オバチャリダ―北の大地を行く2001年夏 3日目 |
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7月19日 (木) 朝食後、宿のお母さん達の 「気をつけてね〜」 の言葉に見送られ、 すぐ目の前にある港に行ってみた。 昨日の船卸しの船がまだあるかも知れない。 船卸し・・・出来あがった船の進水式のようなもので、 派手に飾り付けしてお披露目をすることだそうです。 漁師さんにとって、一生に一度あるかないかの巨額の船の建造ですから、 私達にとっては想像も出来ないくらいの晴れがましいイベントなんでしょうね。 港の中をグルグルと回って、餅蒔きをしたりして、喜びを分かち合う。 港では、もう飾り付けを取り外している最中でした。 ザ〜ンネン!
途中道を間違えて風蓮湖方面に進んでしまいました。 でも、そこで出会ったヤウシュベツ川の景観は息をのむほど美しかった。 この坂の上を左折すれば、R243に出るはず・・・・と登って小さな 【←別海】の標識を見つけ曲がろうとした時、前方に白い車が停まって誰かが立っている。 「オ〜〜イ!」 アレッ! 部長さんじゃないですか〜 、ワーイ♪ 「どしたのぉ〜? 根室じゃなかったのぉ〜?」 「もう疲れたから、根室はカア〜ット!」 別海の郊楽苑がとれたと言うと 「そりゃー良かったね〜♪ あそこはいいとこだよ〜、でも丘の上だよ〜」 「もうこんだけ来りゃー坂には驚きませんよ〜♪」 これから尾岱沼に行くという部長さんと「バイバ〜イ」と別れ、 「この道もいいとこだよ〜」という道を国道を目指して走りはじめました。 アチャー、昨日のお礼を言うのを忘れてしまったぁ・・・・・ ガクッ! この道は農道なんでしょうか、地図には薄い線でしか書かれていません。 でも、6kmの間1台も車が通りませんでした。 大きく深呼吸したくなる、癒し系の道です。 久し振りにちょっと大きい町です。 郵便局でお金を引き出し、郊楽苑への道を曲がります。 左の丘の上にお城のような豪華な建物があります。 近くに居た高校生に聞いてみました。 「そうですよ、あそこですよ。 でも、すっごく登りますよ!」 と自転車と私を見比べている。 「なんとかなるでしょ、大丈夫、大丈夫! どうもありがとう♪」 と心配顔の高校生を安心させて、本日最後の急坂に向います。 べつにぃ〜 ・・・ウンウン・・・ さかぐらいでぇ〜 ・・・ヨッコラ、ヨッコラ・・・ おどろくチャコバンさんじゃぁ〜 ・・・・ゼーゼー・・・・ ござんせんよぉ〜 到着〜、郊楽峠制覇だぁ〜 \(^o^)/ ここは第3セクターがやっているという、超豪華な温泉宿泊施設です。 温泉も立派だし、コインランドリーもあるし、高台にあるから景色も素晴らしい♪ 早速、北海道初の温泉に入って筋肉をほぐし、コインランドリーでお洗濯。 夕食はお部屋でテレビを見ながらいただきました。 今日はステーキも付いてます♪ 今日もアップダウンはありましたけど、昨日ほどではなかったし、ゆっくりのんびり走ったので疲れもそれほどではありません。 温泉が効いたかな〜
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