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トップ大型・中型二種免許

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大型二種の試験車は11mのロングバスを使用し、中型二種の試験車は9mバスを使用しています。このページでは中型二種用の9mバスでの体験を基にしています。

(試験車の車両基準については「豆情報・豆知識」のページを参照ください)

大型・中型二種には学科試験があります。他の二種を有しているか、半年以内に学科試験に合格していれば学科免除になります。このほかに適性検査と技能試験があります。適性検査と学科試験に合格していないと技能試験を受けられません。技能試験は場内と路上(約6km)で行います。(平成14年から路上試験が導入されました)

大型二種を受験するには大型免許(一種)もしくは大型仮免許を、中型二種を受験するには大型免許(一種)、中型免許(一種)もしくは中型仮免許を有していなければなりません。(仮免許については「大型・中型一種免許」のページを参照してください)

※平成19年5月までに普通二種免許を有していた方は自動的に8t限定中型二種免許となり、限定解除の審査(場内試験のみ)を受けることで中型二種免許を取得することができます。(乗車定員29人以下のマイクロバスを営業運転することができます)

大型・中型二種ともに技能試験の主な課題は、場内では方向変換または縦列駐車のいずれか(後方感覚含む)鋭角、路上では路端停車および発進(仮想バス停)になります。クランク、S、坂道発進の課題はありません。踏み切り、横断歩道、一時停止や指定速度などについては路上を通して行われていますが、静岡県の路上コースでは踏み切りと一時停止の標識のある場所は走行しません。路上コースの規制速度が指定速度ということになるでしょうか。

※限定解除の審査は、試験場内においてクランク、S、隘路への進入、路端停車および発進、方向変換または縦列駐車のいずれか(後方感覚含む)、および鋭角の課題で行われます。(隘路(あいろ)とは“狭くて通行の困難な道”という意味)

(限定解除審査における、隘路への進入路端停車および発進については「大型・中型一種免許」のページを参照してください)

全免種ともに乗車から降車までが試験です。ただし、ならし走行では採点されません。ならし走行は場内と路上それぞれにあります。場内と路上あわせて持ち点100点から試験開始し減点法で採点されます。試験終了時に80点以上残っていれば合格です。危険行為や課題通過不能等で試験中止になった場合や残り点数が65点まで減点超過した場合は採点が中止となります。不合格の多くは、右左折の方法、交差点の通過方法が悪くて減点されていると思います。

大型・中型二種技能試験は静岡県内では中部免許試験場でしか行われていません。(学科試験は東部、西部でも行われています) 技能試験は2台で行われ、1台に23人で行います。午前の試験は受付け順に6人までで、あとは午後になります。場内コースでの試験が全員終了した後、全員バスに乗車して路上に出ます。受験者は路上で交代します。ただし、場内コースでの見極めにより路上コースでの試験を受けられないこともあります。

技能試験に合格した場合は、後日行われる取得時講習の受講後に免許証が交付されます。すでに普通二種免許を受けている場合は、取得時講習が免除され免許証も即日発行されます。(合格時に試験官より受講についての説明があります)※限定解除の場合は受講義務がなく、免許証の裏に限定解除の印が押されて有効となります。

このページでは、主に課題について説明します。基本操作については「運転の基本」ページをご覧ください。ただし、大型・中型二種特有の操作についてはこのページで補足して説明します。(発進右折左折) なお、受験手続や受験手数料等についても「静岡県中部運転免許試験場のご案内(受験の手引き)」ページを参照してください。

□乗車・発進準備

ü       試験車の中央乗降口扉を開けて乗車します。試験官によって1人ずつ乗車する場合と、全員一緒に乗車する場合があります。

ü       乗降口扉を開けるときも閉めるときも後方を見ます。

ü       メインスイッチをONにしないとエンジンはかかりません。(メインスイッチの場所は試験官から説明があります)

ü       2速発進です。

ü       サイドブレーキは、運転席前にあるホイールパークのノブを引いてからレバーを上に上げると解除します。レバーのみを押し下げるとサイドブレーキがかかります。(説明があります)

ü       ここの試験車はバックギアに入りやすいので注意が必要です。2速に入れたつもりがバックに入ってしまうことがあります。ギアを入れたら(バック)ブザーが鳴っていないか耳をすまして確認するようにしましょう。乗車した際に窓を少し開けておくのも良いかもしれません。

ü       乗降口扉を開けて乗車するところから試験は開始しています。

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□発進

ü       基本の5点確認のほかに、大型二種の場合は車内(特に乗降扉)の直接目視が加わります。(これを便宜上「6点確認」と称します)これは前進するときもバックするときもその度に必ず行います。

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 横断歩道

ü       路上試験では、横断歩道の安全確認は合否の大きなファクタになると言えるでしょう。

ü       路上に◇マークが見えたらその先に横断歩道があります。注意して進行し2つ目の◇マークを通過したら首振り確認すると良いでしょう。(概ね◇マークから約30m先に横断歩道があります。道路状況により例外もあります)

ü       横断しようとしているか不明なときは徐行しなければいけません。

ü       横断歩道の中または直近で駐停車の車がある場合は、横断歩道の手前で停止して安全を確認しなければいけません。

ü       信号のある横断歩道では、横断しようとする歩行者がいても信号に従って通行できます。ただし、信号によらず横断している歩行者がいるときは停止しなければなりません。

ü       横断歩道でない場所を横断している歩行者がいる場合も停止しなくていけません。

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□右折

ü       路上では、右折待ちをしている車列が出来ることがあります。右折のための進路変更は交差点端から30m手前ではなく、その車列の最後尾から30m手前までに進路変更を終えます。

ü       右折を始める直前で、右後方の確認とともに、再度必ず横断歩道(歩行者)を確認します。曲がり始めてから確認すると、直進車の進路を妨害する恐れがあります。

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□左折

ü       中型(9m)バスの場合は路端から70cm位に左寄せします。(路側帯がある場合は、白線の右端からになります)

ü       路上では、左折待ちをしている車列が出来ることがあります。左折のための進路変更は交差点端から30m手前ではなく、その車列の最後尾から30m手前までに進路変更を終えます。

ü       道路の最も左端にある白線が何であるか、路側帯である場合は、やむ得ない道路状況である場合を除き左折時に白線を踏んだり越えたりしてはいけません。外側線である場合は踏んでも越えてもかまいません。(→豆情報・豆知識

ハンドルの切り方について

n         前輪が曲り角にきたらハンドルを切り始めます。バスの場合は運転席の後に前輪があります。つまり、曲り角よりもかなり前に運転席が出て行きます。

n         左ミラーで左後輪部分を見ます。実際には左後輪は見えません。後輪部分にある路肩灯を目印にします。運転席から見るとその位置がちょうどタイヤの位置になります。

n         左後輪が曲り角に沿って曲がっていくようにハンドルを切っていきます。左後輪が曲り角(縁石)から離れていかないようにします。

n         大型一種の感覚でハンドルを切ると、内側に入りすぎて脱輪または歩道縁石に乗り上げてしまいます。

徐行して曲がっているはずなので、ハンドルを調整する余裕は充分あると思います。

左ミラーは見続けてはいけません。前方不注意になりますから時々見るようにしましょう。

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□路端停車および発進(路上試験において)※限定解除の場内試験では「大型・中型一種免許」のページを参照してください。

ü       目標物(仮想バス停)に合わせて路端に停車および発進を3回(3箇所で)行います。

ü       路端から30cm以内に停車することになっていますが、あまり無理しなくて良い。街路樹にミラーが接触する恐れがあり試験官も考慮してくれます)

ü       目標物(ポール)が運転席を過ぎたら最徐行し、ゆっくりと4つ数えてから左ミラーを見ます。[]mバスの場合です。また、数え方には個人差がありますから初回はミラーを重視して慎重に行ってください。

ü       目標物が路肩灯に近づいたところで、乗降口扉の方を一瞬振り向いて見ます。(乗降口扉は路肩灯の前にありますが、ミラーで見るとその距離感がつかみにくくほぼ同じ位置に見えます。慣れてくると距離感もつかめるようになります)

ü       乗降口扉のすぐ前にある窓枠の中央(スライドガラスなら重なる部分)に目標物が見えていたら静かに停車する。目標物を扉真中に無理に合わせる必要はありません。扉内にあればOKです。(運転席からは写真のように見えます。この位置で扉の中央に来ています。注:目標物と車体の距離によって見える位置が多少ズレます。離れているほど窓枠の前方に、近いほど扉側に見えますが窓枠中央に合わせれば大抵、扉内に収まります)

ü       ホイールパーク(サイドブレーキ)レバーを押し下げギアをニュートラルにします。このときブレーキは踏んだままです。

ü       試験官に「停車しました」と報告して終了です。

ü       発進するときはオーバーハングがあるのでハンドルを大きく切らないように注意しましょう。

ü       ミラーを見続けたり乗降口扉を見続けて目標物を合わせてはいけません。前方不注意(脇見)をとられます。また、小刻みに停止して合わせる受験者も見られますが、試験官によっては最初に停止した位置で採点されることもあります。

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□交代(お疲れ様でした・・・試験終了です・・・でも、まだ気を抜けません)

ü       指定された停車場所に注意すること。交差点にかかったり出入り口にかかったりしないように駐停車禁止場所を避けて停車することです。

ü       ここまでが試験です。気を抜かず最後までしっかりとやりましょう。

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□方向変換(右へバックして左へ出で行く方法)、後方間隔

  1. 方向変換の狭路コースに徐行して進入します。
  2. 道路右端から50cm位に寄せて道路と平行に進行します。
  3. 凹部に障害物等がないかを直接目視して安全確認します。
  4. 右ミラーを見て路肩灯(右後輪)が凹部の中央をやや過ぎたら左に1/81/4回転程ハンドルを切り、左斜めに進行します。(1回転切ってからすぐにまっすぐにする方法もあります)
  5. フロントバンパー左角が縁石にかかるくらいで停止し、ハンドルを真っ直ぐにします。このとき、右後輪が凹部を超えていなければいけません。
  6. 運転席側の窓を全開しシートベルトを外します。(シートベルトは外さなくても良いのですが、窓だけはバックブザーが聞こえるように開けておいた方がよい)
  7. バックギアに入れ、6点確認をします。
  8. 窓から顔を出して、右後輪が凹部の角に沿うようにハンドルを切りながらゆっくりとバックします。(一気にハンドルを切らない)
  9. 時々、左前輪が脱輪しないか注意しながら、出やすいように車体を凹部に向かって左寄りに入れていきます。(無理に寄せなくて良い)
  10. 車体後部が入ったら、フロントガラスと前方縁石が平行になるようにハンドルを戻し、平行になったらハンドルをまっすぐにします。
  11. 後ろを直接見てまっすぐバックします。これからが後方感覚の試験になります。後部バンパー中央とポールの距離が50cm以内になるように停車しなければなりません。
  12. 時々運転席の右横を見て、運転席背もたれが凹部入り口の最初のポールの位置に来たときに停止します。[]mバスの場合です。 車内から直接後ろを見ると、深視力が弱い方にはポールが接触しているように見えるかもしれません。 初回はこのときの後ろの見え方をよく頭にインプットしておいてください。 数回でおよその間隔がわかるようになると思います。
  13. ホイールパーク(サイドブレーキ)を掛けギアをニュートラルにします。このときブレーキは踏んだままです。
  14. 試験官に「完了しました」と報告して終了です。
  15. シートベルトをして、2速に入れホイールパーク(サイドブレーキ)を解除します。
  16. 右に合図を出し6点確認して出て行きます。
  • 出来るだけハンドルの据え切りはしないようにしましょう。
  • 狭路コースに入ってから出るまでに、1回の切り返しは減点されませんが、23回切り返すと減点(5点/回)されます。4回目は課題不能で試験中止となります。
  • 後方間隔が50cm以上離れていると、試験官から1回だけやり直しの指示があります。一旦まっすぐ前に出て再度バックして行います。この場合はやり直したあとに採点されますが2回目のやり直しの指示はありません。
  • 切り返すたびに前進およびバックそれぞれに6点確認をしなくてはいけません。(切り返しが23回となると疎かになりやすいので注意)
  • ギアは間違えないようにしましょう。2速に入れたつもりがバックに入ってしまうことがよくあります。ポールに接触してしまいますから、発進の際はバックブザーが鳴っていないかよく確認してください。

ここでのポイントは、まず凹部に車体を入れることです。たとえ斜めに入ったり右寄りに入っても、決してバックしながら修正することは禁物です。

左に余地が無くても一旦大きく右にハンドルを切って出て行ければOKですし、それでも難しいようであれば切り返しをします。(1回目は減点なしですから)

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□鋭角(左鋭角の方法)

  1. 2速にして徐行で鋭角コースに入ります。
  2. 右側縁石へといっぱいに寄せて進行します。
  3. フロントガラス左下隅に出口側鋭角路の外側の縁石が来たら、左にハンドルを切ります。(出口側の鋭角路内側の延長線が運転席にきたらハンドルを切る方法もありますが、その方法は目測を誤りやすくハンドルを切るタイミングが早くなってしまう傾向がありました)(遅れるくらいがちょうどいいです)
  4. 車体フロントが出口側鋭角路の外側縁石と平行になったら、ハンドルを真っ直ぐにして縁石ギリギリまで前輪を誘導します。(運転席は縁石を超え芝生の上にあります。窓から顔を出して確認できます)
  5. ブレーキを踏んだままバックギアに入れます。
  6. 6点確認をしてから、右に大きくハンドルを切りながらゆっくりとバックします。ハンドルはいっぱいに切る感じです。
  7. 右ミラーを見て、右側の路肩灯が縁石にかかる寸前でハンドルを真っ直ぐに戻して停止します。路肩灯が縁石を超えると脱輪の危険があります。後退できる距離はせいぜい70cmくらいです。(11mバスでは更に短くなるかと思います)(実際には、右側は路肩灯が縁石に重なって見える位置でもまだ1mほど余裕があります。窓から頭を出してタイヤを目視すれば更に後退できます。ただし、左側は路肩灯の見える位置がちょうどタイヤの位置と重なりますので余裕はありません)
  8. ブレーキを踏んだまま2速にして6点確認をします。
  9. 左ミラーを見て左後輪が脱輪しないように、ゆっくりと前進しながら少しずつ左にハンドルを切っていきます。このとき、運転席が縁石の真上を通る感じになります。
  10. 左後輪が内側鋭角の頂点を通過したら、本線コースに入る合図を出します。
  11. 左右の首振り確認をして徐行で出て行きます。
  • ここでの説明は9mバスのものです。 大きな相違はないと思いますが参考に留めておいてください。(写真は11mバス用の鋭角路です)
  • 鋭角コースに入ってから出るまでに、1回の切り返しは減点されませんが、23回切り返すと減点(5点/回)されます。 3回までの切り返しは減点されません。(2007/11/7訂正) 1回の切り返しだけで通過しようと無理せず、3回切り返しするつもりで、最初にハンドルを切るタイミングをできるだけ我慢することです。 ただし、4回切り返すと課題不能で試験中止となりますから注意してください。
  • 左鋭角の方法では右前輪を直接目視できますが、右鋭角の方法では左前輪を直接目視できません。しかし、ハンドルを切ると前輪がタイヤハウスからはみ出るのでミラーで左前輪と路端が確認できます。前輪を見ながら脱輪寸前まで誘導し、最大限に路幅を使って切り返しをしましょう。
  • 出来るだけハンドルの据え切りはしないようにしましょう。

ここでのポイントは、出来るだけ高い位置(鋭角頂点に近いところ)で切り返しすることです。 低い位置ではいくら切り返しても高い位置に上がれないので通過できません。脱輪させて脱出するしかなくなります。

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