※ 1ユーロ=約115円(2010年7月当時) ※
【5日目午前】
エッフェル塔
本日から2日間は丸々フリー。まずこの日はパリ市内の有名どころを次々に巡るべく、カンペキな(笑)計画を立てていた女王様1号である。 最初に訪れたのはエッフェル塔。 夏休みシーズンは展望台に上るエレベータが大行列になると聞いていたので、公式サイトから事前に予約済なのだ。 1番上の第3展望台まで13.1ユーロ(下の第2展望台までのチケットもあり)。オンライン予約も結構な混みっぷりで、朝イチの9時からしか取れなかった。 メトロ6号線ビルアケムで下車して徒歩10分でエッフェル塔のふもとに到着。真下から見上げるとなかなかの迫力(左写真)。 エッフェル塔は4本の脚のうち北・東・西がエレベータ、南が階段(!)で第2展望台まで上れるようになっていて、予約客は北塔のエレベータを利用する。 他の塔には朝9時の時点で既に長~い行列が! 予約客の列はほとんど待たずスムーズにエレベータへ。 最初にエレベータに乗るときと、第2展望台で第3展望台へのエレベータ(これは塔の中央部にある)に乗り換えるときに、プリントアウトしてきたオンラインチケットのバーコードをピピッとチェックされます。
エッフェル塔の骨組み越しにだんだん遠ざかっていく地上を眺めつつ、地上274mの第3展望台に到着。 まだほとんど観光客もいないので、3周くらいぐるぐる廻ってのんびりと眼下のパリを満喫。こうして見ると、パリが平らな土地であることがよくわかる(下写真)。 その後降りた第2展望台(地上115m)にあった表示によれば、エッフェル塔から東京まで9,739kmとのこと。思えば遠くに来たもんだ(笑)。さらに第1展望台(地上57m)のみやげ売り場で絵はがきを購入してその辺でささっと書き、地上に戻って南塔へ。ここに郵便局があり、エッフェル塔の特別切手が販売されているのだ。 …が! この日は日曜日。観光地にある観光客のための郵便局といえど(しかも翌日再チャレンジしに来たら、切手などの販売機があるだけの無人局なのに)日曜日は休みだったのだ。こういう点が日本とは違うところ。ガックリ。
それでも、女王様1号が地上に戻ってきたときには一般客の行列は大蛇のようにとぐろを巻いていて、何時間経ったら入場できるのかわからない状態になっていたので、まあ時間を無駄にせず見学できたので良しとしよう!とポジティブシンキングでエッフェル塔を後にしたのでした。 この時期のエッフェル塔は予約必須ですよ!
オルセー美術館 次はRER C線に乗ってシャンドマルストゥールエッフェル駅からミュゼドルセー駅まで移動し、オルセー美術館(右写真)へ。
美術館の入口にも行列ができていたが、女王様1号は日本であらかじめパリミュージアムパスを購入していたので、専用窓口からほとんど並ばずに入館できた。
オルセー美術館は昔の駅をそのまま利用していて、ドーム状の天井や正面に掛けられた大時計が印象的なのだが、(作品のみならず)館内撮影禁止になっていて残念(後日ガイドさんに確認したら以前は撮影OKだったそう)。
しかもこの時期は館内大改修中で一部の展示室が閉鎖されていたため、展示物が通常とは異なる場所に移動したりしていて、ガイドブックを見ても何がどこにあるかわからない状態に。 日本で開催されていたオルセー美術館展に出張してしまっている作品もあったし。
それでもちょっと見て回るだけでゴッホ、ルノワール、マネ、クールベなどの絵画がてんこ盛り。それなりに混んではいるけれど、日本のオルセー美術館展とは比べものにならないくらいのんびりと鑑賞できました。
個人的にはフランソワ・ポンポンの「白熊」という彫刻が癒し系でツボに入り、この彫刻のそばのベンチでついついまったりしてしまった(リンクをクリックするとオルセー美術館HPにある写真が見れます)。そうこうするうちにツアーの1人参加仲間と偶然再会し、ゴージャス装飾の館内レストラン(左写真)でランチをご一緒することに。このレストラン内は写真撮影しても大丈夫だったと思う…多分。 魚料理とパッと見「冷奴?」と思うような(笑)デザート(下写真)のランチコース 16.5ユーロ。他に梨ジュース 6.9ユーロを注文。お安くないだけあって味はまあまあでした。
グッズ売り場で絵ハガキなどを購入した後、1人参加仲間と別れて次のスポットへと移動。![]()
![]()
凱旋門&シャンゼリゼ
メトロ12号線でソルフェリーノ駅→コンコルド駅、メトロ1号線に乗り換えてシャルルドゴールエトワール駅で降り、地上に出るとどーんとそびえ立つ凱旋門(左上写真)。 巨大なフランス国旗も翻っている。
この門が建っているシャルルドゴール広場の周囲はロータリーになっていて地上からは渡れないので、地下鉄出口そばの別の階段から地下に降りて通路を進むと門の足元に出ます。 凱旋門もパリミュージアムパス利用可能。284段の階段を上って凱旋門の上部へ。グッズ売り場や門のレリーフのレプリカが展示されているフロアから屋上に出る階段がなぜかわかりにくかったが、外に出てみると門を中心として放射状に延びる12本の通りが一望(右上写真)。 これぞまさにエトワール(星形広場)。
気持ち良い風を受けて汗が引いてから地上に戻り、門の下にある無名戦士の墓(左下写真)や、ナポレオンの勝利を讃える10個のレリーフをぐるっと見て回ったり。右下写真は凱旋門の下からのシャンゼリゼ通りの眺め。この後はメトロ1号線フランクリンデローズヴェルト駅まで「オ~シャンゼリゼ~♪」と歌いながら(ウソです)ブラブラと歩いて行った。 日曜なので有名ブランドなどはやっていなかったが、意外とオープンしている店もあった。
だが、凱旋門でパリミュージアムパスを出したときにメトロの1日券を落としてしまったらしいことにこのときの女王様1号はまだ気付いていない…(詳細は乗り物編で)。
≪ 4日目午後へ
5日目午後へ ≫
[トップ]
[ロワール編]
[モンサンミッシェル編]
[ルーアン編]
[ヴェルサイユ編]
[シャルトル編]
[乗り物編]
[あれこれ編]