記事No | : 2112 |
タイトル | : 久遠の釈尊を観たてまつらんと欲す |
投稿日 | : 2013/06/24(Mon) 22:09:31 |
投稿者 | : ぽん州 |
為衆生度故 方便現涅槃 而実不滅度 常住此説法
衆生を度せんが為の故に 方便して涅槃を現ず 而も実には滅度せず 常に此に住して法を説く
一切の苦しむ人をみんな救おうと巧みな手だてを用いて、入滅したりしてみせてたけれども本当は
決して死んだりなんかはしないのだ。いつも この世に住んでいてこうして教えを説いている
質直意柔軟 一心欲見仏 不自惜身命 時我及衆僧 倶出霊鷲山
質直にして意柔軟に 一心に仏を見たてまつらんと欲して 自ら身命を惜まず 時に我及び衆僧 倶に霊鷲山に出ず
柔軟な心をもって ただし あくまでも まっつぐに 只管に 仏を会いたいと願って 身命さへも惜しまないなら
私は、多くの僧をともなって霊鷲山に姿を現す