あれこれ編タイトル

※ 1ユーロ=約115円(2010年7月当時) ※


キケン体験?
 今回の旅で危険な目に遭った、というよりは遭いそうになったのは次の3回。いずれもパリでのフリー観光中のこと。

①メトロ6号線車内にて
 夜8時頃(といってもまだ外は明るい)、バトー・パリジャンに1人参加4人組で乗るためメトロで待ち合わせ場所に向かっていたときのこと。 隣の座席に座っていたおじさんが「日本人か?」と英語で話しかけてきた。 そうだと答えると、「私は仕事で日本に行ったことがある」と言って、カバンの中から小型のアルバムを取り出し、日本滞在中の写真らしきものを見せ始めた。確か、テレ東の社屋前で撮ってる写真があったような。
 さらに「いつまでパリにいるのか?」と聞くので「明日日本に帰る(事実)」と言うと、その後はほとんど話しかけてこなくなったけど…。 ついてこられたりするとイヤなので、目的の駅に止まる直前まで降りるそぶりを見せないようにして、ドアが開くと同時に「じゃサヨナラ」と言って降りました。
 単なる「日本人に話しかけたい人」だった可能性もあるが、それにしては写真を持ち歩いているのがアヤシイ。 後でネットで調べてみると、こういう感じで話しかけてきて(やはり写真を見せたりして)「私はアーティストだ。モデルになってほしい」とか言ってつきまとったりするヤツもいるらしい。

②RER C線車内にて
 オルセー美術館に行くためにRERに乗っていたら、少年が空いている座席に小さいビラを置いていった。 何だろう?と思ったが、車内の他の人々は無視しているようだし、面倒なことに関わりたくないし…と1号もそのまま無視。するとそのビラは、またさっきの少年が回収していった。
 これまた帰国後にネットで調べてみると、ビラは「恵まれない子供たち(イコール本人のこと)に寄付を」的な内容で、うっかりビラを手に取っているとお金を請求されるらしい。 ビラを配っていたのは少年だったけど、そこで支払いを拒否してモメたりしていると、バックについている怖いオトナが車内のどこからか登場したりするのだろうか?

③ノートルダム大聖堂の塔の待ち行列にて
 ノートルダム大聖堂の塔に上るために行列していたときのこと、突然1号の足下にバッシャー!とジュースをこぼされた(サンダルに結構かかった)。 これは海外でよくあるパターンの(しかし今まで実際に遭遇したことはないが)、洋服とかを汚しておいてそれに気を取られている隙にスるってヤツか?!
 …と思ったのですが、後ろでジュースをこぼしたのは脳天気そうな少年2人組で、「sorry, sorry」と軽~く謝って終ー了ー。スリでなかったのはいいが、これはこれで腹立つぞ。(-_-#


フランス人は組立好き?
リアル シュノンソー城  建築紙模型好きの女王様1号がお送りする、紙模型とホンモノを比べてみようのコーナー(笑)です。 これまでの作品については、「建築紙模型コレクション」「続・建築紙模型コレクション」をご覧ください。

 まずはシュノンソー城(左)。本物はちょっと修復中だったのですが、隠れていた部分も紙模型さえあれば丸わかり! (^^) 川に浮かぶ小舟までが再現されているという芸の細かさです。この写真には写っていませんが、さらに右側に1番古い時代にできた塔とこの建物とを結ぶ橋があり、実はその辺りが1番作るのが難しくてかなりごまかしごまかしになってしまった。
 紙模型の出版元はフランスのInstant Durableという会社。メニューの「3D Models」→「Chateaux of the Loire Valley 」→「Chenonceau」でこの紙模型の本にたどり着きます。縮尺1/250、130ピース。シュノンソー城のみやげ売り場で14.5ユーロでした。

リアル モンサンミッシェル
紙模型シュノンソー城  そして右側がモンサンミッシェル。ご覧のとおり、建物ではなく島全体の紙模型です。こういうタイプにチャレンジしたのはスペインのアルハンブラ宮殿の紙模型以来2度目。
 この手の紙模型の難点は、建物などの小さいパーツを折ったり貼ったりしたときの小さなズレが次第に大きくなっていって、山腹の大きなパーツを貼るときにうまくリカバリするのがなかなか大変なこと。 この大きさの写真ではよくわかりませんが、実物を見るとあちこちにかなりのゆがみが…。
 こちらの紙模型も同じくInstant Durable社製。「3D Models」→「Cathedrals and Abbeys」→「Mont Saint-Michel」で。縮尺1/500、460ピース。 シュノンソー城に比べるとピース数が約3.5倍です。作成時間もやはり3.5倍くらいかかったような気が。お値段は約2倍の29.8ユーロ

 今回、1号が購入したのはこの2点ですが、結構あちこちの観光地で紙模型を売っていました。フランス人紙模型好き疑惑発生(笑)。 オペラ座のみやげ売り場にも紙模型があったのだが、外観ではなくて舞台&客席の紙模型だったので「あー惜しい~」と思いながら買わず。

紙模型モンサンミッシェル


今回のお買い物
塩キャラメル  モンサンミッシェルのみやげものストリートにて購入した塩バターキャラメル 3.5ユーロ
 1号が購入したお店は、参加しているツアーによってはキャッシュバックがあるらしかった(でもHISは対象外だった)。
 お味的には、バターキャラメルであることはわかるが、「塩」の部分がちょっと弱いかも。
りんごキャンディ  ベルサイユ宮殿内の売店で購入したりんごキャンディ 4.5ユーロ
 庭園の一角にある果樹園で獲れたリンゴを使用しているとのこと。本当かー?

 ベルサイユでは他に日本語版のガイドブック 8ユーロも購入。

ステンドグラス風壁掛け  シャルトルのノートルダム大聖堂そばにあるステンドグラスのお店で購入したステンドグラス風壁掛け 33ユーロ。 あくまでもステンドグラス「風」であって、本物のステンドグラスではなく、中に入っているのはフィルムのようなものだと思われる…多分(フレームはがっつりハンダ付けされているので開けられない)。
 このお店ではもちろん本物のステンドグラスもあれこれ売られている。でも高い (^^;。

 現在、1号の部屋に飾ってあるのだが、光が当たらない位置なので見た感じはイマイチである(爆)。

睡蓮マグネット  オランジュリー美術館のグッズ売り場で購入した睡蓮マグネット 3.7ユーロ。 ちゃんと横長サイズになっているのがグー。
 でもオランジュリー美術館のグッズは紙モノでもなんでも横長で大きくなりがちなので、持ち運びには不便かも。(^^;
天然塩  オペラ大通り沿いにあるモノプリで購入した海水から作る天然塩 3.66ユーロ
 モンサンミッシェルでも同じような塩を売っていて、配りみやげにいいかなーと思ったのだが、これと同じくらいの大きさ(手のひらサイズ)で10ユーロとお高い。 こちらはお手頃価格な代わりに、産地が聞いたことのないような島?だった。
エチケットブラシ  オペラ座のグッズ売り場で購入したエチケットブラシ 4ユーロ
 やっぱりオペラ鑑賞の際には身だしなみが重要だから…ということではなく、安くて「Opera」って入っているものを買おうと思ったらこういうチョイスになりました(笑)。
ラデュレのマカロン ラデュレのトートバッグ  パリの現地在住ガイドであるマッダームが「一晩経ったらもうマカロンではない」とおっさるので、ラデュレのマカロンは空港で購入。 小さい店内&レジが1つだけなのに同じことを考えた搭乗前のお客がたくさん詰めかけ、ちょっとした行列になっていて、買うまでが大変でした。
 しかも、いちいち個数と種類を指定して買う(最初から詰め合わされたものがあったかどうか不明)もんだから、1人1人がものすごく時間がかかる。 搭乗まで時間の余裕を見てチャレンジするのがベターです。
 左写真の円柱型の箱は6ヶ用で14.5ユーロ。1号は(写真左から)オレンジブロッサム、ミント、グリーンアップル、ラズベリー、バニラ、ダークチョコレートをチョイス。 帰国後すぐに完食したので、まだそれほど生地がボロボロになっておらず、どれも美味でした。

 そして右写真は同じラデュレのお店で衝動的に購入した(前の日に訪れたお目当てのトートバッグの店が夏休み中だったから?)ミニサイズのトートバッグ 45ユーロ。 最後の最後に空港で買ったモノが今回のツアー中のお買い物で1番高額でした。フランスに行ってもいわゆるブランドモノを全然買わなかったので、高額といってもこの程度ですが。

 他に、フツーの絵ハガキは0.4~0.6ユーロエッフェル塔内のみやげ売り場で買った絵はがきはなぜか高くて(地上からの距離に比例?)1.5ユーロ。 サントシャペル内のみやげ売り場で買ったスライド風のキレイなカードは2.75ユーロ。
 ルーブル美術館で購入したカレンダーは11ユーロ。 これは「モナリザ」、「カナの饗宴」、「サモトラケのニケ」など、ジャンルを問わずルーブル美術館の名品集という感じのカレンダーで良かったが、なぜか他の美術館ではそういうタイプのカレンダーがなく、「1人の画家の作品だけ集めました」的なカレンダーばかりだったのがナゾ。
 空港の免税店で購入したロワールワイン 白 18ユーロ、赤 9.6ユーロ


ヴィトンは1日2点まで?
 というわけで、1号が購入したのは上記のようなちょっとしたモノばかりだったのですが、例の1人参加組のうち2名は割とブランド好きだったらしく、フリーの日に一緒にヴィトンのバッグを買いに行ったそうです。
 パリにはヴィトンの店が複数あるので、ある店舗でまず2点買って、別の店舗でもさらに2点買おうとしたところ、店員に「1日に買えるのは2点まで。あなたは既に2点買っているので、この4点の中から2点だけ選ぶように」と言われたとのこと。
 そんなことはガイドブックにも載っていなくて初耳だったのですが、個人輸入を防ぐための措置なのか??? ちゃんとヴィトン全店で誰が何と何を買ったか管理されてるんですね(おそらく免税手続きのためにパスポートを出すので)。
 ちなみに別の日であればまた2点買ってよいそうで、彼女は最終日のルーブル見学後にまたヴィトンに行って買ってきたらしいです。(^^)


ネット&TV
 1号がルーブル美術館自力見学後に立ち寄ったネットカフェは「うらばす」というところ。 ヨーロッパ初のマンガ喫茶らしいです。1時間 5.5ユーロ
 でも今はみんなスマートフォンやiPadを持っているので、ネットカフェも昔ほど利用されていない雰囲気。このとき(平日午後)の客は私1人でした…。近所にはジュンク堂書店もあり。

 フランスでは日本のアニメとかたくさん放映していそうなイメージだったのですが、1号がTVで見た日本アニメは「キャプテンハーロック」だけ。トチローも流暢なフランス語をしゃべっていました(笑)。
 旅行期間がちょうどツールドフランスの時期と重なっていたので、観光から戻ってきてホテルでTVを付けるといつも「今日のツールドフランスハイライト」的な番組をやっていたのが印象的でした。


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