仕事での取引先の人が入院した先は、わたしが骨折で入院した病院であった。
差額(個人負担額)がタダ、もしくは安い部屋は全て埋まっているためか、その人があてがわれたベッドは救急患者の処置室脇にいかにも急ごしらえといった風な部屋の中にあった。
見舞いに行き、その入院している取引先のお客さんとしばらく話す。
わたしが入院していた時、整形外科病院であるその病院に運ばれてくる救急患者の数が相当なものだと感じていた。おそらく交通事故で怪我をした人だと思うのだが、午前中だけでも「救急の患者さんが入られました、担当の看護婦…」というアナウンスが10回以上流れるのだ。つまり、救急処置室脇の急ごしらえ部屋にいるお客さんは、救急患者が処置されている大慌て状態を間近で感じる事が多いという事である。
実際、そのお客さんの話によると…
「おぃっ!どうして寝てるんだよ、起きろよ!」「○○!死んじゃいやぁぁぁぁ!」などという見まい客と思しき最高に切羽詰った叫び声が日常茶飯事なのだそうだ。あまり精神的に良い部屋ではあるまい…
おりたたみ自転車を担いで日帰りで京都へ。桜の咲く季節に一度は京都に行ってみたかったのである。
堀川通りの桜は満開で、桜越しに見る二条城は実に綺麗だったが、目当ての仁和寺・御室桜は4月も20日頃にならないと満開にならないそうである。とりあえず、境内に咲いてあるソメイヨシノを見て帰ったのだが、驚いたのが桜の季節のみ拝観料とは別に「観桜料」を徴収している事である。これを払わなければ桜どころか、本堂にすら行けないのでやむなく払う。まだつぼみの状態であるにもかかわらず、御室桜のまわりでは酒を売る店が並んでいた。
朝早くのテレビでいっていたと思うのだが、雨宝院の桜の花の色は緑であるのだそうだ…
雨宝院の観音桜もつぼみの状態であったのだが、そのつぼみは桃色であった。寝起きに聞いた情報はアテにならぬ…
自転車でブラリである事の長所は気ままに寄り道ができる事である。
仁和寺からの帰り道、白梅町から今出川通りを走っていると「大将軍八神社」の案内標識がみえた。八方神を祭る神社で行ってみたいと思っていた神社である。脇道にそれ、早速いってみる事に決める。
晴明神社向かって左側が何の建物だったか忘れたが、潰れて晴明神社の駐車場になっていた。
おまけに全面的な改装工事もおわり、前方参道には以前転がっていた古い戻り橋の欄干をつかった「ミニ戻り橋」とでも言う物が作られていたり。古い社務所は取り壊されて、全体的に広い感覚の境内となった。
以前もそうだったが、平日昼間だというのになかなかの人出、入れ替わりで人の絶えることがない。修学旅行生も多く来ていた。やはりメディアの力である。新設の休憩所にはいつ公開かは分からぬが「陰陽師2」のポスターが張ってあった。
晴明神社の休憩所に「御紋菓」を作って売る店のチラシが置いてあった。神棚用&自分食べ用などにいくつか買って帰る事にする。
東寺へ行くために堀川通りを南下する途中、西本願寺を右脇に見る。こちらはまだ改装が終わってないようだ。
東寺へつく頃はけっこうくたびれていて、本殿にお参りする気力もなく、香を買うために宝物殿に入っただけにした。宝物殿をぐるっと回ってみたが、聖歓喜天の掛け物が無くなっていたのが不思議だった。
言葉解説は申し訳ないけどナシ…FFのとある日
○月×日Lv32
ナイト・モンク・暗黒(わたし)あと後衛は忘れた…のパーティでバタリアへ。
この狩場はモンクのリーダーの提案であるが、このレベルで狩るとなるとエビしかいない、まぁ当然チェーン狙いなのであろうと思っていたら最初に釣ってきたのはカニであった。TP溜めの安全策であるが、PTバランスも申し分なくスラレタコンの溶解→核熱&MBも十分なダメージ量を与えていたのでちょっと残念。他パーティもいたのでわたしも釣りに参加し、TP溜めは出来る限りゴブリン(32で「つよ」か「同じ」である)を引っ張ってくるように心がける。
ひとつ残念だったのは、わたしが「釣ってOK?」マクロをだし、OK指示がでたのにもかかわらず、釣って帰ってみたら味方は他パーティの救援をやっていて、わたしがアッサリエビに殺された事だ。コミュニケーション不足はやはり致命傷だという事を改めて感じた。稼いだ経験は2500(1000exp/h)ほど。
△月♪日Lv32
明日が休みという事もあり、9時からのログイン。1時間待って誘いがかかるが、なんと狩場は新エリアのアルテパである。新エリアの適正Lvは20からという事だから、32でも狩れる場所がある事はあるのだろうが、わたしにとっては全く不案内な場所。地図も当然もっていない。
バストゥークすら不案内であるというタルタル黒さんを案内しつつジュノからチョコボでバストゥーク鉱山区へ、そこで仲間と合流、パーティは竜騎士・暗黒(わたし)・赤・黒・黒・白という後衛重視のパーティであった。
ツェールンからコロロカへ、コロロカを抜けてアルテパ…狩るのは主にカブトムシだという。手馴れているふうの竜騎士さんが釣り役となって早速とて2のカブトと戦闘を開始。暗黒というほどではないが、噂通りの柔らかさの竜騎士さんとタゲ回し。それで十分後衛にタゲが行く事はない。いざとなればヘイト値の高い「暗黒」を使っていく。連携はライデン→スライスで分解だったような記憶がある。二連でも黒二人&赤のMBで十分な威力である。初戦で経験は197だった。その後わたしも釣りに参加、最大5チェーンの荒稼ぎ。Lvも一気に34へ、鎌4番目のWS「ナイトメアサイス」を覚える。
会話も弾み、3000exp/hオーバーの大収穫で実に面白いパーティであった。女竜騎士リーダーを以前ボコボコにしたキリンは34PTではアッサリ。ガルカの故郷を制圧した獣人アンティカとの戦いもじつに新鮮味あるものだった。
たまに「つよ」のカブトも相手にしたが、つよ戦は余裕があるために、黒タルさんの一人が「おらーーー!」などと言って殴りに参加し、竜騎士さんに冗談交じりに止められていたその兼ね合いが実に面白かった。
☆月□日Lv34
休日の朝10時、目覚まし代わりにログイン。
その日は買い物に行こうかと思っていたので、とりあえず競売の様子だけ見て落ちようかとしたら、コタからの「(朝も早くから)気合はいってるね。」とTellがある。そういえばコタとはまともにLv上げパーティを組んだ事がない…と思っていたらコタからの誘い。コタも白Lv33なのでパーティを組むには丁度良い。買い物予定をキャンセルしてパーティを組む。
編成はナイト・暗黒(わたし)・シーフ・白(コタ)・黒・赤だったように記憶している。以前コタは「自分がリーダーの時はバランス重視で人集めるからね。」と言っていたが、全くその通りな編成。狩場はコタが行ってみたいと言い、わたしが嫌な思いで(以前コーモリに一撃96も食らってあわてて逃げた)のあるガルレージュ要塞へ。
ナイトさんがタゲ固定の為、TP溜まり即WS撃ちをするという。その上、シーフさんは短剣スキルを上げて「バイパーバイト」を覚えたいとの事。故に当面の連携はワスプ→シャドー、バイパー習得後にバイパー→スライスという事になった。
最初の内はナイトさんが釣りを自主的にやっていたが、戦闘中に回復をやってくれているという事もあり、わたしが釣りを担当する事にした。狙いはコーモリもしくはカブトムシ。わたしが挑発で釣ってくると、迎え挑発&ディフェンダーが確実にタゲをとってくれるのには助かる。ナイトさんにありがちな「攻撃ぜんぜん当らん&タゲ後方移動」という事もなく、わたしは安心してラストリゾート&バーサクを使う事が出来た。シーフさんのふいだま300オーバーのダメージはタゲを奪うのには十分だが、後衛にタゲが移動するよりはマシである。いざとなればやはり「暗黒」を使っていく。
わたしが一回コーモリをリンクさせ、エスケプ緊急脱出した以外は特に問題なく。1500exp/hほどの狩りとなりLv35へ。会話もなかなか面白く、良い雰囲気であった。
4月パッチで実装された暗黒専用魔法「アブゾバイト」を覚える。提供者である同LSのシルバー兄に感謝。
→月←日Lv35
わたしはどちらかといえばソロで活動するほうが好きである。しかしLv26の時点で暗黒/戦士ソロでの経験値稼ぎに大きな壁を感じ、やむなく積極的にパーティを組んでいるのである。
ここしばらくは連続でLv上げパーティを組んでいたために、久しぶりにソロでやってみたくなり、おまけにまだ終わらせていないクエスト&ソロで倒してみたい敵がいるために、一度サンドリアへ帰国・競売の調整後、徒歩でロンフォールからコンシュタットへ。最初の目的は「メリーのミルク」が取れるNM羊・Stray
Maryである。
Stray Maryの出現条件というのは良く知らないが、まだ暗黒Lvが10代前半だったころ、このコンシュタットの羊を狩っていた事があり、その狩り途中でたびたびその姿を見ていた。おそらく同種多数狩りが出現条件であろうと思い「練習相手にもならない」相手Mad
Sheepの虐殺を開始。経験は入らないが、ここの羊はジャグナーのそれに比べて皮なり歯なりの戦利品を良く落とす感覚がある。風クリをモグから持ってきていたわたしは毛皮ゲット&羊毛づくりをサブ目的としてやっていた。減った体力はドレインで回復、座ることなく一時間でStray
Maryと遭遇。ほかの羊もリンクしてきたが簡単に倒し、ミルクを獲得。
次の目的はパシュハウのモルボルの落とす「モルボルのつる」(←サンドリアのクエ)とグゥーブーの落とす「ボヤーダ苔」(←セルビナのクエ)である。モルボル戦には32時に殺された経験もあり、多少の不安もあるが、とりあえず「リミッター解除(暗黒+ラストリゾート+バーサク+ブラッドウェポン)」を使う事も考えて1戦やってみようかと考えた。早速発見、ソロでやる時における最大の戦術を実行せねばならない。まずはバインドで足止め→バイオ・ポイズン→サンダー・ブリザド・ファイア という魔法繋ぎである。バインドで足止めがかからなくば、全く後の魔法が発動できないが、幸いにもバインドが効いて攻撃魔法は余裕で発動できた。近接戦に移行してもまったく危なげがなく、残りHP200ほどで勝利。つるを落としこそしなかったが、十分ソロでもモルボル狩りはできると自信がついた。
その後3匹狩ってモルボルのつるをゲット、あとはグゥーブーである。
パシュハウにおけるグゥーブーはモルボルにくらべて圧倒的にその個体数が多い、それほど探そうとしなくても歩いていれば遭遇できる。実際その時もすぐに発見できたのだが、Goobbueという名前ではない(名前は忘れてしまった、Greenなんとか…だったよーな…)グゥーブーなのだ。強さを確認すると「強さは計り知れない」との答え、聞いたことのないグゥーブーNMであった。LSメンバーにあわてて情報を求めたところ…「45で楽勝だったよ。」などとまったく参考にならぬ答え。経験は十分にあったため死んでもLvダウンする事はない。モルボルと同じようにバインドからの魔法繋ぎで…バインドは効かなかった。しかし拍子抜けした事に、実際の強さはモルボルと大して変わらない。ここでもリミッター解除する事なく勝利。戦利品は「ダリア」(←サンドリアのクエアイテム)であった。
PS2ソフト「天誅 参」を買う。
発売元(開発も?)が「キングスフィールド」「アーマードコア」のフロムソフトウェアになり、どーなったもんやらな気持ちで買ってみたが、これが大当たり。ボスが煙玉でノーガードになるといったところも変更されてなく、逆に忍殺発動エフェクトが中断できるなど嬉しい改善があって、1の正当な進化といえる。
しかしなにより今回素晴らしいのは主人公二人の力丸・彩女を終了した後に現われる三人目の主人公であろう。昼は鍼灸師、夜は始末屋(仕事人みたいな仕事)というこの主人公の特に始末(忍殺)エフェクトが実に楽しい。詳しく言及する事は避けるが「このゲーム買って良かった」と久々に思わせるものであった。次回作があるとしたら、再び出してもらいたいものだ。
あと、このゲームの凄い所は、終了後のお楽しみが全編通して一番難しい所であろう。