※ 1ユーロ=約115円(2010年7月当時) ※
【5日目午後】
サントシャペル
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いざメトロに乗ろうとしたらあるハズの1日券が見つからず、この後はいちいち1回券を買うハメに。それでもめげずにメトロ1号線でシャトレ駅へ。 徒歩数分でセーヌ川に浮かぶシテ島にあるサントシャペルに到着。
サントシャペルはパリ最古のステンドグラスがあることで有名な教会。パリミュージアムパス利用可能。建物が最高裁の敷地内にあるため、入場の際のチェックがちょっと厳しめで時間がかかった。教会は上下2層になっていて、特に上層にある王家や特権階級の人々専用の礼拝堂のステンドグラスがスゴイ。 礼拝堂をぐるっと取り巻くように、右写真のような15個の大きな窓に1134もの聖書物語の場面が描かれている。 ただ残念ながらこのときは一部のステンドグラス(多分1番有名なヤツ)が修復中で見れなかった。
窓の下には椅子が並べられていて、ゆっくり座って向かいのステンドグラスを鑑賞できる。 ステンドグラスに何が描かれているかという各国語の説明ボードも用意されていて、それを手に持って読みながらステンドグラスを確認することも可能。
しかしこれだけ量があると、さすがに1つ1つのステンドグラスを細かく見ていくことはちょっと無理… (^^;。というわけで、ステンドグラス写真の中から2点ほどピックアップ。左上写真はパラ窓。 左下写真は、右写真のような帯状のステンドグラスの一部を拡大したもの。どちらも画像をクリックすると別窓で大きめ写真が表示されます。
(以降、周囲が太めの枠で囲まれている画像はクリックで別窓表示されます。)
ノートルダム大聖堂
今度は徒歩で数分離れたノートルダム大聖堂(左写真)へ。 正面入口前の広場に入場待ちの行列ができていたが、大聖堂内は広く、入場の際もチケット等は要らないので、10分くらい並んだら中に入ることができた。
サントシャペルほど一面のステンドグラスというわけではないが、こちらもバラ窓のステンドグラスが美しい。右上写真が北のバラ窓、右下写真が南のバラ窓(直径13m)。 もう1つ、入口の上に西のバラ窓があるのだが、行ったのが午後だったので結構強い西日に照らされて明るすぎ、ステンドグラス写真を撮るにはイマイチだった(ということは、3つのバラ窓すべてをキレイに撮るには午前中に行く方がいいのか?)。
ちょうど日曜日だったので、時間帯によってはミサが行われており、パイプオルガンの演奏なども聞こえてきて、観光客でいっぱいな割にはなかなか厳かな雰囲気でした。内部見学後、付近のカフェで昼ビール 5.2ユーロを飲んでひと休みしてから、今度は大聖堂の塔を見学することに。こちらは有料(パリミュージアムパス利用可能)。
大聖堂正面に向かって左側の壁沿いに塔の行列ができていて、最初は一般客もミュージアムパス保持者も一緒の列だったのだが、途中で係員が「パス持ってる人は前へ」と呼びに来てくれた。
しかし大聖堂内に入る行列と違い、塔には入場者制限があるようでなかなか進まない。ようやく塔に入った!と思ったらグッズ売り場でしばらく待たされたり。 そして階段を上りだしたら今度は休まず387段を上らなきゃならないし…(いや休んでもいいんだけど、後から他の人たちが上ってくるので休みづらい)。こうしてゼーハー言いながら北塔(正面左側の塔)を上りきり、キマイラの回廊と呼ばれる外のテラスに到着。左写真でいうと上から2層目の最上部あたりです。 眼下の眺めもいいけれど、女王様1号は回廊を飾るガルグイユ(ガーゴイル)という怪物たちの像がツボでした。下写真でいろいろな表情をお楽しみください。(^^)
今度は回廊でそのまま30分くらい待たされ、ガンガン西日を浴びてぐったりしたりしつつ、ようやく反対側の南塔へ。ここには「エマニュエル」という大きな鐘(13トン)がある。 ビクトル・ユゴーの『ノートルダムのせむし男』に出てくる鐘ということだが、女王様1号は読んだことがないのであまり感想の持ちようがない(爆)。
下り階段でも制限によってときどき待たされつつ、1時間以上かかって塔の見学終了。
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ペルティヨンのアイスクリーム ノートルダム大聖堂見学後はそのまま橋でつながったサン・ルイ島方面をブラブラ散策。 もう7時近くなっていたので手頃なカフェでもあれば晩ご飯にするか?と思ったが、やはり少食の女1人だとこういうとき店に入りづらいものが…。
そこで、パリで1番美味しいという評判のアイスクリームチェーン、ベルティヨンのアイスを買って、小腹を満たすことにした。 サン・ルイ島内には何軒かのベルティヨンがあり、店頭売りだけでなく、サロン・ド・テが併設された店もあった。どこの店舗も行列になっていた。
女王様1号は店頭売りのお店で小さいコーンのダブル 3.5ユーロを指さし注文。ダブルだけど重ねるのではなく、コーンがそれぞれにある(こっちの方が食べやすい?)。 自分の順番が来て、20種類くらいあるフレーバーの中から素早く選ばなければならなかったので、コーヒー(左)とアプリコット(右)という似たような色合いのフレーバーをとっさに選んでしまった(笑)。
店からまた移動して、ノートルダム大聖堂の背後にある公園のベンチに腰掛けて食べましたが、どちらのフレーバーもウワサ通り美味でした。その後ホテルに戻ることにしてシテ駅からメトロ4号線に乗ったが、乗り換えのモンパルナスビヤンヴニュ駅でいったん下車し、SNCF(国鉄)のモンパルナス駅に移動して、明日訪問するシャルトル行きの切符を事前購入した。 チケットは自販機で簡単に買えたが、モンパルナス駅周辺はあまり雰囲気がよろしくない感じだった。夜8時すぎても全然明るいので、特に危険なことはなかったけど。
左写真はモンパルナス駅前から撮ったモンパルナスタワー。
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