ヴェルサイユ編タイトル

※ 1ユーロ=約115円(2010年7月当時) ※


【4日目午後】

庭園&噴水ショー
幾何学模様の花壇  ルーアンから2時間弱でヴェルサイユに到着。今回のツアーは、ヴェルサイユ宮殿の中だけではなく、春~夏の週末にのみ開催される大噴水ショーも見学できるというのがウリの1つ。
 ヴェルサイユでは、添乗員さんの他に現地在住の日本人ガイドさんが合流。 在仏ウン十年ではないかと思われる(日本語の語彙がちょっとビミョーだったので)女性で、しゃべり口調や服装やメイクがいかにもマッダーム風。 日本人も長らくフランスに住んでいるとやはりフランスナイズ?されてくるんでしょうか。

 といってもガイドしてもらえるのは宮殿内だけで、その前に1時間ほど庭園を自由散策するように言われる。1人参加仲間と連れ立って歩き回るが、とにかく広い
 宮殿近くには幾何学模様の花壇(左上写真)。右端に写っているヴェルサイユ宮殿の建物は、庭園側から見ると結構地味。

アポロンの泉
ラトナの泉  なだらかな傾斜を下って行くと、左右には迷路状になったり、野外劇場風だったりといろいろ工夫が凝らされた噴水が。 そして20分程も歩いたところにあるのが1番大きいアポロンの泉(右上写真)。
 3時半になって「噴水ショー」が始まったのだが、要するに水が出てきただけで、特に(エンターテイメント的な)ショーっぽかったわけでは…。 時間の制約もあるので、しばらく噴水を眺めて宮殿方向へ撤収。
 左下写真は宮殿に近い場所にあるラトナの泉。右下写真では手前に写っているのがラトナの泉で、真ん中辺りに写っているのがアポロンの泉です。 アポロンの泉の先&左右に広がっている庭園の大きさがおわかりいただけるでしょうか?

 マリー・アントワネットが気に入っていたというプチ・トリアノンはもっと離れた場所にあり、こんなツアーではとても見に行ってるヒマはなし。 庭園内移動用のミニトレインがあり、それに乗るとそっち方面にも行けるようです。

庭園


宮殿内
 時間になったので添乗員さん&現地ガイドさんと再び合流し、宮殿内へ。 無線式のイヤホンガイドが用意されていたので、「今日はヴェルサイユは大変な人ですこと」と言いたくなるような(笑)混雑の中で少々ガイドさんから離れても説明が聞きやすくて便利でした。
 では、以下、見学ルートに沿って。混んでいたため部屋全体の写真を撮ることができなかったので、天井画メインになってしまった…。
宮殿正面 王室礼拝堂 ヴィーナスの間の天井画
宮殿正面。こちら側はちょっと金ピカ。   階段を上って2階へ。王室礼拝堂   ヴィーナスの間の天井画。

アポロンの間 マリー・アントワネットと子供たちの肖像画 マルスの間の天井画
アポロンの間(または玉座の間)。

  マリー・アントワネットと子供たちの肖像画(どこの部屋にあったか失念)。   マルスの間(または舞踏会の間)の天井画。
戦争の間の天井画 戦争の間のレリーフ 王の寝室
戦争の間の天井画。   同じく戦争の間にある敵を踏みしだくルイ14世のレリーフ。   王の寝室のゴージャス寝台。

鏡の回廊その2 鏡の回廊その1 牛眼の間
平和の間側から見た鏡の回廊。長さ73m

  鏡の回廊。この当時はまだ大きい1枚鏡を製造する技術がない。   牛眼の間(右上の楕円形の窓が牛の眼)。壁の絵画は「ルイ14世とその家族」
平和の間 王妃の寝室 戴冠の間
平和の間の絵画。「ルイ15世がもたらした平和」を表現しているそう。   王妃の寝室の寝台。マリー・アントワネットもここで衆人環視のもと出産   戴冠の間にあるダヴィット作「ナポレオン1世の戴冠式」。オリジナルはルーブルにあり、これは本人によるレプリカ(いろいろ変えている点がある)。
 見学終了後は中の売店でお買い物タイム。ヴェルサイユグッズを売っているフツーの売店の他に、マカロンで有名なラデュレも出店していたが、マッダーム曰く「マカロンは買ったその日に食べ切らないと。1晩経ったらもうマカロンとは別物」だそうです。

 そういえば、その後2010年秋にヴェルサイユ宮殿で村上隆展が開催されて物議を醸していましたが、 試みとしては面白いかもしれないけど、一生に一度かもしれないヴェルサイユ宮殿に行ったらあちこちにフィギュアが!という状況になってたらやっぱりビミョーでしょうなー (^^;。


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