に出るとノートルダム大聖堂の尖塔がすぐに目に入るので、そちらを目指して行けば徒歩10分程度でラクラク到着。 …このときはまだ「行きはよいよい 帰りはこわい」ということを知らない女王様1号であった…。この大聖堂も正面側が修復中(なので右写真は正面ではなく右側の南大扉)で、正面入口の上にある「最後の審判」を主題にした西のバラ窓がよく見れなかったり、 聖遺物(イエス生誕時にマリアが身につけていたというベール)が展示されていなかったりと残念な点はあったが、それ以外にもフランス最古の時計や白と黒の敷石で床に描かれた迷路模様など見どころはたくさん。
そしてなんといってもシャルトルブルーと呼ばれる女王様1号好みの青々しいステンドグラスたちにただただうっとり (^^)。 わざわざ1人電車に乗って来ただけの価値はある!と写真を撮りまくり。細部は下段の画像&クリックで拡大表示でご覧ください。大聖堂内の見学&売店でショッピングを終えたら、次はお約束の?塔上り。上れる塔は正面左側の北の尖塔で、大聖堂内部に入口がある。料金は7ユーロ。 パリのノートルダム大聖堂と違って塔に上る人はあまりいないためか、係のおばちゃんにすごくニコニコされてしまった(笑)。
らせん階段は例のごとくキツイけど、混んでいないのでマイペースで休み休み上れる。塔から見下ろす風景も建物の調和が取れていて、歴史ある小都市という感じで味わい深い。
塔から下りてきた後は大聖堂の周囲をぐるっと一回りし、ステンドグラスグッズの店でお買い物(詳しくはあれこれ編にて)。
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ステンドグラス細部その1
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南のバラ窓
下の5連窓中央は「キリストを抱く聖母」
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ステンドグラス細部その2
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12世紀のステンドグラス「ブルーのマリア」
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月ごとの労働と十二宮のステンドグラスその1
右列下が牡羊座、右列上が牡牛座(多分)
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月ごとの労働と十二宮のステンドグラスその2
右列下が蟹座、中央が獅子座、右列上が乙女座(多分)
旧市街で買い物…そして迷子 これだけで帰るのもちょっともったいないかと思い、大聖堂を背にして左手の旧市街を散策。 ガイドブックで目星を付けていたラ・ショコラトリーというお店でマカロンを買ってみた。20種類くらい並んだ中から1ヶ 0.9ユーロのを3つチョイス。 左写真の上:ローズ、左:ピスタチオ、右:シトロン。 このお店はサロン・ド・テにもなっていたようなので、その場で食べて行こうかな~とも思ったが、帰りの電車の時間もあるのでテイクアウトにして駅に向かった。
…つもりだったのだが、
・基本的にパリのガイドブックなのでシャルトルのページを見ても細かい地図が載っていない(特に旧市街の方は)
・旧市街の道路はビミョーな角度に曲がっていることが多い
・駅から大聖堂はよく見えるが、逆に大聖堂や旧市街から駅は見えない
といった諸事情から、ふと気づくと駅はどこ???状態に。大聖堂の見える方向から判断して進んで行ったのだが、全然見覚えのある場所にたどり着きません(爆)。
困ってしまって道端で友人と会話していた大学生風の若いおねーちゃんに聞いたところ、「ここからだと説明するのがちょっと難しい」ということで、なんと駅が見える場所まで案内してくれた。 ありがたやありがたや~ (-人-)。
考えれてみれば、いったん大聖堂まで戻れば朝来た道を見つけられたと思うのだが、パニクっていたので地理を把握しないままにウロウロしてしまったのが敗因と言えましょう。
こうしてようやくシャルトル駅(右写真)に到着。ホッとしてお腹が空いたので駅のベンチでさっきのマカロンを平らげてから、再び電車に乗ってパリへ帰還。
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